来年の消費増税が決まりましたね・・・
アレほど露骨に内需にダメージを与えるものは無いんだから、正味の話オリンピックまでは控えてほしかったんですが、まあ大方IMFあたりが増税しないとゴニョゴニョと圧力を掛けてきたんでしょうよ。
実際にゃ日本政府の方がそのIMFに大量に金を貸してる立場だと聞くんで非常に胡散臭く思うのですが。
さて、小官は某アニメ監督が12月に公開される永遠の0を嘘八百の戦争賛美云々と批判したという話を聞いたので、コンビニに陳列されていたのを入手して一通り目を通してみましたよ。
で、結論を申し上げると殆ど史実や実在の戦争経験者の証言を元に構築された世界観・・・というかあの種の史料のコピペそのものの中に宮部久蔵という架空の戦闘機乗りを放り込んだだけの話を嘘八百とはちょっと酷すぎるんじゃないのかと。
むしろ逆に、「妻が居るので死ねません」と言い続けたのに結局特攻で死ぬ羽目になってしまった戦闘機乗りの話とか、本来は高畑勲あたりが反戦アニメにするレベルだろと。
・・・が、話が佳境に入るあたりで見つけてしまったんですねぇ、この辺があの種のおかしなイデオロギーに凝り固まった人達の検閲対象になったんじゃないのかって箇所を。
以下長文(かさ増しできてラッキー)になりますが抜粋
===================
テーブルに座って注文を終えた時、姉がやって来た、ところが驚いたことに、姉の隣に高山がいた。
「高山さんも、ぜひ武田さんのお話をお聞きしたいというのですが、同席させてもよろしいでしょうか?」
武田はそれには答えず、ぼくの方を見た。
「困るよ、お姉さん。これは個人的な話なんだから。高山さんは関係ない」
姉は困ったような顔をした。しかしいくら姉が頼んでもここは曲げられない。
「まあ、いいでしょう。お座りなさい。」
武田が言った
「恐れ入ります」
高山は丁寧に頭を下げると、テーブルに着いた。そして名刺を武田に渡して自己紹介した。
「新聞記者ですか」
武田は名刺を見て呟くように言った。その顔がちらりと曇った。
「今日は取材ではありません。あくまで個人的なお話に同席させていただくということで、よろしくお願いします。」
高山は深々と頭を下げた。武田は黙って頷いた。
ちょうど飲み物が運ばれてきた。
「話はのちほど、ゆっくりと部屋でしましょう」
武田の言葉に、高山と姉もそれぞれウェイターに飲み物を注文した。
「ただし、電話でも申し上げましたが、私自身のこと、それと特攻のことは話しませんよ。話すのはあくまで宮部久蔵氏の思い出についてです」
武田は紅茶にミルクを注ぎながら言った。
突然、高山が口を開いた。
「なぜ、特攻のことを話されないのですか?」
武田は高山を見た。
「私は武田さんが元特攻隊員であったということに大きな関心を持っています」
「私は特攻隊員ではない。特攻要員だったに過ぎない。特攻隊員とは特攻隊に選ばれた者です」
「僭越ですが、私は武田さんのような方が特攻の体験を語ることは、大変貴重なことと思います」
「特攻の体験は語りたくない。特にあなたには」
「なぜですか?」
高山は大きく息を吐くと、高山の顔を見据えて言った。
「私はあなたの新聞社を信用していないからだ」
高山の表情が強ばった。
「あなたの新聞社は戦後変節して人気を勝ち取った。戦前のすべてを否定して、大衆に迎合した。そして人々から愛国心を奪った」
「戦前の過ちを検証し、戦争と軍隊を否定したのです。そして人々の誤った愛国心を正しました。平和のために」
「軽々しく平和という言葉を持ち出さないで貰いたい」
武田の言葉に、高山は表情を変えた。
しばしの重苦しい沈黙の後、高山は言った
「一つ質問させてください。特攻隊員は特攻要員から選ばれるのですか?」
「そうだ」
「特攻要員は志願ですね?」
「そういう形をとっていた」
「すると、武田さんも志願されたのですね?」
武田はそれには答えず、紅茶のカップを口に運んだ。
「ということは、あなたにも、熱烈な愛国者だった時代があったということですね?」
武田のカップを持つ手が止まった。高山はかまわず続けた
「あなたは戦後立派な企業戦士となられましたが、そんなあなたでさえ、愛国者であった時代があったということが、私には大変興味があります。あの時代は、あなたのような人でさえそうだったように、すべての国民が洗脳されていたのですね」
武田はカップを皿に戻した。スプーンとぶつかって派手な音を立てた。
「私は愛国者だったが、洗脳はされていない。死んでいった仲間たちもそうだ」
「私は特攻隊員が一時的な洗脳を受けていたと思っています。それは彼らのせいではなく、あの時代のせいであり、軍部のせいです。しかし戦後、その洗脳は解けたと思っています。だからこそ、戦後日本は民主主義になり、あれだけの復興を遂げたと思っています」
武田は小さな声で「何と言うことだ」と呟いた。
高山は畳みかけるように言った。
「私は特攻はテロだと思っています。あえて言うなら、特攻隊員は一種のテロリストだったのです。それは彼らの残した遺書を読めばわかります。彼らは国のために命を捨てることを嘆くよりも、むしろ誇りに思っていたのです。国のために尽くし、国のために散ることを。そのには、一種のヒロイズムさえ読み取れました」
「黙れ!」
いきなり武田は怒鳴った。ウェイターが驚いて振り返った。
「わかったようなことを言うな!我々は洗脳などされておらんわ」
「しかし、特攻隊員の遺書を読めば、殉教的精神は明らかだと思いますが」
「馬鹿者!あの遺書が特攻隊員の本心だと思うのか」
武田は怒りで顔をまっかにさせた。周囲の人がこちらを見たが、武田はまったく気にしなかった。
「当時の手紙類の多くは、上官の検閲があった。時には日記や遺書さえもだ。戦争や軍部に批判的な文章は許されなかった。また軍人にあるまじき弱々しい事を書くことも許されなかったのだ。特攻隊員たちは、そんな厳しい制約の中で、行間に思いを込めて書いたのだ。それは読む者が読めば読み取れるものだ。報国だとか忠孝だとかいう言葉にだまされるな。喜んで死ぬと書いてあるからといって、本当に喜んで死んだと思っているのか。それでも新聞記者か。あんたには想像力、いや人間の心というものがあるのか」
武田の声は怒りで震えていた。武田の妻がそっと夫の腕に手を添えた。
高山は挑戦的に身を乗り出して言った
「喜んで死を受け入れる気のない者がわざわざそう書く必要はないでしょう」
「遺族に書く手紙に『死にたくない!辛い!悲しい!』とでも書くのか。それを読んだ両親がどれほど悲しむかわかるか。大事に育てた息子が、そんな苦しい思いをして死んでいったと知った時の悲しみはいかばかりか。死に臨んでせめて両親には、澄み切った心で死んでいった息子の姿を見せたいという思いがわからんのか!」
武田は怒鳴った。
「死にたくないという本音が書かれていなくとも、愛する家族にはその気持ちはわかる。なぜなら、多くの遺書には愛する者に対する限りない思いが綴られているからだ。喜んで死ににいく者に、あれほど愛のこもった手紙を書けるものか」
武田は涙を流した。さきほどからウェイターがじっと見ていた。
「新聞記者だと―。あんたは死にいく者が、乱れる心を押さえに押さえ、残されたわずかな時間に、家族に向けて書いた文章の本当の心の内を読み取れないのか」
涙を流して語る武田に、高山は口元に冷ややかな笑みを浮かべた。
「私は書かれた文章をそのまま受け取ります。文章というものはそいういうものでしょう。出撃の日に、今日は大いなる喜びの日と書いた特攻隊員もいます。また天皇にこの身を捧げる喜びを書いた者もいます、同じような事を書いた隊員たちは大勢います。そんな彼らは心情的には殉教的自爆テロのテロリストと同じです」
「馬鹿者!」
武田は手のひらで机を叩いた。コップが音を立てた。ウェイターが思わず一歩近づいた。先程からずっと周囲の人たちがこちらを見ていた。
「テロリストだと―ふざけるのもいい加減にしろ。自爆テロの奴らは一般市民を殺戮の対象にしたものだ。無辜の民の命を狙ったものだ。ニューヨークの飛行機テロもそうではないのか。答えてみろ」
「そうです。だからテロリストなのです」
「我々が特攻で狙ったのは無辜の民が生活するビルではない。爆撃機や戦闘機を積んだ航空母艦だ。米空母は我が本土を空襲し、一般市民を無差別に銃爆撃した。そんな彼らが無辜の民というのか」
高山は一瞬答えにつまった
「空母は恐ろしい殺戮兵器だった。我々が攻撃したのは、そんな最強の殺戮兵器だ。しかも、特攻隊員たちは性能の劣る航空機に重い爆弾をくくりつけ、少ない護衛戦闘機しかつけて貰えずに出撃したのだ。何倍もの敵戦闘機に攻撃され、それをくぐり抜けた後は凄まじい対空砲火を浴びたのだ。無防備の貿易センタービルに突っ込んだ奴らとは断じて同じではない!」
「しかし、信念のために命を捨てるという一点において、共通項は認められ―」
「黙れ!」
武田は言葉を封じた
「夜郎自大とはこのことだ―。貴様は正義の味方のつもりか。私はあの戦争を引き起こしたのは、新聞社だと思っている。日露戦争が終わって、ポーツマス講和会議が開かれたが、講和条件をめぐって、多くの新聞社が怒りを表明した。こんな条件が呑めるかと、紙面を使って論陣を張った。国民の多くは新聞社に煽られ、全国各地で反政府暴動が起こった。日比谷公会堂が焼き討ちされ、講和条約を結んだ小村寿太郎も国民的な非難を浴びた。反戦を主張したのは徳富蘇峰の国民新聞くらいだった。その国民新聞もまた焼き討ちされた」
高山は「それは」と言いかけたが、武田はかまわず言った。
「私はこの一連の事件こそ日本の分水嶺だと思っている。この事件以降、国民の多くは戦争賛美へと進んでいった。そして起こったのが五・一五事件だ。侵略路線を収縮し、軍縮に向かいつつある時の政府首脳を、軍部の青年将校たちが殺したのだ。これが軍事クーデターでなくて何だ。ところが多くの新聞社は彼らを英雄と称え、彼らの減刑を主張した。新聞社に煽られて、減刑嘆願運動は国民運動となり、裁判所に七万を超える嘆願書が寄せられた。その世論に引きずられるように、首謀者たちには非常に軽い刑が下された。この異常な減刑が後の二・二六事件を引き起こしたと言われている。現代においてもまだ二・二六事件の首謀者たちは『心情において美しく、国を思う心に篤い憂国の士』と捉えられている向きがある。いかに当時の世論の影響が強かったかだ。これ以後、軍部の突出に刃向える者はいなくなった。政治家もジャーナリストもすべてがだ。この後、日本は軍国主義一色となり、これはいけないと気付いた時には、もう何もかもが遅かったのだ。しかし軍部をこのような化け物にしたのは、新聞社であり、それに煽られた国民だったのだ。」
「たしかに戦前においてはジャーナリストの失敗もあります。しかし戦後はそうではありません。狂った愛国心は是正されました」
高山は胸を張って言った。
武田の妻が再び夫の腕をそっと押さえた。武田は妻の方を見て小さく頷いた。それからまるで呟くように言った。
「戦後多くの新聞が、国民に愛国心をすてさせるような論陣を張った。まるで国を愛することは罪であるかのように。一見戦前と逆のことを行っているように見えるが、自らを正義と信じ、愚かな国民に教えてやろうという姿勢はまったく同じだ。その結果はどうだ。今日、この国ほど、自らの国を軽蔑し、近隣諸国におもねる売国奴的な政治家や文化人を生み出した国はない」
そして高山に向かってはっきりした声で言った。
「君の政治思想は問わない。しかし、下らぬイデオロギーの視点から特攻隊を論じることはやめてもらおう。死を決意し、我が身なき後の家族と国を思い、残る者の心を思いやって書いた特攻隊員たちの遺書の行間も読み取れない男をジャーナリストとは呼べない」
武田の言葉に、高山は傲然と身を反らせた。そして腕を組んで言った。
「いかに表面を糊塗しようと、特攻隊員の多くはテロリストです」
武田はじっと高山を見つめた。そして静かに言った。
「貴様のような男を口舌の徒というのだ。帰ってくれたまえ」
「わかりました、失礼します」
高山は憮然とした顔で立ち上がった。姉は一瞬迷った表情を見せたが、すぐにそのあとを追った。
「君は帰らないのか?」
武田は一人残ったぼくに聞いた。
「ぼくの祖父は特攻隊で死にました」
「そうだったな。宮部さんのお孫さんだったな」
「ぼくは祖父の最後を知りません。我が家には祖父の遺書も残っていません。ですが、今、武田さんのお話を伺って、祖父の苦しみが幾分か理解出来たような気がします」
====================
以上、長々と引用しましたが、本文ではこの後もしばらくマスコミの変節のせいで軍神から狂信者へと運命を翻弄された人々の話や軍内部での立場の弱い者から半ば詰め腹を切らせるような形で死地へと追いやっておきながら戦後はのうのうと生き延びた旧軍高官に対する恨み言が綴られたのち、この話のもう一人の主人公であるところの宮部久蔵一飛曹の運命を決定付けることになる事件の回想へとつながります。
まあ、このあたりの部分をごっそり削ってしまわない限りはあのテの人達はこの話を右翼だなんだと言って批判するでしょうね。
だって自分たちの先輩の罪過が名指しで批判されているんですから。
・・・もっとも、小官の私見を述べれば、マスコミが過ちではなく故意に日本を負ける戦争へと誘導した実例としてあまりにも有名な尾崎・ゾルゲ事件に触れなかったり、件の狂った軍国主義者たちは単なる暴力革命論者の利己主義者だったので口先では忠君愛国と唱えながら実際には昭和天皇を弑逆しかねなかった、というかむしろ事実、玉音盤を奪おうと皇居を襲撃したといったその筋では有名な話に触れないだけまだまだ手心親心だろうに、いったい何時まで自分の過去から目を背け続けてカマトトこいてやがるんだこいつらわと思うのですけどね。
2013年9月25日水曜日
ちょいと一休み
先月あたりからファミマの初音ミクコラボの第二弾で、行きつけの店がメイコさんをやっていて、職場の近くがカイトだった。
で、ミクはそこいらじゅうで見かけたので残りを探してると本屋の近くにレンが居た。
しかしリンは居ないな~とやっていたら三日ばかり前に58号線沿いで見つけたので
「おっしゃ、コンプ!」
という事で今日写真を撮って廻ってこれでお茶を濁そうと思っていたら、昨日キャンペーンが終わってアジアフェアになっとりました・・・
ダメだこりゃ。
まあ、そんな具合で近頃良さげな話と言えば沖縄電子で今じゃ廃版になっていて本土の電気街でも見つけるのが難しいとされる74181・・・
こいつは70年代までミニコンの中央演算ユニットに使用されていたICで、豊富な命令を最小のゲート数で実装しているというロジックの芸術とも謳われる代物なのですが、なぜか以前からこいつの在庫が若干数あり、しかも先週新しく貼られていた価格ラベルを確認したところ、びっくりするほど安かった事くらいでしょうか。
となれば上位互換のICが入手できる以上、いずれは例の本に回路図と部品表が掲載されていたTD4を作り、これを機能拡張したいという欲求が高まってくるわけです。
まあ、給料日まで金欠なんですけどね。
で、ミクはそこいらじゅうで見かけたので残りを探してると本屋の近くにレンが居た。
しかしリンは居ないな~とやっていたら三日ばかり前に58号線沿いで見つけたので
「おっしゃ、コンプ!」
という事で今日写真を撮って廻ってこれでお茶を濁そうと思っていたら、昨日キャンペーンが終わってアジアフェアになっとりました・・・
ダメだこりゃ。
まあ、そんな具合で近頃良さげな話と言えば沖縄電子で今じゃ廃版になっていて本土の電気街でも見つけるのが難しいとされる74181・・・
こいつは70年代までミニコンの中央演算ユニットに使用されていたICで、豊富な命令を最小のゲート数で実装しているというロジックの芸術とも謳われる代物なのですが、なぜか以前からこいつの在庫が若干数あり、しかも先週新しく貼られていた価格ラベルを確認したところ、びっくりするほど安かった事くらいでしょうか。
となれば上位互換のICが入手できる以上、いずれは例の本に回路図と部品表が掲載されていたTD4を作り、これを機能拡張したいという欲求が高まってくるわけです。
まあ、給料日まで金欠なんですけどね。
2013年9月18日水曜日
けっこう昔からあった発想
イプシロンは無事に上がったようですね・・・
なにはともあれ糸川博士の東大ロケットの系譜が復活したのは喜ばしい限りです。
しかしながら、今回は宇宙なんかとは全く関係のない冗談の話。
小官は一時期アンサイクロペディアに入り浸って喜んでおりましたが、これがなんか矢鱈に重いので、残念なことに最近は敬遠しております。
が、古くからあったんですねぇ似たようなテイストの番組が。
当然あんなふざけた代物を日中には放映できないので深夜番組ですがバブルも弾けつつあった1990年代、現代社会の様々な事柄を歴史上の出来事と強引にこじつけて紹介するその番組は名をカノッサの屈辱と言ったようです。
自動車三国志であるとか、歯磨き文明といった動画がネットにアップされており、これがなかなか下らなくて笑えます。
これがアンサイクロペディアの十五年前の話ですから、人間ってけっこう進歩しないものなんですねぇ。
なにはともあれ糸川博士の東大ロケットの系譜が復活したのは喜ばしい限りです。
しかしながら、今回は宇宙なんかとは全く関係のない冗談の話。
小官は一時期アンサイクロペディアに入り浸って喜んでおりましたが、これがなんか矢鱈に重いので、残念なことに最近は敬遠しております。
が、古くからあったんですねぇ似たようなテイストの番組が。
当然あんなふざけた代物を日中には放映できないので深夜番組ですがバブルも弾けつつあった1990年代、現代社会の様々な事柄を歴史上の出来事と強引にこじつけて紹介するその番組は名をカノッサの屈辱と言ったようです。
自動車三国志であるとか、歯磨き文明といった動画がネットにアップされており、これがなかなか下らなくて笑えます。
これがアンサイクロペディアの十五年前の話ですから、人間ってけっこう進歩しないものなんですねぇ。
2013年9月11日水曜日
グレアムカーンという人物について
ロシヤの提案のお蔭で、ハト派の大統領が爆弾を落としに行くという今世紀指折りのブラックジョークはどうやら回避されつつあるようです。
アメリカがここまでアレな国になったのはまあ十二年前の今日暴力革命論者のアフォが自爆テロをやった事が一つの契機になっていると思いますが、今回はそれの関連でグレアムカーンという人物についての話でお茶を濁したいと思います。
こういう番組の司会者の人ではなく、彼をモデルにした漫画の登場人物の方の話です。
小官はかねてよりネットで2004年に大使閣下の料理人という漫画にグラハムカーをモデルにした人物が出ていたという情報を得てこれが収録されている単行本を探していたんですが、これはアメリカ編での話で民主党の大統領候補にアメリカが戦争した国の食材で作った料理ばっかり出しちゃったという話の直後のエピソードです。
話の内容について核心の部分は講談社に怒られかねないので触れませんが、大統領候補の娘が例のテロで子供時代に料理を教えてくれたベビーシッターを亡くして精神の安定を失っており、主人公は彼女を救おうとそのベビーシッターにテレビで料理を教えたグレアムカーンを探してブルックリンへ訪ねて行ったが、困った事にこの男もツインタワーに出そうとしていた多国籍料理のレストランをファンもろとも失って失意の中飲んだくれていた。
さて、この二人を同時に立ち直らせるには・・・というのがこの漫画の内容でありましたが、まあちょっと話を盛り過ぎですよね。
とは言ってもグレアムのモデルになったグラハム氏も中々に波乱万丈な人生を送っており、問題の番組に出演してる最中奥さんもろとも交通事故で重傷を負って番組が打ち切りになったり、必死にリハビリして復帰しようとしたら今度は溶かしバター中毒で奥さんが倒れ、ならば今度はと低カロリーで美味しくという方針へ転換したりと、ウィキで調べてみただけでもこれは番組のおちゃらけた様子からは想像できないほど不屈の人物であるようです。
アメリカがここまでアレな国になったのはまあ十二年前の今日暴力革命論者のアフォが自爆テロをやった事が一つの契機になっていると思いますが、今回はそれの関連でグレアムカーンという人物についての話でお茶を濁したいと思います。
こういう番組の司会者の人ではなく、彼をモデルにした漫画の登場人物の方の話です。
小官はかねてよりネットで2004年に大使閣下の料理人という漫画にグラハムカーをモデルにした人物が出ていたという情報を得てこれが収録されている単行本を探していたんですが、これはアメリカ編での話で民主党の大統領候補にアメリカが戦争した国の食材で作った料理ばっかり出しちゃったという話の直後のエピソードです。
話の内容について核心の部分は講談社に怒られかねないので触れませんが、大統領候補の娘が例のテロで子供時代に料理を教えてくれたベビーシッターを亡くして精神の安定を失っており、主人公は彼女を救おうとそのベビーシッターにテレビで料理を教えたグレアムカーンを探してブルックリンへ訪ねて行ったが、困った事にこの男もツインタワーに出そうとしていた多国籍料理のレストランをファンもろとも失って失意の中飲んだくれていた。
さて、この二人を同時に立ち直らせるには・・・というのがこの漫画の内容でありましたが、まあちょっと話を盛り過ぎですよね。
とは言ってもグレアムのモデルになったグラハム氏も中々に波乱万丈な人生を送っており、問題の番組に出演してる最中奥さんもろとも交通事故で重傷を負って番組が打ち切りになったり、必死にリハビリして復帰しようとしたら今度は溶かしバター中毒で奥さんが倒れ、ならば今度はと低カロリーで美味しくという方針へ転換したりと、ウィキで調べてみただけでもこれは番組のおちゃらけた様子からは想像できないほど不屈の人物であるようです。
2013年9月4日水曜日
大義なき戦争
ハト派であるはずのオバマ大統領が皮肉にもシリア攻撃に踏み切るかもしれないという情勢になっておるようです。
・・・結論から申し上げると、あたしゃアレには賛成できません。
何故ならアメリカは勿論、誰にもにメリットが無いから。
大量破壊兵器を使用することを躊躇しない国を容赦なく潰すというのは地域の安定のためには、たしかに必要かもしれません。
しかし、あのブッシュの時だって9.11の直後でヤらなきゃヤられるという狂乱状態の中で結局アレ。
しかも今回は別にアサド政権にアメリカ人が頃されたわけでもなきゃ、アメリカの支援が無いと革命派がアサド政権を倒せないというわけでもない。
まあ、ああやって政権交代にいちいち暴力が付きまとうような国に好き好んで介入していく時点でものすごい地雷臭がするわけですが、そうでなくても放っておけば地元の人間が勝手に独裁者をとっ捕まえて街灯に吊るす事が内定している段階まで進行した時点で手柄の分け前をよこせとでも言わんばかりに軍隊を送り込めば、下手をすると革命派は今度はアメリカを敵視するようになってしまうかもしれない。
ぶっちゃけ、銀河英雄伝説で言う所のフォーク准将立案による帝国領逆侵攻作戦に近い臭いがよその国でニュースを聞いてるだけでも漂ってくるお粗末すぎるウォープランなのです。
噛み砕いて説明すれば戦う理由ばかりでなく、どこまで戦えば作戦の目標が達成されたと見做すのかという点すらあやふやなまんまで、無辜の民衆に向けて大量破壊兵器が使用されるのを許してはいけないという、言ってしまえばイデオロギーだけ暴走した状態でシリアを攻撃するかもしれないという話になってしまっているという非常に危うい状況。
・・・これが、革命派から支援の要請を受けてアサド政権がサリンを積んでるとおぼしき弾薬庫をピンポイント攻撃で潰すとかならまだ話は判るんですが、どうもそういう声が聞こえてこない。
そりゃ、相手がシリアなら国力差から何をしても勝てるでしょうが、じゃあ勝った後で何をするのという肝心な部分が完全に抜け落ちている。
ノーベル平和賞を取るような大統領なら、ここは死に体の独裁者の最後っ屁にいちいち反応して空母を動かすのではなく、独裁者が死んだあと当然予想されるかの国の混乱に備えて救援物資を積んだ多国籍軍を投入するべく各国と調整を始めるべき場面なんじゃないのかと思いますがねぇ。
・・・結論から申し上げると、あたしゃアレには賛成できません。
何故ならアメリカは勿論、誰にもにメリットが無いから。
大量破壊兵器を使用することを躊躇しない国を容赦なく潰すというのは地域の安定のためには、たしかに必要かもしれません。
しかし、あのブッシュの時だって9.11の直後でヤらなきゃヤられるという狂乱状態の中で結局アレ。
しかも今回は別にアサド政権にアメリカ人が頃されたわけでもなきゃ、アメリカの支援が無いと革命派がアサド政権を倒せないというわけでもない。
まあ、ああやって政権交代にいちいち暴力が付きまとうような国に好き好んで介入していく時点でものすごい地雷臭がするわけですが、そうでなくても放っておけば地元の人間が勝手に独裁者をとっ捕まえて街灯に吊るす事が内定している段階まで進行した時点で手柄の分け前をよこせとでも言わんばかりに軍隊を送り込めば、下手をすると革命派は今度はアメリカを敵視するようになってしまうかもしれない。
ぶっちゃけ、銀河英雄伝説で言う所のフォーク准将立案による帝国領逆侵攻作戦に近い臭いがよその国でニュースを聞いてるだけでも漂ってくるお粗末すぎるウォープランなのです。
噛み砕いて説明すれば戦う理由ばかりでなく、どこまで戦えば作戦の目標が達成されたと見做すのかという点すらあやふやなまんまで、無辜の民衆に向けて大量破壊兵器が使用されるのを許してはいけないという、言ってしまえばイデオロギーだけ暴走した状態でシリアを攻撃するかもしれないという話になってしまっているという非常に危うい状況。
・・・これが、革命派から支援の要請を受けてアサド政権がサリンを積んでるとおぼしき弾薬庫をピンポイント攻撃で潰すとかならまだ話は判るんですが、どうもそういう声が聞こえてこない。
そりゃ、相手がシリアなら国力差から何をしても勝てるでしょうが、じゃあ勝った後で何をするのという肝心な部分が完全に抜け落ちている。
ノーベル平和賞を取るような大統領なら、ここは死に体の独裁者の最後っ屁にいちいち反応して空母を動かすのではなく、独裁者が死んだあと当然予想されるかの国の混乱に備えて救援物資を積んだ多国籍軍を投入するべく各国と調整を始めるべき場面なんじゃないのかと思いますがねぇ。
2013年8月28日水曜日
英国面の宇宙船
イプシロンロケットが中止になりましたね・・・
一部にあれは実質上の大陸間弾道弾じゃないのかと言ってる輩も居ただけに、どうも破壊工作の臭いがしますが。
事実、こいつは前回誤配線が見つかるというトラブルに見舞われていますが、2007年にもやはり特亜が脅威と見做しているF2支援戦闘機が物理的に誤配線できない筈のコネクタがあべこべに挿されていたために、離陸した途端姿勢制御装置が誤動作して墜落するという事故が起こってますんで、やっぱり単なる整備不良とは考えにくいんですよね~
・・・ってなわけで今回は久しぶりに航空宇宙分野のお話。
イギリスはかねてよりスカイロンと称する宇宙船を研究しており、なんでもマッハ5まではジェットエンヂンとして動作するロケットエンヂンの開発が軌道に乗りそうだとの事で
「よしッ!これで飛行場から離着陸する宇宙船ができる」
と勇ましい事を吹聴しているらしいです。
この構想のキモとなるのは、ロケットが大量に燃料を積んでて一番重い地上から飛び立つ段階で大気中の酸素を推進剤として使える事で結果的にロケットに積み込む推進剤の重量を削減できるという発想なんですが、私はこのアイディアには個人的にものすごーく疑問を感じるんです。
・・・というのも、人工衛星を軌道に投入するのに最低限必要な速度はマッハ数に直すと25ほどになりますので、マッハ5程度までジェットエンヂンが使えてもその先の大部分はロケットエンヂンを使用して加速せにゃならんというわけで、結局航空機用の滑走路が使えるという事の他にさほど大きなメリットがあるようには思えないのです。
実際、航空機から発射するペガサスロケットというものが既に実用化されていますが、こいつは成層圏からマッハ0.8程度のエネルギーを与えられた状態から出発するにもかかわらず500キログラムの物体を低軌道へ投入するのに20トン程のロケットが必要になるという代物だったりします。
で、スカイロンのシステム効率もこれと似たり寄ったりだと仮定すると、公約の12トンの物体を低軌道へ投入するためには480トン程度は推進剤を積む必要がある気がします。
まあ、スペースシャトルなんかだとこれの倍のペイロードを低軌道へ投入するのに二千トンほどの宇宙船が必要だったので、全くの無意味という話でもないのですが、それでもエンヂンだけ出来たからといって喜ぶのは早計だと思いますね。
一部にあれは実質上の大陸間弾道弾じゃないのかと言ってる輩も居ただけに、どうも破壊工作の臭いがしますが。
事実、こいつは前回誤配線が見つかるというトラブルに見舞われていますが、2007年にもやはり特亜が脅威と見做しているF2支援戦闘機が物理的に誤配線できない筈のコネクタがあべこべに挿されていたために、離陸した途端姿勢制御装置が誤動作して墜落するという事故が起こってますんで、やっぱり単なる整備不良とは考えにくいんですよね~
・・・ってなわけで今回は久しぶりに航空宇宙分野のお話。
イギリスはかねてよりスカイロンと称する宇宙船を研究しており、なんでもマッハ5まではジェットエンヂンとして動作するロケットエンヂンの開発が軌道に乗りそうだとの事で
「よしッ!これで飛行場から離着陸する宇宙船ができる」
と勇ましい事を吹聴しているらしいです。
この構想のキモとなるのは、ロケットが大量に燃料を積んでて一番重い地上から飛び立つ段階で大気中の酸素を推進剤として使える事で結果的にロケットに積み込む推進剤の重量を削減できるという発想なんですが、私はこのアイディアには個人的にものすごーく疑問を感じるんです。
・・・というのも、人工衛星を軌道に投入するのに最低限必要な速度はマッハ数に直すと25ほどになりますので、マッハ5程度までジェットエンヂンが使えてもその先の大部分はロケットエンヂンを使用して加速せにゃならんというわけで、結局航空機用の滑走路が使えるという事の他にさほど大きなメリットがあるようには思えないのです。
実際、航空機から発射するペガサスロケットというものが既に実用化されていますが、こいつは成層圏からマッハ0.8程度のエネルギーを与えられた状態から出発するにもかかわらず500キログラムの物体を低軌道へ投入するのに20トン程のロケットが必要になるという代物だったりします。
で、スカイロンのシステム効率もこれと似たり寄ったりだと仮定すると、公約の12トンの物体を低軌道へ投入するためには480トン程度は推進剤を積む必要がある気がします。
まあ、スペースシャトルなんかだとこれの倍のペイロードを低軌道へ投入するのに二千トンほどの宇宙船が必要だったので、全くの無意味という話でもないのですが、それでもエンヂンだけ出来たからといって喜ぶのは早計だと思いますね。
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