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2013年9月11日水曜日

グレアムカーンという人物について

 ロシヤの提案のお蔭で、ハト派の大統領が爆弾を落としに行くという今世紀指折りのブラックジョークはどうやら回避されつつあるようです。

アメリカがここまでアレな国になったのはまあ十二年前の今日暴力革命論者のアフォが自爆テロをやった事が一つの契機になっていると思いますが、今回はそれの関連でグレアムカーンという人物についての話でお茶を濁したいと思います。

こういう番組の司会者の人ではなく、彼をモデルにした漫画の登場人物の方の話です。
小官はかねてよりネットで2004年に大使閣下の料理人という漫画にグラハムカーをモデルにした人物が出ていたという情報を得てこれが収録されている単行本を探していたんですが、これはアメリカ編での話で民主党の大統領候補にアメリカが戦争した国の食材で作った料理ばっかり出しちゃったという話の直後のエピソードです。

話の内容について核心の部分は講談社に怒られかねないので触れませんが、大統領候補の娘が例のテロで子供時代に料理を教えてくれたベビーシッターを亡くして精神の安定を失っており、主人公は彼女を救おうとそのベビーシッターにテレビで料理を教えたグレアムカーンを探してブルックリンへ訪ねて行ったが、困った事にこの男もツインタワーに出そうとしていた多国籍料理のレストランをファンもろとも失って失意の中飲んだくれていた。

さて、この二人を同時に立ち直らせるには・・・というのがこの漫画の内容でありましたが、まあちょっと話を盛り過ぎですよね。

とは言ってもグレアムのモデルになったグラハム氏も中々に波乱万丈な人生を送っており、問題の番組に出演してる最中奥さんもろとも交通事故で重傷を負って番組が打ち切りになったり、必死にリハビリして復帰しようとしたら今度は溶かしバター中毒で奥さんが倒れ、ならば今度はと低カロリーで美味しくという方針へ転換したりと、ウィキで調べてみただけでもこれは番組のおちゃらけた様子からは想像できないほど不屈の人物であるようです。

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