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2015年7月19日日曜日

普天間2015 後編(と言うか残務整理)

 ちょうど一週間前の日曜に
コンベンで某ゲーム会社のイベントがあったので、本来ならこの話を扱うべきタイミングなんでしょうが、普天間で撮った写真がまだ残ってるので今回は残務処理であります。

 まず、こっちが空中給油機の写真を上げるより先に沖縄発なんでもありで偵察型が来てると話題になったホーネット
多少形が違うのが来てれば、そりゃ素人でもすぐに判るわけで一応うちでもカメラ部分の写真を撮ってあります
おもいっきり横の方から覗きこむとこんな感じ
斜め45度のハーフミラー的なもので光軸をクランク状に折り曲げる光学系が見て取れますが、詳細は不明
この時は前日から雨が降ったり止んだりだったので、他の機体にも同様なものが置かれてましたが、濡れた飛行機から油の混ざった雨だれが落ちるのを受けるためにプラスチックのバットが置いてありました
まあ、水漏れの問題を言うと実際には基地の消防がお子さんに消火ホースを持たせて遊ばせてた水がこうやって滑走路のほぼ反対側に展示されてたオスプレイの所まで流れてくる事になるという大事になってたわけなんですが。
艦載機の特権、着艦フックです。
一つ前のバットの写真にも写ってますが、ノズルの向こうに見える主脚も、着艦時の衝撃を緩和するためか途中で後ろに折れ曲がって緩衝装置の付いた関節を介してタイヤにつながっています。
この時隣りに並んでいたF-15と比べると一目瞭然でしたが、純然たる陸上機の方が降着装置はよりシンプルで、大人が立ったまま主翼の下へ入れるくらい背が髙く作られてます。
ちなみに、以前週刊オブイェクトで、ホーネットのレドーム先端は普通のプラスネジで留められてると話題になった事がありましたが、ここら辺の構造についてはF-15でもそう変わりません。
あいかわらずオスプレイは大人気。
まあ、このへんはマスコミの皆さんの執拗な宣伝の賜物でしょうね。
以前テコンダー朴とかいうアホアホ漫画を有田スターリン… いや、ヨシフと言ったかな。
ほら、共産党の間抜け先生がヘイト本だと騒ぎ立てた途端、爆発的に売れ出したって事件もありましたし、その筋の自称知識人たちの宣伝能力ってのは実にゆるぎないものです。
今回はこちらのハーキュリーズも見学しました。
主翼に誇らしげにペイントされた海兵隊の所属を表す文字
いつも通り後部ハッチから機内に入ります
が、一旦気になりだすとどうしても気付いちゃうもので、ここにも緊急用の与圧解放弁が設置されてるのを確認
天井の設備類
後部ハッチの両サイドにはこのような黒褐色の缶がなんか矢鱈に沢山収納されており、スーパーシェフと記されたエンブレムから察するに敵地に降り立った兵士が野外で食事を暖めるためのコッヘルのようなものだと思われます。
後部ハッチから数歩歩いたところのすぐ両サイドにある脱出口
黄文字で書かれた警告らしきものからも何となく判りますが
反対側のハッチはこの通り跳ね上げ式に開けてあり、たいへん判りやすいです。
機内に設置された説明板
こっちは一般人ではなく、本職の方に向けて書かれた説明板
輸送機のトイレってこんなところにあったんですね…
外側はこの通りメンテナンスハッチになってますが、当然飛びながら空中投棄するわけではなく、この中にタンクがあって着陸時に汲み取るという建築現場にある
この種の仮設トイレと同じ仕組みになってます。

…とまあ、こんな具合で
嘉手納の航空祭が無い年の普天間を後にしたわけです。