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2015年2月25日水曜日

レンホーの亡霊?

 面白いことを思いついたからこのブログでやろうやろうと思っているうちに気が付いたら二月も逃げてしまいそうになってますね…

さて、うちの近所では反基地活動家が米軍基地に不法侵入したかどで捕まったり与那国で自衛隊のガメラレーダーに反対する思想のいかがわしいのが、洗脳しやすい高校生や外国人にまで選挙権を与えるという反則技を駆使してまで住民投票をやったにも関わらずあっさり敗れてしまったりといった、これはこれで面白そうな状況が発生しておったわけですが、今回はテクノロジーの話をしようと思います。

かつてレンホーは中共の指示でスパコンの建造を辞めさせるために、ソフトウェアの開発"にも"お金を下さいと言っているサイドの科学者を連れて来て、ソフトウェア"さえ"開発させればハードウェアの能力に頼って力任せで学術問題を解く必要は無いのだと強弁しましたが、当然のようにその嘘を看破されて仕分け反対の署名が殺到するという事態を招きました。
曰く、"計算の手法さえ工夫すれば"同じ学術問題を求解するのにパソコンでも事足りるのだからスパコンは要らんとか何とか。

まあ、その時点で大問題である計算手法の工夫ってやつにどんだけ頭脳の労力が要るのか、そもそも、そういうチートが可能なアルゴリズムが在るのなら、それをパソコンではなくスパコンに入れれば良くねとか突っ込みどころ満載な詭弁であったわけですが。」

しかしながら・・・
それ、どうも今回NECが実現しちゃったみたいです。

正確にはアルゴリズムの改良ではなく半導体の設計変更で実現したという話で、その内容も実際には従来型のコンピュータでは天文学的な時間を掛けてようやく求解出来るとされる量子コンピュータが扱う問題の中でも特に量子アニーリングという特定の一分野しか解けないのですが。

ただし、従来この問題を解くためには、例えばアメリカでこのようなマシンが提案されており、ただ単に大がかりな超電導の装置が必要になるというだけでなく、未だに本当に量子コンピュータとして機能しているのかという点にも疑問が残されているという次第ですんで、これは地味にでかいブレークスルーと言えそうです。