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2014年6月29日日曜日

嘉手納2014

 さて、気を取り直して今回の嘉手納アメリカンフェストの粗筋を説明致しますよ。
それにしても今回は天候に祟られて大変でした
開場三十分前のゲートの様子
既にお客さんが路上駐車して順番待ちしてございます。

見ての通り明らかにミリヲタっぽいおぢさん達がわナンバーの車を停めてフェンス越しに米兵さんと歓談中。
どう見ても基地祭追っかけて全国飛び回ってる強者の方です。
…ちくしょう、うらやましいな!

 ただ、何年か前に来た時は別の所に駐車場が用意されててそこからシャトルバスで入ったんだけどね~
予算の都合なのか何なのか、ちょっと近所迷惑になる形になっちゃってるのが残念です。
駐車場で痛車発見
二両縦列で停めてます。


入口入ってすぐのところでE-3が皿回ししてました。
レドームのアップ
下の部分に小さな円形の固定部があって、ここにかぶさる形になってる円盤が回転する構造であるようです。
内部はキッチンにベッドも備え付けられてて居住性抜群…と思いきや
梅雨明け宣言直後の猛烈な高温多湿の空気が流入した機内で冷房なんぞかけてるもんですから、換気装置から乾いたような湿ったようなおかしな匂いのする霧がシューシュー噴き出して視界劣悪
今となってはレトロフューチャーなイメージを与える冷戦期のハイテク電子機器とスモークのような霧のコラボ…
(出典:エイリアン)
昔そういう状況の恐怖映画があったような…

無論、映画のように変な生き物が機内に乱入する事は無かったのですが
この通り、エアコンの吹き出し口は完全に結露して時折水滴が滴る状態。
…どだい亜熱帯での運用を考慮して設計されとるわけじゃあないんです。
あ、コレはレーダー要員用のインターフェイスね。
揺れる機内じゃマウスもタッチペンも使えないというので、冷戦時代にはこの通りトラックボールで画面上の特定の座標を指定していたようです


 しかしながら、このスモークはある意味映画と同様その後の展開を暗示するモノでした
一通りパトリオットとかの写真を撮って、激烈蒸し暑いからシャーベットでも買おうかと思ってた矢先
猛烈な雨
しまいにゃ突風まで吹いて出店が幟を吹き倒されたり景品を飛ばされたりして北斎漫画みたいになってます

いつぞや台風が接近してる中普天間基地の祭りに行った時がこんな感じでしたっけ…
そんな中、かろうじてリベンジに成功したのがこちらのケバブサンド
こないだ普天間行った時は猛烈タバスコ味かもしれないと警戒して甘口ソースを頼んだ結果、炭火焼チキンにサウザンドレッシング味のソースがかかっていたために、どうも肉の臭みが気になる感じでしたが、今回は中辛を選択。
結果、サウザンドレッシングにスイートチリソースが混ざった味のソースだったんで、臭みが消えていい感じでした。

と言うか、小官はタコライスなんかでスイートチリソースは好物なんだから、そういう事ならそうだともう少し早くね…

あ、でも蒸し暑さとスコールに祟られるばかりでもなかったんですよ。
毎年の事だと言ってしまえば、それまでなんですがこの通り海兵隊や
海軍どころか
航空自衛隊も友情出演してて、たいへん見所の多いイベントでした。
沖縄にゃ数えるほどしか来られない観光客の方にも配慮が行き届いてますね。
…まあ、先月あたりまで飛んでたラプたんは来てないのだけど。

概ね今年はこんな感じでした。

テキサス親父来る!

 今日、嘉手納基地の一般公開へ行ったら道すがら気になるモノを見かけたので別個に記事をUPします。

そうか、ついにトニーじっちゃんが来沖するのか…

天皇皇后両陛下が対馬丸記念館に来た直後のタイミングでコレって、ヘタな外交官よりいい仕事してるのと違うか…

平日なんで小官は見に行けないですが、ただ今後の動きとして当然この件は彼がようつべにUPするところとなりましょう。

あ…待てよ、コレってもしかして招聘してる側が最初からその事考えてて普天間基地のフェンスクリーン作戦とか親父に全世界へ宣伝させようという話なんじゃないのか。

もしもそういう事になったら今ですら平穏な生活を送りたい一般県民から白眼視されてる反基地活動家はどうなっちゃうんでしょうかね。

2014年6月23日月曜日

週刊文春(正確にはその中に入り込んでいるいかがわしい奴ら)がまた性懲りもなく小保方叩きを始めた件

 毎晩のようにダークファルスに襲われるアークスシップですが、この度いかがわしい筋からのF5爆撃を受けてサービス停止に陥っておるようです。

…網軍はダークファルスより強し。
や、あの国の仕業だと断定するわけじゃありませんがね。


 さて、一度触れたネタなのでいつかはやんなきゃならないアフターケアをすると致しましょう。
いかにも左様、基礎的な知識すら弁えてないアホたれに科学者の倫理観についてドヤ顔で語る資格なんぞ与えるから偽証告訴してまで脇の甘い研究者から陥れてやろうという輩が蔓延ってくるのだというお話です。

 この一件に関してある程度名の売れている紙媒体のメディアで積極的に小保方の不正を叩いていたのは週刊文春でした。

しかしながら、本年5月8・15日ゴールデンウィーク特大号にて立花隆と緑慎也…要はSTAP細胞肯定派と批判派という構図で対談記事を出し、ここで大御所である立花隆に

「僕は、あり得ると思っています。あるはずがないと、ドグマティックに言う人もいますが、僕はそういう立場は取らない」

「だいたい発表して二、三カ月で追試に成功できないとしても何ら不思議ではありません。生物系では、さじ加減の要素が大きい実験には、実験者の個人差が結果を左右する場合がかなりある。」

「山中さんはそうやって自分の研究成果に対する批判をはねのけようとしたわけですが、論文を投稿するときに実験の生データを全部つけるというようなことは通常はしません。それなのに、山中さんの先例があるために、小保方さんらに対しても、全部データを出せというような過大な要求がなされているように思えます」

(以上は記事からの抜粋)

…といった具合にやられ、しかも丁度その同じ号の別記事でも報じられている事ですが、全く同時進行的に他ならぬその山中教授に関して小保方の論文ねつ造疑惑が飛び火するという騒動が発生し、これを週刊新潮がすっぱ抜くという事案が発生するに及んで、週刊文春の小保方批判ネタは暫く鳴りをひそめる事になったわけです。


 まあ、小官に言わせれば以前からずっと主張し続けている通り一般的な学術論文の出典・引用の決まりも弁えずに捏造ネタでバカを煽って社会的なムーブメントを起こそうとするような手合いに
"どのような学術論文が正しくて、どういうのが不正なのか"を決定する権利を無償で譲渡するような事をしてしまうから、まごう事なき本物である山中教授の論文ですら不正であると認定されてしまうような基準を恣意的に設定してくれやがったのだというだけの話なんですが。

事実、その種の"尊大なバカ"のメンタリティは現に件の対談記事の中にも既にチラチラ見受けられます。
==========
 立花 一九九九年にTBSで放送された『世紀末・人類最先端スペシャル』という番組の取材で相当長時間取材して、ラボも見せてもらった。当時、バカンティ教授は「耳ネズミ」を作ったことで世界中に知られていました。
 緑 通称バカンティ・マウス。人間の耳を背中に生やした不気味なネズミで、強く記憶に残っています。
 立花 彼は細胞をならべて人工的に生体組織を作るティッシュ・エンジニアリングの創始者の一人なんですよ。ティッシュエンジニアリングから生まれた人工皮膚、人工骨、人口軟骨、人工心筋シートなどは現在、世界中で広く利用されています。
 緑 そんな人がどうして畑違いの幹細胞研究に乗り出したんですか?
==========

これも問題の対談記事の抜粋ですが、まずバカンティマウスを
「マッドサイエンティストの科学的興味きめえWW」みたいな見方をしている時点で、小官はこの緑慎也という"自称"サイエンスジャーナリストに強烈な反感を感じましたね。

そりゃ、最先端のバイオテクノロジーを研究しているラボに中世の異端審問官みたいなチープな倫理観を持ちこめばそりゃそうなるでしょう。

だが、若気の至りで開けたピアス穴が化膿した、あるいは平家の亡霊に奪われた、もしくは水商売の女に与えた
…というような理由で耳介を失った人間に彼の研究がどれだけ希望を与えたか判ってるんですか?
と、小一時間問い詰めたくなるような価値観だと断定せざるを得ません。

もっと言ってしまえば、緑慎也は立花隆に
「バカンティ教授はティッシュ・エンジニアリングの創始者の一人なのだ」
と言われて即座に
「そんな人がどうして"畑違いの幹細胞研究"に乗り出したんですか」
と、打てば響くかのごときレスポンスで頓珍漢な相槌を返しています。

少し調べればこのような資料が出てきて、その中にはばっちりと
==========
前回までのお話で、私たちのからだは60兆個の細胞でできているというお話をしました。また、これら細胞の中には幹細胞といって、自分を増やす能力を持った細胞がいることもお話ししました。そして、実際の私たちのからだは、マトリックスと呼ばれる物質の中に、細胞が入り込んでいる構造をしていることもお話ししました。
そこで両先生は、患者さんの細胞を人工的に増やし、工場で作られたマトリックスとうまく組み合わせることで、からだの組織や臓器を作ることができるのではないかと考えたのです。
==========
こういうくだりが出てきます。

ティッシュエンジニアリングとは何かという事を中学生にも判るように説明する資料の中に、"患者自身の幹細胞を培養して"移植用の臓器を作り出す技術の事をティッシュエンジニアリングと言うのだと明記されているのです。

…だけど、緑慎也に言わせりゃティッシュエンジニアリングと幹細胞研究は畑違い。
繰り返します、"緑慎也に言わせれば"幹細胞を利用するティッシュエンジニアリングは幹細胞研究とは専攻分野が違うそうです。

判らない事は知ったかぶりせず、素直に判らないと言うか、華麗にスル―すれば恥をかかないモノを、ドヤ顔でこんな事言っちゃう。
そんな物書きは"自称"と前置詞を置いてもサイエンスジャーナリストを名乗らせるべきではないと思いますね。


 …細かい記事の内容の批判に立ち入ったためにいささか論点がボケてしまいましたが、つまりはこういう低俗な物書きがサイエンスジャーナリストの世界じゃ大御所である立花隆に
「それなのに、山中さんの先例があるために、小保方さんらに対しても、全部データを出せというような過大な要求がなされているように思えます。」

と、遠まわしに窘められ、更には自分が小保方を裁いていた物差しで他人が他ならぬ山中教授を測ってみたらアウトだったために、これはもしかして物差しの方が間違っているんじゃねーのという事を炙り出されそうになって逃走こいたというのが先月までのお話だったわけです。


 が、結局反省したつもりは更々無かったらしい。
…ああ、念のため申し上げておきますが、緑慎也個人だけだというわけではありませんよ?
今回は週刊文春の編集部に居る緑慎也とポジションを同じくする不特定多数のライターがまた性懲りもなく下らない小保方批判を再開しやがったという話です。

6月19日号の記事はこう

告発スクープ処分決定直前理研が本誌に情報公開!小保方晴子さんと笹井教授研究費年間6億円の使い途


…論文の査読もマトモにできないから領収書の査読ですかそうですか。

そもそも、しょっぱなの段階で
==========
「STAP細胞はありまぁす!」と会見で叫んだ彼女は、なぜ翻意したのか。
==========
などと、どこぞの2ちゃんねらー丸出しな文言を書く時点で記者の品性が透けて見えるわけなんですが。

で、その内容はと言えば理研が公開した文書は黒塗りばかりで研究費の使い道の全容は把握できないと書いてある同じページで"マウスなどの購入記録はない"とやっちゃうレベル。
理研OBから聞いた話ですがと前置きしつつ、
「テクニカルスタッフというのは実験助手ですが、普通は口コミで採用するもの。業界誌に広告を打ったとしても、一回数千円から数万円です」

…基礎的な知識と技量さえあれば勤まるお仕事が、口コミでしか採用してないとかむしろその方が制度的に拙いんじゃないですか?
って言うか、小官はバークレイズコートに置いてある求人誌で過去に何度か恩納村の大学院大学の求人を見た記憶があるのですが。

今ぱっと調べただけでも
とか
という求人が普通に引っかかって来るんですけど、週刊文春の記者の知り合いの理研OBって一体どこの何者なんでしょうね?

で、こういうレベルのしょーもない話を仰々しく書き立てておいて締めくくりが
==========
 理研は近日中に小保方氏と笹井氏に対して処分を発表する。だが、でたらめな実験に投じられた血税はかえってこないのだ。
==========
コレですよ。

…だったら、あんたらの垂れ流すデマを否定するためにウソが書いてある週刊誌を資料として買わされた小官は一体何になるんでしょうね?

で、こういう連中に言いたい放題言わせておくとどうなるか?


 理研"の"改革委員会とかいうこれまたどうも胡散臭い組織がしゃしゃり出てきて、小保方一人の不正を口実に紛れもない本物であるiPS細胞の研究まで一網打尽的にぶっ潰してしまえとか言い出す始末。
「理研改革委員会」というのではなく、「理研"の"改革委員会」。
こういう言葉遊びを好むという時点でまず思想的におかしな人達の匂いがしますし、更には組織改革のためには解体だと強烈な極論をぶち上げてるくせに、その"提言"とやらには法的拘束力は無いのだとか。
どうもスパコン仕分けみたいな臭いがしますな?

…あたしゃ、むしろ日本に再生医療の研究をやらせたくないああいった連中が今回の一連の騒ぎを引き起こした張本人じゃねーのかと思いますがね。

2014年6月8日日曜日

普天間のお祭り

 以前からアレげな政治運動をしていた事で有名な屋良朝助氏がツィッターで盛大に釣れたようです。

…あんなん、きょうびみずぽですらようやらんで。

それはさておき、今日は普天間基地の一般公開に行って来たので新しいデジカメの公試も兼ねて写真をアップするですよ。
ちょっと早く着きすぎたかと思いきや、開場45分前にしてこの車列
以前からこのイベント行くとき気になってた史跡。

むかーしむかしの事じゃった~、このあたりには化け猫が出て
「ねこちゃん、ねこちゃん!」
とたぶらかされた子供たちを神隠しにしたので怒った村の男が懲らしめて云々みたいな事が書いてあります
今年はじめて中に行きましたが、このどこにでもありそうな拝所がマヤーガマ洞穴だそうです。
・・・蛇足ですが

車で来た人以外は基地内の会場へシャトルバスで行くのですが、今年は面白いポスターが張られていました
原付バイクにブルーインパルスの塗装をしてパフォーマンスをするのは自衛隊くらいかと思っておりましたが、どうも在日米軍にもそういう感性が流れ込んでいるらしい
以前の一般公開ではあまりこういうのを見た記憶は無かったんですが、自衛隊の航空祭のように機種名とスペックデータを書いた立て看板が掲示されていました。
スペックデータのみならず、どこで活躍しましたという事も日本語と英語で書かれております
ただ、マスコミに叩かれている機種を擁護するという立場なのか、それとも単に予算が不足していて軍ヲタ好みの資料を十分に用意する事ができなかったのか、同様の掲示物があったのはスーパースタリオンの他ではこのオスプレイ用の資料のみでした。

それにしたってこのオスプレイ人気
機内を通り抜けて写真を撮って来るだけでこの行列
琉球朝日放送の取材班がインタビューしに来てました
でも、関係者向けの公開が昨日で今日は一般向けの公開日だった筈なんですが・・・

それはさておき、去年気付いたんだがデジカメの不調できちんと撮れなかったオスプレイの細部
お判り頂けるでしょうか?
座席に腰掛けると丁度頭上になる位置を断熱されたパイプが通っており、それが各乗組員の首筋にあたる位置に45度のエルボーを介して開口しています。

これはおそらく航続距離が長いオスプレイの中に長時間押し込められる搭乗員のために、少しでも居住性を向上させるために設置されたエアコンだと思われます。
なまじ判り易いだけに却って謎が深まるのがこの表示
57°と明記された矢印が機体に記入されており
この通り、反対側のサイドにも同様の矢印が入っています。」

当初、オスプレイが翼を畳む時に、主翼がこの位置から捻じれるように機体と平行になってコンパクトに纏まるギミックになっている事から、当然の事ながら、57度回るという表示だと思ったのですが、以前テレビでオスプレイが翼を畳んだ様子を見た時には、もっと大きく90度近くまで回っていたのを見た記憶があったので、
「なーんか変だなぁ」
という感じが否めなかったのです。

ネットで同好の士にこれを聞いたところ、
「主翼の前の部分の出っ張りが翼を畳んだ時に57インチ出るって意味じゃねーの?」
と仰っておられたのですが、この通り反対側の位置にも執拗に57度と表記されていて、どうも角度を示している表示にしか見えません。

・・・もしかして、輸送艦にぎゅうぎゅうに押し込む時以外は格納庫で翼を畳む時も57度までしか回してはいけませんという意味なんでしょうか?
あんま、そんなにマニアックな所ばかり見せられてもなんでしょうから、申し訳程度にみんな見たいであろう操縦席の写真
こちらのスーパースタリオンの操縦席と比較すると、新型機だけあってオスプレイのコックピットはタッチパネルでいっぱいになっている様が見て取れます。

・・・実物を見ると、パズドラにハマったおっさんのアイパッドの如く指紋でいっぱいなので案外汚い印象を受けますが。

そして、米軍基地の一般公開と言えば屋台
毎度の事ながら、アメリカ人は肉を焼くときに盛大に煙を出します。
これを見る度にダディクールのコピペを想起する小官は、軍ヲタよりもねらーとしての性質の方が強いのでしょう。

最近は専らEVEオンラインとPSO2ばっかりで、このブログを書くのも億劫になっていますが。

近年の基地祭マイブーム、ファンネルケーキ
この店、嘉手納にも来てるんですがこのおじいさんは老朽化で壊れるのか、何度か改装されているようなのです。
・・・でも、お子様ランチのピラフじゃないんだから国旗の棒でベトベトのケーキ生地を混ぜ混ぜするのはヤメテ!
 今回、ハタと思い立ってケバブに手を出しました。
ソースが甘口・中辛・辛口とあったので、警戒して甘口を選んだところ、たしかにお肉自体はカリカリしてて美味しかったのですが、なんか臭みが気になる。
・・・どうもケバブとは、食感を極めた調理法の副作用としてどうしても発生してしまう生肉の臭みを香辛料で消して食べるという料理であるようです。
こちらのお店は基本基地とは接点のない方が原価の安い焼き鳥をメインに基地祭向けに大量のお肉を売るという方向性のビジネスモデルであるようですが、品書きの高カロリー、メガ盛りはいいとして
「しにやばい」
・・・なにそれこわい。
こちらは正反対の事例。
ガールスカウトがクッキー売ってましたよ。
一箱四百円と言うと、結構高いように思いますが、何しろお祭りなのでファンネルケーキは六百円、ケバブは五百円という具合にインフレした中で実は善良な商売だったりします。
 最後におまけ
ハリアーのエンヂンを正面から覗きこんだところ、ファンブレードにイミフな細かい文字が書かれてるのを見つけましたよ。

まあ、本当に落書きなのではなくて整備する人達がファンブレードを一枚ずつ管理するために書き込んだモノっぽいですが。

とりあえず、今年の普天間はこんな感じでありました。

2014年5月11日日曜日

死んだと思ってない?

 長い事更新してなくて、申し訳ありません。

韓国の船が転覆したり、小保方が露骨なトカゲの尻尾切りされたところ、図に乗った小保方批判派が攻撃対象を広げたために騒動が理研全体に飛び火するなど、ネタになりそうな騒動の種は尽きないのですが、なんせお仕事とネトゲが忙しくて、更にはブログを書くモチベーションもこのところ下がり気味という次第ですんで、あと半年くらいは月刊状態だと思います。

それでは。

2014年4月8日火曜日

コピペ疑惑の結論

 前回も触れた小保方論文よりそれを批判してる連中の方がいかがわしい事を言ってやがるぜという話ですが、このほど調査委員会の報告があったようです。

 で、小官はその記事の内容をただ報告するというわけにもいかんので、まずこちらの引用を読んでいただきます。

====================
 他人の論文を引用の記載なくほぼ丸ごとコピーした疑いと、その文章の一部が実際の実験手順と異なっていた点については「不正に当たらない」と判断した。小保方氏は論文内で41の引用論文の出典を明らかにしており、出典が書かれていないのは1カ所のみであること、記載内容の実験手順が一般的で、手法が多くの研究室で共通であることなどを理由にあげている。
====================

はい、これで一つ確定しましたね?
以前小官が叩いた通り、コピペ疑惑は明らかに事実無根の中傷でしかなかったわけです。

調査委員会の出した結論は
"小保方氏は論文内で41の引用論文の出典を明らかにしており、出典が書かれていないのは1カ所のみであること、記載内容の実験手順が一般的で、手法が多くの研究室で共通であること"
これが事実です。

つまり、例えば件の記事で取り上げられた小保方氏が剽窃を行ったとバカッターで主張している@JuuichiJigen氏のごとき行為は、明らかに根拠の無い嘘で他者を批判する中傷行為に相当するわけです。

…と言うか、もっと言ってしまえばこの人物に関しては、彼が証拠と称してネットにアップしたPDFファイルは
この通りのクオリティ。

見た感じ明らかに一次資料の紙の論文をドキュメントスキャナーか何かで電子化したデータです。
ここから当然の事ながら、問題の人物は紙に印刷された小保方氏の博士論文を見て、そこに引用・出典元が明記されているのを知っていたか、或いは知らずに一部分だけを切り取って来て剽窃だと決めつけて騒いだ可能性が濃厚だとしか考え得ません。

そして、後者のシナリオを想定すると、そんな事に気付かないほど知的レベルの低い人間が根性だけでネット上の英文資料の中からひと月足らずで該当する物を発掘してきたという話になってしまいます。
そんな想定をするくらいなら、むしろ最初から論文に書かれていた出典・引用元へグーグル先生で辿り着いて論文の内容と比較した上で、自分は元の論文に明記されていた出典の情報を隠蔽しておきながら、さもさも状況証拠めかして引用箇所をアップして、内容が同じだから剽窃だと喚き立てるというバカ発見器ユーザーに相応しい売名行為を行ったと考えた方が自然です。


 以上の事実について、当然っちゃ当然ですが
「どうせ隠蔽する身内の理研の調査委員会の仕事なんて信用できるか!」
という反論はふつーに想定されます。

なにしろ、この判定で今までコピペだ不正だと踊り狂ってた人達はまるごと梯子を外された形になってしまったわけですから。

 まあ、梯子を外されたからと言って、その人達が世間一般のレベルから飛びぬけてアホであったと結論付けるのはさすがに酷ですけどね。

たとえば週刊文春ですら3月27日号の29ページで
====================
「ウィキのコピペですが、何か?」あなたの会社の小保方さん
「お前らみたいな若い世代って、コピペとか普通にやっちゃうんだろ?」
 デスクにそう言われ、実態を取材するよう命じられた小誌記者(二十代後半)。
最初に断っておきますが、コピペで記事を書いたことはありませんよ!
====================
と、やっちゃってるレベルなんですから。


しかしながら、実際にはこの調査委員会の報告はもっと小保方氏に厳しいモノなのです。

 例えば、指摘されていた別の論文の画像を使い回していた件ですが

これについて小保方・笹井サイドは2月の時点で既に誤った画像を掲載したとして差し替えの申し出を行っており、理研の調査委員会にあらためて正しい方の画像を渡したと主張しておりますが、理研サイドは当人たちがケアレスミスだと主張していても一度キャプションの内容とは異なる画像が掲載された以上は、差し替え用に提出された画像の来歴も信頼できないという事でねつ造だと断定しています。

ただ、その割には三年間の実験ノートが二冊しか無いと言いながら、ならば常識的に考えて実験データの大半が保管されていたと考えられる小保方のパソコンの中身を調査してないなんて体たらくだったりするわけですが。

 しかし、曲がりなりにも理研の人間だという事は科学者でもあるわけなのですから、本当なら初動の段階でパソコンを見逃したために検証が不可能になってしまったという自らの落ち度も認めた上で、心証はともかく純粋論理に基づいて、
"本物だという証拠も偽物だという証拠も無い状態では真贋の判定ができない"と結論付けるべきケースだったと思います。

ただ、それを正直に言ってしまったらここぞとばかりにマスコミの集中砲火を受けた公算が髙いですが。

そこで、重要な一次資料は全て紙媒体に違いないという年寄りの思い込み故に今度は自分達の方がポカをやらかしたのを誤魔化したいという下心があるのかは知りませんが、真贋の判らないデータを心証に基づいてクロと決め付けているわけですね。

事実、論理のそこの部分に穴があるが故に、当の小保方氏のサイドからは
「正しい方の画像を提出したのに、ねつ造と決め付けられるなんて心外だ」
と、不服の申し立てが出てますし、またネットでは更に踏み込んで理研が組織ぐるみで行ったねつ造を、小保方一人をクビにしてトカゲの尻尾切りで解決しようとしているに違いないという趣旨の憶測が飛んでいるようです。

 まあ、そりゃそうでしょうよ。
小保方にパソコンの提出を求めたところ、氏はパソコンからハードディスクを抜き取ってモリモリ食べてしまった
…というような事実があるのならともかく、自分達の犯したミスの結果、差し替え用に提出された画像の真贋も判定できない状況に自分達を追い込んでしまうレベルでは、調査委員会の方も説明責任を果たしていないと批判にさらされるのは仕方の無い事です。

 そして、泳動画像の切り貼りの件については
理研は元にした画像に不正がなく、また、データの見栄えをよくするために行った事であっても、
"切り貼りをした事自体がまず不正である"という結論を出しています。
ちなみに、この件に関しての小保方氏の釈明は
====================
Figure1i から得られる結果は、元データをそのまま掲載した場合に得られる結果と何も変わりません。そもそも、改ざんをするメリットは何もなく、改ざんの意図を持って、Figure1i を作成する必要は全くありませんでした。見やすい写真を示したいという考えから Figure1i を掲載したにすぎません。
====================
というものだったりします。

つまり、この赤丸で囲ったGel1の画像が大元のSTAP細胞の泳動データであるという点については、理研の調査委員会も小保方氏と全く同じ主張をしているのです。

また、以前うちの記事で触れたとおり、このGel1自体がリンパ球とES細胞を混ぜた試料をリンパ球から作成したSTAP細胞と称して泳動に掛けるという、学生レベルで可能なトリック画像によるねつ造データであると仮定するなら、仮に見栄えの良い画像を入手したい場合、普通は単純にまた同じ事をやって状態のよいゲルの写真を撮ればいいだけなので、ここでそもそも長さの合わないリンパ球の画像データを間に挿入するような加工をしてまで既存の画像の見栄えを良くする必然性が無いのです。

従ってこのケースに関しては、状況証拠を考える限りGel1は本物である可能性の方が髙いが、その画像に現れているデータを判り易くするために隣にリンパ球の泳動写真を並べただけだと主張する小保方サイドに対して、切り貼り自体が不正だというのが理研の認識なわけです。


 さて、ここで改めて本題に戻りますが、組織へも責任追及の手が及ぶのを避けたいという思惑でもあるのか、むしろ厳しすぎるくらいの基準で小保方の仕事内容を調査してる理研ですら、引用・出典明記の上なのだからこれは不正盗用には当たらないと判断せざるを得なかったケースについて、御大層な文章比較ソフトまで持ち出して来て剽窃だと喚き立てただれかさん達は、掲載画像の真贋に論点を逸らす前に、まず過去の自分達の言行に一旦ケジメってものを付けるべきなんではないでしょうか?

2014年3月31日月曜日

小保方論文ねつ造疑惑のねつ造疑惑

 あんまりボサっとしてると月が変わってしまうので、以前予告した小保方論文の内容よりそれを批判してる輩の方がよっぽど胡散臭い事言ってやがるぜという話をします。

なんかね、あれから時間が経てば経つほど論文自体の内容とは関係ない人格攻撃じみたゲスいネタばかり増えてくるんで、批判する側が何を言ってるのかという事をググるだけでも一苦労なのですが…
今回は任意に選んだこのブログで、不自然な点として触れられている批判内容について、ツッコミを入れたいと思います。

 ただし、誤解しないでいただきたいのですが、小官がコレを選んだのは問題のブログの主に何か含むところがあるからではなく、このブログは小保方論文の問題点として巷間で指摘された複数の事案についてある程度よく纏められているので参考資料として有力だと見做したが故に引き合いに出したまでです。
あくまでも、これらのネタ(の中でも特に一部の酷い科学音痴が露見してる件)に関して、ああいうレベルの低い批判をした事に対する責めは、問題のブログとは関係の無いどこぞの誰かさんが負うべきです。


 さて、ここで問題点を判り易くするために、少し喩え噺をしましょう。
以下の画像は小官が適当にネットから拾ってきたものです。
加工の準備のために画像のファイル形式を少々弄ったために、解像度とか色々と悲惨なことになってますが、これは某吉野家に並ぶ人の列です。
見ての通り、画のど真ん中で白いチノパンの兄ちゃんが前の人に遠慮して列の間隔を開けているために、繁盛してる割にはなんか寂しい感じを醸し出しています。

これでは少々見苦しいので、この隙間に適当な人物をコピペして客の入り具合を盛ってみましょう。
ただし、そのままの画像を張り付けても普通に見破られるので
"向きを変えて"張り付けてあげます。
どや、この違和感

みんな画像の左側にある入口に向かっている中で、一人だけスマホ持ったタンクトップの兄ちゃんが右側を向いて突っ立ってる事で、向きを変えてコピペだと気付かれないようにした筈が逆に違和感を醸し出して合成画像である事が判り易くなっています。

…そんな下手な事するくらいなら素直に
こうやって向きを変えずに張り付けた方がまだマシですよね。
これでもまだ画像の右端を見ればコピー元の兄ちゃんの存在に気付くレベルですが。
つまり、一般常識として画像をねつ造しようという場合、皆同じ方向を向いている筈のモノに向きを変えた画像を混ぜて張り付けても逆に違和感が増すだけなのです。


 と、いう事を踏まえて頂いた上でこちらの画像捏造疑惑について。
この画像はおそらく電気泳動にかけたDNAのバンドを一部切りとってきたモノだと思われます。
理系ではない方のためにかいつまんで説明致しますと、DNAの電気泳動とは要するに生物から取り出して培養した遺伝子を精製した寒天の中に染み込ませ、電圧をかけて移動させる操作の事です。

ご存じの通り、生物の遺伝物質であるDNAは細長い鎖状の分子です。
で、これが寒天の分子のナノサイズの立体的な網目をくぐり抜けて移動しようとする場合、短いDNAは比較的抵抗なく移動できるのに対して、長いDNAは頻繁に寒天の分子に引っかかるために中々移動できません。
この違いを利用してDNAを分子量ごとに分けるのが電気泳動。
…分析したい試料の隣りのコースからあらかじめ分子量の判っている合成したDNAを流してやれば、画像を比較することで資料に含まれているDNAが何百塩基対であるかという事を推定する事もできます。

 で、この泳動バンドというモノは皆同じ方向を向くモノなのか、って言うかそもそもこいつには前と後ろがあるのか?
…残念ながらDNAの電気泳動という操作を知っている人間にとっては
"両方ともイエス"が答えなのです。

本来的には、以下の画像のように上から下へと泳動させたDNAが塩基対ごとに綺麗な横棒になって分かれてくるのが理想的な状態です。

しかしながら実際の現場ではこうなったり
あるいはこんな具合で
ほとんどの場合はちょうど水中に垂らしたインクのように尾を引いて移動していく様子が観察されます。
…例によってこれらの画像もネットから拾ってきた実験機材のメーカーさんの画像だったり、学生実験で実際にDNAを泳動した画像ですが。

 さて、ここで上に尾を引いて下向きに移動していく泳動バンドの中に下へ尾を引く…明らかに下から上へと移動した形跡が見られる一群のバンドが混ざっていたら、一体どういう風に見えますか?

もう判りますね?
DNAの電気泳動という操作を少しでもやった事のある人間なら、論文の資料を画像を切り貼りしてでっち上げようという場合、いくら元の画像が不鮮明だからといって
"画像を切り貼りした不自然さを隠すために泳動バンドの上下を入れ替える"なんて間抜けな偽装を思いつくとは考えにくいのです。

そんな事するくらいなら、向きをそのまんまにして画像の明るさを変えて切り貼りするとか、研究室のパソコンの中に残っている以前の論文でボツにした写真とかを使った方がよっぱどバレにくいってもんです。

…と言うか、他の画像については実際に以前この研究者がやった別の論文の写真を断りなく内部流用した件が指摘されているんですから、もしも意図的な捏造なら泳動バンドの画像についてもいちいち加工せずに没ネタを発掘して来た方がはるかに簡単でバレにくかったのではないでしょうか?

 ゆえにこの件に関しては、何かの手違いで実際に過去の論文に使ったデータを内部流用した筈が、泳動バンドの方向が逆さになっていたというような間抜け過ぎるミスがあったというようなケースでも想定しない限り
「そんな馬鹿な言い掛かりを付ける人の頭の中身の方が明らかにおかしい」
これでFAになってしまうケースだと言えます。



 次にこちらの泳動バンドを切り貼りしたとされる件
 あらかじめ説明しておきますと、この画像はリンパ球からSTAP細胞を作製するのに成功した根拠として提示されたもので、右側のレーン4と5に流したSTAP細胞のDNAにリンパ球の特徴と万能細胞の特徴の両方が現れているというものです。
で、中央のレーン3のリンパ球の泳動バンドが他の映像から切り貼りされたものであるとの指摘を受けて、理研はES細胞を流したレーン1.2をレーン4.5と共に縦方向に伸ばして長さを合わせた上で、両者の間にレーン3を張り付けた事を認めたそうです。

当然の事ながら、このような論文の読者に誤解を与えるような加工はネイチャー誌の規約違反です。

ただ、問題になるのはコレが加工された画像だからといって、即座にSTAP細胞がねつ造であるという証拠には直結しないという点です。

というのも、小保方の研究グループはそもそもDNAの電気泳動装置を自由に使える立場にあるので、最初からありもしないSTAP細胞の証拠をねつ造しようと思えば、普通にレーン1.2にES細胞、レーン3にリンパ球、そしてレーン4と5にはSTAP細胞のモノだと称して両方を混ぜたDNAを入れて流してしまえば、わざわざ指摘されるような画像加工の跡を残さずとも、一枚のゲルの上に同じような泳動バンドを作り出して証拠をねつ造してしまえるのです。

 これに併せて、問題の画像が当初はSTAP細胞が体性幹細胞の誤認ではない証拠集めのために撮影されたという背景を考えると、本来は幹細胞とだけ比較してリンパ球由来の遺伝子を持っていることを示そうとした画像について、リンパ球の遺伝子との比較ができない事を指導教官や同僚から指摘されたために、リンパ球の泳動画像をあとから追加したと考える方が自然ではないでしょうか?

…当然の事ながら、ありもしないものを見せようと最初から偽物の画像を作ったのであれば、同じ事をもう一度やればいいだけの話で、こんなバイオ系なら学生にだって捏造できるレベルのトリック映像を作るためにいちいち画像を切り貼りするような二度手間を掛ける必然性は無いと考えられます。

従って、コレは以前から言われている通り、盛ったのは事実としても100%完全にウソだと決めつけるのはさすがに論理の飛躍だよねとしか言わざるを得ないネタです。



 で、めんどいんでコレで最後にしますがGFPが発現したとされる画像について、比較対象とされている何の操作も受けていない細胞の画像が画像処理ソフトで信号の強度を上げてやると、赤い細胞らしきものが見えるという話も指摘されています。
ニュートンの記事を読めば判りますが、このGFPというのは緑色の蛍光を発する蛋白質で、実験対象にしたマウスは細胞が多能性を発揮した場合、細胞自体がこのGFPを生産し始めるために紫外線を当てると緑色に光るように遺伝子操作が施されている実験用のマウスです。

要するに、この遺伝子操作を受けたマウスの細胞は普通の状態では光らず、万能細胞に変化した時だけ紫外線を受けて緑色に光るという性質を持っているわけです。

 という事は、どういう事か?
蛍光顕微鏡の画像で比較対象に"赤く光る細胞のようなもの"が写っていたからと言って、それが刺激を受けなかった細胞まで万能細胞に変化したという証拠にはなりません。
重ねて申し上げるようですが、GFPは"緑色に光る物質"なのですから。

この件に関して、批判者のサイドは右側のGFPが発現してる写真とは異なり、左側の対照群の写真には全体的に赤い光が写り込んでいる事から、対照群の写真には赤色のフィルターを使って緑の光を消す隠蔽工作が行われていると主張しているようですが…

そもそも蛍光顕微鏡というのは、通常の光源とブラックライトを切り替えることで観察対象の発する蛍光を観察するという機材です。
つまり、小保方サイドが不正な画像をねつ造するために左側の写真を真っ暗にしたいと考えれば、わざわざフィルターなぞ使わず、手っ取り早く通常光源もブラックライトも消した状態で写真を撮ってしまえばいいだけの話なのです。

 さらに突っ込んで申し上げましょう。
この件に関しては、問題のブログの筆者自身が(おそらく本人は良かれと思って)捏造疑惑の指摘者よりさらに明度とコントラストを増強した画像を掲載していますが、奇しくもこの画像にきわめて重要な判断材料が現れています。
注目して頂きたいのは、対照群の画像の背景に写り込んでいる赤い光に全体的に砂嵐のようなノイズが入り込んでいるという点です。
あらかじめ他の可能性を潰しておきますと、特徴的なタイル状のパターンが現れていない事から、これはかの有名なブロックノイズというやつではありません。
では、デジタル画像に極端な画像強化を施した結果として量子化ノイズが増幅されたのか?
しかし、同じ処理を施されている筈の右側の画像は
全体的に白飛びしてるものの、同様のノイズは現れていません。

従って、こいつの正体はショットノイズである可能性が極めて高いです。

詳しく説明すると量子力学や確率論の初歩に触れる必要があるのですが、要は携帯や旧式のデジカメ等で例えば夜景のような極端に暗い場所の写真を撮った場合にお目にかかる、画面がブツブツと荒れるアレです。

つまり、この種のノイズが発生しているという時点で、左下にある赤っぽい写真を撮った時には、CCDカメラ自体が光の存在は認識できても光の強度は正確に把握できないという極端に光量の少ない状況であったという証拠になりうるわけです。

他方、右側の画像にそれが現れていないという事は、操作を受けた細胞がこれとは対照的にショットノイズが入り込む余地もないほど大きな光量で光っているという事を暗示します。

 加えて申し上げますと、いくら十分な光量で光るとはいえ観察する対象は針の先より小さい細胞です。
そうでなくとも、紫外線で照らして可視光線で光っているモノを観察しようという時に、外部から太陽や蛍光灯の光が入り込むと困るので、一般的に蛍光顕微鏡は可能な限り観察の邪魔になるような可視光が存在しない場所で運用するのが望ましいとされます。

ただ、だからと言って本当に可視光が全くない部屋で実験をするわけにもいかないので、実際には
このような暗室と呼ばれる部屋で使用する事になります。

まあ、対象となる物質の種類によって何色の可視光が有害になるかという点は変わってくるのですが、幸いなことにGFPは"緑色の蛍光を発する物質"なので、この暗室で使用されているような写真現像用の薄暗い赤ライトであれば、仮に乱反射によってカメラの中に有害光線が迷い込んでも、GFPが発する緑色の光とは容易に区別できると考えられます。
…ここまで申し上げればもうお分かりですよね、問題の画像に写り込んでいる赤い光の正体が。


 無論、何度も申し上げている通り、小官は小保方論文の内容に"全く瑕疵が無い"とまでは言いません。
しかしながら、その論文の問題点として挙げられてる疑惑に以上のような、むしろ批判する側の素養のレベルを疑わさせずにはいられないケースが散見され、更には、結局論文の内容でガチンコ批判できるネタが枯渇したと見え、ゲスい人格攻撃に走り始めた近況を見ると、結局小官のような人間としては
「基礎的な知識も無い人間が正義の守護者を気取っても、自分の知的レベルの限界を露呈するだけですよ?」
としか、申し上げようがないわけです。