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2013年9月25日水曜日

ちょいと一休み

 先月あたりからファミマの初音ミクコラボの第二弾で、行きつけの店がメイコさんをやっていて、職場の近くがカイトだった。

で、ミクはそこいらじゅうで見かけたので残りを探してると本屋の近くにレンが居た。
しかしリンは居ないな~とやっていたら三日ばかり前に58号線沿いで見つけたので
「おっしゃ、コンプ!」
という事で今日写真を撮って廻ってこれでお茶を濁そうと思っていたら、昨日キャンペーンが終わってアジアフェアになっとりました・・・

ダメだこりゃ。

まあ、そんな具合で近頃良さげな話と言えば沖縄電子で今じゃ廃版になっていて本土の電気街でも見つけるのが難しいとされる74181・・・
こいつは70年代までミニコンの中央演算ユニットに使用されていたICで、豊富な命令を最小のゲート数で実装しているというロジックの芸術とも謳われる代物なのですが、なぜか以前からこいつの在庫が若干数あり、しかも先週新しく貼られていた価格ラベルを確認したところ、びっくりするほど安かった事くらいでしょうか。

となれば上位互換のICが入手できる以上、いずれは例の本に回路図と部品表が掲載されていたTD4を作り、これを機能拡張したいという欲求が高まってくるわけです。

まあ、給料日まで金欠なんですけどね。

2013年9月18日水曜日

けっこう昔からあった発想

 イプシロンは無事に上がったようですね・・・
なにはともあれ糸川博士の東大ロケットの系譜が復活したのは喜ばしい限りです。

 しかしながら、今回は宇宙なんかとは全く関係のない冗談の話。
小官は一時期アンサイクロペディアに入り浸って喜んでおりましたが、これがなんか矢鱈に重いので、残念なことに最近は敬遠しております。

が、古くからあったんですねぇ似たようなテイストの番組が。
当然あんなふざけた代物を日中には放映できないので深夜番組ですがバブルも弾けつつあった1990年代、現代社会の様々な事柄を歴史上の出来事と強引にこじつけて紹介するその番組は名をカノッサの屈辱と言ったようです。

自動車三国志であるとか、歯磨き文明といった動画がネットにアップされており、これがなかなか下らなくて笑えます。

これがアンサイクロペディアの十五年前の話ですから、人間ってけっこう進歩しないものなんですねぇ。

2013年9月11日水曜日

グレアムカーンという人物について

 ロシヤの提案のお蔭で、ハト派の大統領が爆弾を落としに行くという今世紀指折りのブラックジョークはどうやら回避されつつあるようです。

アメリカがここまでアレな国になったのはまあ十二年前の今日暴力革命論者のアフォが自爆テロをやった事が一つの契機になっていると思いますが、今回はそれの関連でグレアムカーンという人物についての話でお茶を濁したいと思います。

こういう番組の司会者の人ではなく、彼をモデルにした漫画の登場人物の方の話です。
小官はかねてよりネットで2004年に大使閣下の料理人という漫画にグラハムカーをモデルにした人物が出ていたという情報を得てこれが収録されている単行本を探していたんですが、これはアメリカ編での話で民主党の大統領候補にアメリカが戦争した国の食材で作った料理ばっかり出しちゃったという話の直後のエピソードです。

話の内容について核心の部分は講談社に怒られかねないので触れませんが、大統領候補の娘が例のテロで子供時代に料理を教えてくれたベビーシッターを亡くして精神の安定を失っており、主人公は彼女を救おうとそのベビーシッターにテレビで料理を教えたグレアムカーンを探してブルックリンへ訪ねて行ったが、困った事にこの男もツインタワーに出そうとしていた多国籍料理のレストランをファンもろとも失って失意の中飲んだくれていた。

さて、この二人を同時に立ち直らせるには・・・というのがこの漫画の内容でありましたが、まあちょっと話を盛り過ぎですよね。

とは言ってもグレアムのモデルになったグラハム氏も中々に波乱万丈な人生を送っており、問題の番組に出演してる最中奥さんもろとも交通事故で重傷を負って番組が打ち切りになったり、必死にリハビリして復帰しようとしたら今度は溶かしバター中毒で奥さんが倒れ、ならば今度はと低カロリーで美味しくという方針へ転換したりと、ウィキで調べてみただけでもこれは番組のおちゃらけた様子からは想像できないほど不屈の人物であるようです。

2013年9月4日水曜日

大義なき戦争

 ハト派であるはずのオバマ大統領が皮肉にもシリア攻撃に踏み切るかもしれないという情勢になっておるようです。

・・・結論から申し上げると、あたしゃアレには賛成できません。
何故ならアメリカは勿論、誰にもにメリットが無いから。

大量破壊兵器を使用することを躊躇しない国を容赦なく潰すというのは地域の安定のためには、たしかに必要かもしれません。
しかし、あのブッシュの時だって9.11の直後でヤらなきゃヤられるという狂乱状態の中で結局アレ。

しかも今回は別にアサド政権にアメリカ人が頃されたわけでもなきゃ、アメリカの支援が無いと革命派がアサド政権を倒せないというわけでもない。

 まあ、ああやって政権交代にいちいち暴力が付きまとうような国に好き好んで介入していく時点でものすごい地雷臭がするわけですが、そうでなくても放っておけば地元の人間が勝手に独裁者をとっ捕まえて街灯に吊るす事が内定している段階まで進行した時点で手柄の分け前をよこせとでも言わんばかりに軍隊を送り込めば、下手をすると革命派は今度はアメリカを敵視するようになってしまうかもしれない。
ぶっちゃけ、銀河英雄伝説で言う所のフォーク准将立案による帝国領逆侵攻作戦に近い臭いがよその国でニュースを聞いてるだけでも漂ってくるお粗末すぎるウォープランなのです。

 噛み砕いて説明すれば戦う理由ばかりでなく、どこまで戦えば作戦の目標が達成されたと見做すのかという点すらあやふやなまんまで、無辜の民衆に向けて大量破壊兵器が使用されるのを許してはいけないという、言ってしまえばイデオロギーだけ暴走した状態でシリアを攻撃するかもしれないという話になってしまっているという非常に危うい状況。

・・・これが、革命派から支援の要請を受けてアサド政権がサリンを積んでるとおぼしき弾薬庫をピンポイント攻撃で潰すとかならまだ話は判るんですが、どうもそういう声が聞こえてこない。
そりゃ、相手がシリアなら国力差から何をしても勝てるでしょうが、じゃあ勝った後で何をするのという肝心な部分が完全に抜け落ちている。

ノーベル平和賞を取るような大統領なら、ここは死に体の独裁者の最後っ屁にいちいち反応して空母を動かすのではなく、独裁者が死んだあと当然予想されるかの国の混乱に備えて救援物資を積んだ多国籍軍を投入するべく各国と調整を始めるべき場面なんじゃないのかと思いますがねぇ。