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2014年11月27日木曜日

批判者の予言に自ら嵌りに行く残念な方の例

 いきなりですが、モノレール駅の終点とされる浦西の再開発プランが固まったようです
画像は琉球新報ネット版の記事より転載

今ライカムのところに作っているアホでかいイオンもそうですが、どうも過剰投資って感がぬぐえないんですよね~。

って言うかこの地図の中にある県道38号の付近、今ガルフスポーツクラブ前田校があった気がするんですが。
中々えげつないぶつけ方しますな。

・・・ただ、嘘を言って革命残渣に媚を売る媚中コウモリ保守が知事になってる以上、肝心のモノレール駅が向こう五年以内に突貫工事で出来上がるような予算をそうそうすんなりと総理に流して貰えるのかという不安材料もあるわけなんですが。

 と、いう流れで今回は来る衆院選のネタであります。
公示はまだ来月の話だと言うのにネットには早くもおかしな工作をして叩かれる人が出現しておるようです。
しつこいようだが画像はソースの記事より転載

・・・とりあえず、批判を避けたいという下心から女子供を装って政治的発言をするという発想の卑劣さはひとまず置いておきましょう。

しかしながら、このネタに遭遇した際小官が真っ先に想起したのは過去に読んだとある書物の一部分でした。

適菜 収 著 日本をダメにしたB層の研究 163頁より
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 一〇〇センチの視点
原口の発言、行動は予測不可能です。
おそらく住んでいる《世界》が違うのでしょう。
それでは原口の目には《世界》はどのように映っているのでしょうか?

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 僕は二七歳で佐賀県議会議員になったときから「一〇〇センチの視点」という活動を続けています。一〇〇センチというのは小学一年生の目のたかさ。
(中略)
 教育問題などに関しても、この視点から町づくりに取り組んでいこうというものです。(『原口大臣、ツィッターは世の中を変えますか?』)
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 たしかに原口の視点は小学一年生程度です。
「核の抑止力を私はフィクションだと思っています」と述べる原口はマハトマ・ガンディー(一八六九~一九四八年)が好きだという。

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 レジスタンスとテロリストは紙一重ではないか?石を持って戦車に戦う人たちをどうしてテロリストというのか?
(中略)
 しかし、ガンジーの非暴力・不服従の活動を見て、明確な区別があることを理解した。それは暴力の有無である。圧制に暴力で立ち向かえば、圧政に暴力正当化のエネルギーを与えることになることも・・・・・・。(『平和』)
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 レジスタンスとテロリズムを分けるのはもちろん暴力の有無ではありません。ジュネーヴ条約によりレジスタンスには正当性が認められている。原口の政治に関する無知は常軌を逸しています。
「私は法と正義に基づいて執行する、これが文民統制(シビリアン・コントロール)である」
(同右)
 もちろん違う。
 文民統制とは政治家が軍隊を統制することです。
『ニーチェの警鐘』でも指摘しましたが、原口は国家主義と帝国主義の区別もついていません。
 歴史に対する無知、人間に対する無知、そして幼児のような驕りが、原口という政治家をつくりあげているのです。
 メディアで「次の総理は?」と訊かれると、原口は必ず「自分」と言います。
 胃が痛くなるような冗談です。
 原口のような厚顔無恥な人間にはなにを言っても仕方がない。少なくとも原口に投票してきた愚民は早急に悔い改めるべきです。
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 この書物を書いた適菜 収という方は、自分でもそう言っている通り基本的に独自に編み出したオリジナルの哲学を披露するという芸人じみた知識人ではなく、あくまでも過去の賢人たちが述べた事柄を現代の事例に当てはめて分かりやすく解説すると言う立場を取っています。
しかも、この本は2012年の10月に発行されたもので、当然の事ながら今回の衆院選がある事を予測して書かれたものではありません。

・・・にもかかわらず、まさに彼が批判した通りに、あたかも自らの幼稚さを誇るがごとき振る舞いで現政権に質問状を装った政治工作文書を突きつけるという行為に走ってしまうという残念さ。
何故実行に移す前に下手を打てば逆に自民を利する事になると気づけなかったのか。
更には深く考えもせず之に飛び付き、連鎖自爆してしまう某政党と某マスコミ。


 これはもうアレですね、こういう事件を起こしても尚この期に及んで件の政党が議席を伸ばすような事があれば、まことに遺憾ながら日本人のかなりの割合をアンドリュー・フォーク的な何かが占めているという話になるという事ですね。

ただ、そっちの方に話が及ぶと某皇帝は自らの処刑執行書にサインするようなアホに情けをかけるべきではないという趣旨の発言をなさっており、これは今現在台湾や香港で起こっていることを知りながら媚中派を県知事にしてしまった沖縄の人間としては実に耳が痛い話なのですが。

2014年11月16日日曜日

知事選の総括

 今回の県知事選については、ポスター破りだなんだと、まあいつになく物騒な話が乱れ飛んでましたんで、小官も思うところはあったのですがそこは有権者の冷静な判断というモノを尊重したいので暫しの間封印しておりました。

が、もう投票終わった頃ですんで
ですよ

・・・ウサビッチってこうだっただろうか?
違うような気もするがまあいいや。

というわけで、今回は小官が独自に収集して廻った
”明らかにアウトなケース”
即ち、掲示物毀損を中心に写真を展示します。

犯人は己の大人気ない行為をキッチリ反省するように。

最初のお写真はこちら
那覇市内某所にて、公示直後のフライングを警察に問い詰められております。

・・・まあ、特に下地と翁長がそうなんですが実際にはこの一月近く前からあっちこっちに幟を立てまくってて、最初っからどうもオーバーヒートと言うか異常に過熱した感のある選挙戦でありました。

とは言っても、今回取り上げるような露骨な掲示物毀損は小官が見て廻った中ではむしろ少ない方で、大方はこんな感じで無傷
まあ、だからこそ逆にそういう事をやる一部基地外の行為が際立つわけですが。
沖縄市内の米軍基地フェンス前にて。
全駐労の掲示物の傍で"ここは労組の畑だぞ"とでも言わんばかりに見事に破り捨てられている事例です。

・・・何時代の学生運動家ですか。
こちらは北中城村…と言うより琉大北口の裏手の方

文面見る感じでは勝手連の横断幕のようですが、紙より強度のある布に穴を開けて引きちぎっているあきらかに悪意たっぷりの駄目なケースです。
こちらは嘉数高台公園入口で立て看板が破壊されていたケース。
普通、不正な掲示物を然るべき業者が撤去した場合は
こういう形できちんと後片付けをしてゆくので、"破壊されたモノが放置されている"という時点で間違いなく犯罪性の高いケースだと言い切ってしまえます。

ちなみに、この種の立て看板には多くの場合
こういう感じで選挙管理委員会の証紙が張り付けられていましたので、投票日前にぶっ壊した時点でどう見ても立派な違法行為です本当にありがとうございました。

ただ、そんなカオスの中で色々と工夫して個性を出している候補者もありまして



下地氏はこんな感じでポスターの文面を自治体毎に変えるという小憎いテクニックを用いています。

ただ、小手先の技に走り過ぎるあまり
あんな事や
こんな事をしてしまうという困ったちゃんでしたが。

方や、逆の意味で困った個性を出していたのがこちらの方
いくらなんでもこれはお下品過ぎです。
自分の政策を有権者に紹介する場でんな90年代の小学生向けギャグ漫画のように泥酔して踊り狂っている様子を出されても…

真面目に政治家になるつもりがあるのかと問われても仕方ないでしょうこの人は。

 と、ここまで小官が探して来た中ではネットで報じられていたような手口の掲示物毀損はどうもそう多くはなかったのですが、以下ではその少数派を説明します。
これは国道58号線沿いの沖縄電子を少し過ぎた位置に勝手連が張っている横断幕ですが、例の赤いラッカースプレーでバッテンを書き込むという同様のやり口です。

だけどこの横断幕、知事選の半年以上前からこの状態で放置されているんですよね。
こっちは浦添市内のバークレイズコート近くに同様に勝手連が張っている横断幕です。
ここは小官も通勤で通る道なのでもう何年も前から見ていますが、これまでも以前から貼られていた横断幕が時折破られたり修繕されたりをしていました。
しかしながら、今回の選挙ではここばかりはイヤに静かだと思ってたんです。

・・・思ってたんですが、一昨日通りかかるとこの有様。

模倣犯の可能性を除外すると、当然の事ながら件の汚損事件と同一犯の手口だと思われますが、知事選の公示前に候補者のポスターが掲示板に張り出されるわけもなし、まあ常識的に考えて普段からこうやって勝手連の横断幕を汚損して喜んでたような手合いがこの選挙で暴走したというのが、ネットで報じられた汚損事件の内実であると考えられます。

さてさて、投票箱を開けた結果は一体どうなります事やら。

2014年11月12日水曜日

速報! というか、露骨に今後の展開が読める話

 16日は知事選ですね。
新報あたりはずっと翁長氏有利と言い続けてますが、ここへ来てこんなニュースが入ってきましたよ。
とりあえず、更新で記事が消えたときの為に画像を保存

 もうね、この時点で先の展開が読めましたよ。
大方、今後はこの自分で抗議文とビデオカメラ用意するとかどう見ても自作自演くさい自爆行為を殉教者に仕立て上げて、ジュゴンを殺す奴は社会の敵だみたいな論陣を張ってアホを煽り、現実路線で少しずつ米軍基地を整理縮小しようという候補者から無党派層を引き剥がそうという動きに出るでしょうね、あのマスメディアの名に値しない扇動機関は。

 しかし、小官は皆に落ち着いて考えていただきたいです。

いくら殉教でも自演は所詮自演です。

しかもこのタイミングを見る限り、本来は地元の皆が冷静に考えて判断した結果を投票で示すべき問題を、外野である本土の人間が明らかにお涙頂戴路線で捻じ曲げようとしています。

だいたい、面妖しいとは思いませんか?
「あらゆる手段で辺野古への移設を阻止する」と明言してる翁長氏が報道の通り有利で、次の知事になる事が確実であるのなら、一体何故に焼身自殺などという手段に出る必要があったのでしょう?

そういうわけで、感情論に走って沖縄を台湾・香港の二の舞にしかねない決断を下すアホが出てきては困るので、警戒を呼びかけておきます。