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2012年10月31日水曜日

誰でも一度は考える・・・

 アメリカがハリケーンでえらいことになっているそうですね。
さて、今回はこちらの怠惰グッズのお話ですよ。

…で、結論から言うとあれ、とにかく寝落ちします。
体が寝る体制になってるところで主に神経を使う作業になるもんですから、ゲームをやるにしても熱いシチュエーションにはどだい不向きですし、そうでないシチュだとまあ眠気を誘われます。
ぶっちゃけ作業妨害効果抜群です。
やっぱ体を使うにも神経を使うにも適切な姿勢ってもんがあるんだと思いますね、あたしゃ。

2012年10月24日水曜日

ぼかりす製品化

 …仕事で地元離れている間にうちの地元ではオスプレイ嫌いの大合唱をやってるようですが、米軍が日本人を助けた時といい、中国の水上艦艇が出没してる時といい毎度毎度空気を読まずにようやるよ。
つか最初っから"そっちのスタンスの人間だから"本当は沖縄の安全なんぞにゃあ無関心なのと違うか?

ようつべに上がってる動画も見てみたが、オスプレイ自体の爆音より風の音の方が大きく撮れている時点でこりゃ言うほどうるさい機体ではないんじゃないかって思います。

さて、今週のニュースと言えばアレを置いて他にないでしょう。
ぼかりす製品化
あらためて説明するまでもないことですが、人間の声を自動でボーカロイドに真似させるソフトです。
ただし、ボーカロイド3でしか使えずお値段も二万円弱と少々お高め。

早くもニコ動にもベータ版を使ってみた人の動画が上がっていますが・・・
どうも、コピー元の歌と比べてのっぺりした歌い方になる傾向があるようですね。

でまあ、当然のことながら
「これ使いこなせる人なら歌い手になっちゃった方がよくね?」
「もういい、主にトークロイドに使います」
なんて声が出ているようです。

ただ、上手に使えば大いに省力化になることは事実ですし、トークロイドとして使えば自作の動画で既存のボーカロイドを声優代わりに使いたい人にとっては良いソフトだと思いますよ?

やっぱ高いけどね。

2012年10月17日水曜日

太陽電池は救世主か?

 7月から始まった太陽光発電の全量買い取り制度ですが、この制度のお手本となった独逸では電気代は上がるわ国内の太陽電池メーカーは安価な中国製に押されて破綻しちまうわで、どうもこれは失敗だったのでは?
…という話になっており、これをそのまんま日本で実施することについて疑問を呈する人たちもおります。
 そもそも、"太陽電池を設置することが商売になるように"設定した価格で電気を買い取らせるという下駄を履かせなきゃ普及が見込めないという時点でカタギな発電じゃねーだろって思うんですが、それ以上に問題なのは国内の太陽電池生産メーカーが潰される危険性があるという点ですね。
では、何故そうなるのか?
環境にも労働者の権利にも配慮して商売してる会社はグローバル社会では、安い人件費に加え環境への配慮をおざなりにしてまで安い太陽電池をバカスカ作るような連中とは競争できないという事も勿論ありますが、それに加えて太陽電池はその製造自体に安定した大量の電力が必要という事情があるのです。

一例として、太陽電池の主原料であるシリコンについて工業や化学というものに疎い人のために説明すると、このへんなんか読めば判る通り工業用途のシリコンというものは、まずシリカという鉱物をアーク放電によって還元し、さらに塩素と反応させて高純度ポリシリコン、半導体に使う場合には電気炉に放り込んでドロドロに融解させ、更に精製するという手法を用います。
 上で取り上げた廃液事件の原因となったのはここでの高純度ポリシリコンの原料となる四塩化珪素ですね。
太陽電池を作る場合、これのガスを使ってガラス基板の上にポリシリコンの膜を生成させるというのが製法の一つです。

ウィキペディアのこの記事にもある通り、太陽電池には半導体グレードほどの純度は必要とされないために、より少ない電力で必要最小限度の純度を確保した太陽電池グレードシリコンというものもあることはあるのですが、中身読めば判る通り、金属グレードのシリコンを直接精錬するか、もしくはシリカを化学的に精製したのちアーク炉で還元するという手法を使っています。
…つまるところ何をどうしようが珪素とガッチリ結合した酸素を切り離すために大量のエネルギーを投入する工程だけは外せないわけです。

 すると結局どうなるか。
全量買い取り制度で電気代が上がった国では言うまでもなく太陽電池の原価にこの値上がりした電気代まで上乗せされてきます。
…当然のことながら、環境や労働者の権利にまで配慮し、異常円高に苦しめられる状況下で。

それでも太陽電池を製造しているメーカーは商品が売れるだけマシです。
太陽電池以外の工業製品…たとえば集積回路を生産しているメーカーなんかだとこういった負担増による内需縮小で商品が売れなくなることに加え、電気代高騰のため生産コストがアップするというダブルパンチを喰らうハメになります。

つまるところ、原子力憎さに下駄を履かせてまで太陽光発電を推進する。
しかも、国民に負担を強制し、国内の製造業を圧迫する形で…
というのが全量買い取り制度の正体なのだと言わざるを得ないわけです。

それでもまだ太陽電池マンセーしとる人のためには、こういうかなり事実を含んだ冗談があったりします。

 ただし、小官が愚考する範囲では下駄の履かせかた次第では太陽光発電の普及と経済発展を両立できる方法が無くもないです。

"太陽電池で作った電気"に下駄を履かせ、そのしわ寄せを電気代に乗せようとするからこういう歪みが発生するわけです。
では、"太陽電池を作る会社"に下駄を履かせるというのはどうでしょう?

具体的には、国がシャープなりパナソニックなりといった国内の太陽電池メーカーの生産した太陽電池を"太陽電池を製造することが商売になる"価格で大量に買い取り、国民に対しては十年分の電気代とトントンになる程度の価格で売る。
 当然、そんなの国庫にとっては負担にしかならないわけですが、売電価格を引き上げる形ではなく、初期投資を引き下げる形で下駄を履かせれば、ハードルが下がる分手元にまとまった金のない貧乏人でも気軽にご家庭ソーラーに参入できるため、明らかにより大勢の人が太陽光発電を導入するのではないでしょうか?

さらに、こっちの手法を採用すれば電気代の高騰を防げ、環境も人権も無視して市場を荒らしに来る外国メーカーから日本の製造業を守ることもできます。

…無論、その太陽電池を買い取るためのお金は最終的に増税によって賄われるわけですが、
何処でどのようにして作られた太陽電池だろうがその発電量を一律で買い取るという最終的にダンピング上等な会社が勝つ方法でソーラーの普及を進め、そのための支出を国内の生産者と消費者の両方におっ被せるという明らかに経済を冷え込ませる制度で調達する手口と比べてどちらが健全でしょうか?

まあ、当然のことながら二束三文で作れて半永久的に使える太陽電池なんてのが実用化されれば、そもそもそういういびつな制度という下駄を履かせる必要が無いのですが。

2012年10月10日水曜日

米軍、ハウニヴー飛行艇の開発に手を染めていたことが判明

なんで私が沖縄を留守にしているときに限ってオスプレイの飛行経路を妨害するアホとか出てくるかな。

 さて、小官はちょっと前アイアンスカイという映画の関連でハウニヴー飛行艇の事についてちょっと触れました
このほどアメリカがUFO開発についての機密情報を公開したようです。

…やっぱアブロカーの関連でありました。
要はジェット推進の全翼機のボディの中にローターを仕込んで垂直離着陸を可能にしちゃったら最強じゃね?
という研究が第三帝国で始まり、アメリカで打ち切られたというお話。
まあ、そりゃそうでしょうよって話ですが、それにしても公開されたイラストがまあ異様に矢追さんのナチス製UFOに酷似してる事酷似してる事。
↑昔のUFO番組なんかによく出てきたナチス製UFO
↓今回公開されたアブロ社のUFO完成予想図


でもまあ、これで鋼鉄の咆哮の新作ではアメリカの兵器タイプ選んでもハウニヴーが入手可能となるわけです。
…マイクロキャビンパチンコ屋に吸収されちゃったけど。
夢は夢のまんまの方が美しいですね、やっぱり。

2012年10月3日水曜日

21世紀になっても似非化学

 星野之宣氏の星を継ぐ者は第四巻第4巻で大団円となりましたね。
…本当はあの後、後日談的にジュヴェレン人が凶暴になってたのはネット中毒のせいだったんだよ!
なんだって~というがあるようですが、あの終わらせ方でそれは蛇足ってもんでしょう。


さて、小官は少し前の記事で人類はどうやらテューリアンの助けなんぞなくても重力を制御するところまで行きそうだという話をしましたが、そこに加えて、こんどは向こう20年ほどの間には十分に金のある人は医者から不老不死を買えそうだという話も出てきてます。
いやいや、21世紀の科学文明の進歩は空恐ろしいレベルですな。
かと思ったら
なんで今頃になってこういう話に騙されるアホーが出てくるんだよ!

写真を見ただけでは判らない人のために一応解説しておきますと、
これは勿論痛んだ桃の方を選んでばかやろうと書いた紙の上においたわけ

…ではなくて、日光と熱のためだと考えるのが妥当です。
見ての通り、もっともひどく傷んでいるのは明らかに向かって右手前の細字でばかやろうと書かれた紙の上の桃ですが、少し気を付けて見ると奥の方の"ありがとうグループ"でも右側の桃に少し変色が認められます。
で、ここであらためて写真全体を見てみると、更に奥の方のあからさまに日照不足のために元気のない観葉植物のある付近がものすごく薄暗いです。

つまり、この写真に写ってるリビングルームは全体的に薄暗くて涼しい常温で果物を保存しやすい環境なのですが、例外的に窓際の位置…特に写真の手前側にあたる部分が明らかに日当たりが強く、直射日光によって照らされた桃の果肉の温度も上昇し易くなっていると考えられるわけです。

 まあ、要はアレです。
状況を見る限りアマチュアの有志がそうとは知らずにこういう不公平な"比較実験"をやってしまったという可能性もあるかもしれませんが、知っててわざとやったなら悪質なデマそのものですねって話です。