小官は昨年末、ボイスロイドのレビュー記事を書いた際
ボイスロイドは声に表情を乗せ、ボーカロイドは滑舌を良くする方向で…
つまりは互いの長所を取り込む形で進化するべきだというような事を言いましたが、どうやら企業サイドの中の人はかなり前からその点を認識していたらしく、ボーカロイドの音声合成エンヂンの提供元であるヤマハ社がボーカロイドをしゃべりに対応させると発表したようです。
他の筋からの情報も合わせると、この"VOCALOID-flex"はイントネーションの調整や母音の無声化に対応しており、しかも中の人の声はそのまま以前のボーカロイドから引き継ぐ事ができるとの事。
要するに、原理的には今まで商品化されたボーカロイドでもアップデータを適用してやればボイスロイドの"フレーズ調整機能"を取り込むことができるわけです。
ボイスロイドの裏技として、母音の無声化を使って殆ど子音のみを発声させることで英語の発音にも(カタコト発音になってしまいますが)対応させるというのがありましたが、今後はボーカロイドでもこれが可能になるわけです。
ただ、現時点では企業向けの提供がメインとのことで、今すぐ歌って喋れる新ボカロの登場というわけでもないようです。
しかしながらがくぽの実家がこれを元にした新製品開発の意向を表明したとの未確認情報も出てきているようで、中々面白い事になってまいりました。
2010年2月24日水曜日
自覚の無い人の逆上
鳩山政権の発足で再び注目を集めている普天間基地の移設問題ですが最近では移設反対派の稲嶺氏が当選し、
「国からのお金は当てにしません」
とやるなどの動きが出ておるようです。
…昔は大田さんがそれをやったところへ不況が来て見事にコケたんですが。
さて、そんな中でちょっと目に付いた記事に、これはあまりにも酷いと思うような内容の読者投稿があったので実名を伏せた上で引用しておきます。
これは2月22日付けの琉球新報5面
「わたしの主張あなたの意見」のコーナーからです。
=反対派を批判ピントはずれ==================
O.K.43歳
いつ墜落するかも知れぬ戦闘機への恐怖や静かな環境で生きる権利を侵害する爆音との共生。自民党政権は戦後六十数年にわたって、こうした県民差別をやってきた。それが民主党政権になって変更されるかと思いきや、閣僚たちの言動や他府県民の反応を見ていると期待はずれに終わりそうな気配である。
その根本にあるのは県民蔑視の思想だ。汚い物、危険な物は下等な沖縄に押し付け、時々アメを与えておけば良いさとの発想が根強くあると思う。そうした中にあっても良心的な方々も存在する。自分の自由な生活や仕事を投げ捨て、正しく手弁当一つで県民と一緒になり政府の不当な仕打ちに異議申し立てをしてくれる他府県出身の方々が少なからずいる。
14日付本欄でのO.T.氏の批判は全くのピントはずれだ。基地建設反対の現場にくれば彼・彼女たちが”活動家”などではないことが分かるはずだ。命を奪われかねない仕打ちを受けているのに暴力を振るう方を擁護したりこびへつらったりして、どうするのと問いたい。
==============================
…県民蔑視とか命を奪われかねない仕打ちだとか、この時点で既にアレな人たちに特徴的な被害者意識が伝わってきますが。
でも一般的には、政府に異議申し立てをするために自分の仕事や家を放ったらかしにして他所の県まで行くような有志のことを”活動家”って言うんじゃあないですかね?
ならば何も怖れる事無く堂々と活動家を名乗ればよろしい。
それを「活動家などではないことが分かるはず」って、O.K.氏の常識はちょっと理解し難いです。
…少なくともミリヲタでショタコンなネット右翼を自認する小官にはね!
更に言えば、この人は自民党政権が戦後六十数年にわたって県民を差別してきたとか書いていますが、沖縄返還は1972年。
…それ以前の事については自民党に責任は無いでしょう。
県民蔑視を批判する文脈でこんな郷土の歴史についての理解が不十分である事を悟られかねないような事を書くというのも、小官としては非常に脇が甘いという印象を受けます。
最後に参考までに、この人が噛み付いている14日のO.T.氏の批判についても引用しておきましょう
=沖縄利用する活動家に怒り==================
O.T.38歳
沖縄に生まれると、年がら年中基地問題で争いが絶えない。これが地元だけかというと、県外の過激な活動家が移住し地元県民を統括している。今沖縄は全国の活動家の反政府・反米闘争のシンボルとしても活用されている。私はこのような沖縄を利用した平和運動という名の過激な闘争にうんざりするし怒りを覚える。
ある牧師は、車の下にスライディングをし、逮捕された。不当逮捕だそうだ。ネットで映像もあるので確かめてほしい。明らかに危険な行為でかなり暴力的だ。
東村のヘリパッドでは、8歳の子が名指しされた住民が訴えられたと言って騒いでいるが、親ならこのような純粋な子を政治利用するなとあきれるばかりだ。
スクラムを組み過激な罵倒と妨害活動である。どこが一般住民だろうか。明らかに百戦錬磨の過激な活動家によって指導を受け実践されている。綺麗な海と人情あふれる島でありながら、県外から恐れられかねない実態がそこにある。沖縄はいつまでイデオロギーの場として使われるのであろうか。
==============================
最後の綺麗な海と人情あふれる島でありながら県外から恐れられかねない実態云々はともかく、彼の意見は概ね首肯できます。
権力の側の暴力を批判しながら己も暴力を振るったのでは、結局同じ次元に堕ちることになっちゃいますし、こういう連中の活動がメディアで取り上げられるようになったせいか、近頃ネットでは沖縄県民を売国奴みたいに言う人もチラホラ出てきています。
小官の実体験から言うならば、大田さんを支持していた高校時代に危険物の試験を受けるため沖国大へ行ったのですが、その時に見かけた自治会の壁新聞に目を通して
「これはさすがに過激だ、っていうかこんなのとは仲間になりたくない」
という印象を抱いたものでした。
そういうわけで、小官はO.T.氏の方を支持しますね。
…ミリヲタでショタコンなネット右翼としてですが!
「国からのお金は当てにしません」
とやるなどの動きが出ておるようです。
…昔は大田さんがそれをやったところへ不況が来て見事にコケたんですが。
さて、そんな中でちょっと目に付いた記事に、これはあまりにも酷いと思うような内容の読者投稿があったので実名を伏せた上で引用しておきます。
これは2月22日付けの琉球新報5面
「わたしの主張あなたの意見」のコーナーからです。
=反対派を批判ピントはずれ==================
O.K.43歳
いつ墜落するかも知れぬ戦闘機への恐怖や静かな環境で生きる権利を侵害する爆音との共生。自民党政権は戦後六十数年にわたって、こうした県民差別をやってきた。それが民主党政権になって変更されるかと思いきや、閣僚たちの言動や他府県民の反応を見ていると期待はずれに終わりそうな気配である。
その根本にあるのは県民蔑視の思想だ。汚い物、危険な物は下等な沖縄に押し付け、時々アメを与えておけば良いさとの発想が根強くあると思う。そうした中にあっても良心的な方々も存在する。自分の自由な生活や仕事を投げ捨て、正しく手弁当一つで県民と一緒になり政府の不当な仕打ちに異議申し立てをしてくれる他府県出身の方々が少なからずいる。
14日付本欄でのO.T.氏の批判は全くのピントはずれだ。基地建設反対の現場にくれば彼・彼女たちが”活動家”などではないことが分かるはずだ。命を奪われかねない仕打ちを受けているのに暴力を振るう方を擁護したりこびへつらったりして、どうするのと問いたい。
==============================
…県民蔑視とか命を奪われかねない仕打ちだとか、この時点で既にアレな人たちに特徴的な被害者意識が伝わってきますが。
でも一般的には、政府に異議申し立てをするために自分の仕事や家を放ったらかしにして他所の県まで行くような有志のことを”活動家”って言うんじゃあないですかね?
ならば何も怖れる事無く堂々と活動家を名乗ればよろしい。
それを「活動家などではないことが分かるはず」って、O.K.氏の常識はちょっと理解し難いです。
…少なくともミリヲタでショタコンなネット右翼を自認する小官にはね!
更に言えば、この人は自民党政権が戦後六十数年にわたって県民を差別してきたとか書いていますが、沖縄返還は1972年。
…それ以前の事については自民党に責任は無いでしょう。
県民蔑視を批判する文脈でこんな郷土の歴史についての理解が不十分である事を悟られかねないような事を書くというのも、小官としては非常に脇が甘いという印象を受けます。
最後に参考までに、この人が噛み付いている14日のO.T.氏の批判についても引用しておきましょう
=沖縄利用する活動家に怒り==================
O.T.38歳
沖縄に生まれると、年がら年中基地問題で争いが絶えない。これが地元だけかというと、県外の過激な活動家が移住し地元県民を統括している。今沖縄は全国の活動家の反政府・反米闘争のシンボルとしても活用されている。私はこのような沖縄を利用した平和運動という名の過激な闘争にうんざりするし怒りを覚える。
ある牧師は、車の下にスライディングをし、逮捕された。不当逮捕だそうだ。ネットで映像もあるので確かめてほしい。明らかに危険な行為でかなり暴力的だ。
東村のヘリパッドでは、8歳の子が名指しされた住民が訴えられたと言って騒いでいるが、親ならこのような純粋な子を政治利用するなとあきれるばかりだ。
スクラムを組み過激な罵倒と妨害活動である。どこが一般住民だろうか。明らかに百戦錬磨の過激な活動家によって指導を受け実践されている。綺麗な海と人情あふれる島でありながら、県外から恐れられかねない実態がそこにある。沖縄はいつまでイデオロギーの場として使われるのであろうか。
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最後の綺麗な海と人情あふれる島でありながら県外から恐れられかねない実態云々はともかく、彼の意見は概ね首肯できます。
権力の側の暴力を批判しながら己も暴力を振るったのでは、結局同じ次元に堕ちることになっちゃいますし、こういう連中の活動がメディアで取り上げられるようになったせいか、近頃ネットでは沖縄県民を売国奴みたいに言う人もチラホラ出てきています。
小官の実体験から言うならば、大田さんを支持していた高校時代に危険物の試験を受けるため沖国大へ行ったのですが、その時に見かけた自治会の壁新聞に目を通して
「これはさすがに過激だ、っていうかこんなのとは仲間になりたくない」
という印象を抱いたものでした。
そういうわけで、小官はO.T.氏の方を支持しますね。
…ミリヲタでショタコンなネット右翼としてですが!
2010年2月17日水曜日
2010年2月12日金曜日
チャコールグレイの政治家をチャコールグレイのジャーナリストが擁護している件について
どうやら泡盛にまで萌えが侵攻してきたようですね。
…なんかこう、二番煎じ三番煎じという感がぬぐえませんが。
さて、小官が例によってネットサーフィンをしておると、
”小沢幹事長問題ではっきりしたメディアと国家権力の危険な関係”
なる見出しが視界に入ってまいりました。
秘書が捕まって誰もが「こりゃトカゲの尻尾切りだね」となってる今になってさすがに小沢擁護はないだろうから、今回の小沢問題に絡めて自説を展開したい人がいるんだろうなくらいに思って目を通してみたところ…
小沢幹事長は不起訴になった。
→だから小沢は潔白
→従って今まであたかも小沢が有罪であるかのように言いふらしてきた検察とその記者クラブの言うとおりに動いてきたメディアはウソ吐きだ
→これは国家権力による国民洗脳計画だ
といった感じで、小沢叩きをしているメディアに逆切れしてました。
…まあ、日本のメディアが記者クラブべったりだというのは大昔から言われている事ですが、限りなく黒に近い小沢の件でそれを言い立てるというのはジャーナリストの処世術としてどうなんでしょう。
それに小官は一有権者として、民主党はメディアに愛される事で政権を取ったようなもんだという印象を抱いているのですが、そのメディアが民主党を攻撃しはじめたところで国家権力との癒着がどうのこうのと始めるというのもやはり胡散臭い感じがします。
こんな香ばしい記事を書く奴のプロフィールが見てみたい…
と、いう事で困ったときのウィキ頼み。
するといきなり
”現在ノートにて記載についての合意と議論が行われています。ノート
での合意と議論のある箇所を編集する際は、ノートにて合意形成して
から編集するようお願いします”
…荒れてるんですね、判ります。
というわけで、この箇所は小官が調査した時点でのウィキの内容を引用して論じます。
今後内容が変わる可能性もあるかもしれません。
えっと、この人はジャーナリストとしてもかなりの問題児みたいです。
・元警察官僚の平沢勝栄代議士がパチンコ業者からウラ金を受け取ったという記事を新潮社で書いて名誉毀損で裁判となる
→最高裁が上告を棄却、新潮社の敗訴が確定
…マテ、こいつ今回の記事では冒頭で
「日本は推定無罪の原則を持つ法治国家であるはずだ」
とか抜かしてなかったか。
平沢代議士は推定有罪で小沢幹事長は推定無罪だと言うのか?
・週刊朝日で安部が「麻生にダマされた」と発言したという記事を書くが、麻生氏と与謝野氏はこれを否定。安部氏も公式の記者会見で否定
・麻生内閣に関して度々信憑性の怪しい記事を書く
・民主党主催のゴルフコンペに参加したことを報じられ
「費用は自腹で払った」と釈明
・週刊文春で安部晋三を批判する記事を書いたところ、安部事務所から
「事実無根のでっち上げ」として公開質問状を送付される。
→二度の回答延期の後、文春名義で回答するも、未公表の著作物である事を理由にその内容をオフレコ要求
→安部事務所に
「公共の媒体で批判をしておきながら、
反論に対しては密室でやろうというのか」
と批判され、再度公開質問状を送付される
→その後の批判合戦の結果、上杉の引用した記事が誤報であった事が明らかになる
→Twitterで「安部さんに謝りましたか?」とコメントされると
「ウィキペディアの内容はウソなので鵜呑みにしてはいけない」
「逃げているのは安部晋三の方だ」等と答える
これは …壮絶の一言に尽きますね。
ガセネタ書きまくっている時点で、そもそもジャーナリストとしての適性が怪しいという印象を受けますが、他のジャーナリストに民主党との癒着を疑われるような事までしてるなんて、小沢並みにチャコールグレイではないですか。
おまけにウソ情報流しといて、その内容のおかしなところを突っ込まれたら謝罪もせんと逃げ回るって、ネットでやったら確実に工作員認定喰らってますね…
ウィキペディア以外の場所でも小沢の御用記者みたいに言われていますが、これだけの事実がある以上まったく妥当な評価だと思いますね。
ってゆーか、何億貰った?
…なんかこう、二番煎じ三番煎じという感がぬぐえませんが。
さて、小官が例によってネットサーフィンをしておると、
”小沢幹事長問題ではっきりしたメディアと国家権力の危険な関係”
なる見出しが視界に入ってまいりました。
秘書が捕まって誰もが「こりゃトカゲの尻尾切りだね」となってる今になってさすがに小沢擁護はないだろうから、今回の小沢問題に絡めて自説を展開したい人がいるんだろうなくらいに思って目を通してみたところ…
小沢幹事長は不起訴になった。
→だから小沢は潔白
→従って今まであたかも小沢が有罪であるかのように言いふらしてきた検察とその記者クラブの言うとおりに動いてきたメディアはウソ吐きだ
→これは国家権力による国民洗脳計画だ
といった感じで、小沢叩きをしているメディアに逆切れしてました。
…まあ、日本のメディアが記者クラブべったりだというのは大昔から言われている事ですが、限りなく黒に近い小沢の件でそれを言い立てるというのはジャーナリストの処世術としてどうなんでしょう。
それに小官は一有権者として、民主党はメディアに愛される事で政権を取ったようなもんだという印象を抱いているのですが、そのメディアが民主党を攻撃しはじめたところで国家権力との癒着がどうのこうのと始めるというのもやはり胡散臭い感じがします。
こんな香ばしい記事を書く奴のプロフィールが見てみたい…
と、いう事で困ったときのウィキ頼み。
するといきなり
”現在ノートにて記載についての合意と議論が行われています。ノート
での合意と議論のある箇所を編集する際は、ノートにて合意形成して
から編集するようお願いします”
…荒れてるんですね、判ります。
というわけで、この箇所は小官が調査した時点でのウィキの内容を引用して論じます。
今後内容が変わる可能性もあるかもしれません。
えっと、この人はジャーナリストとしてもかなりの問題児みたいです。
・元警察官僚の平沢勝栄代議士がパチンコ業者からウラ金を受け取ったという記事を新潮社で書いて名誉毀損で裁判となる
→最高裁が上告を棄却、新潮社の敗訴が確定
…マテ、こいつ今回の記事では冒頭で
「日本は推定無罪の原則を持つ法治国家であるはずだ」
とか抜かしてなかったか。
平沢代議士は推定有罪で小沢幹事長は推定無罪だと言うのか?
・週刊朝日で安部が「麻生にダマされた」と発言したという記事を書くが、麻生氏と与謝野氏はこれを否定。安部氏も公式の記者会見で否定
・麻生内閣に関して度々信憑性の怪しい記事を書く
・民主党主催のゴルフコンペに参加したことを報じられ
「費用は自腹で払った」と釈明
・週刊文春で安部晋三を批判する記事を書いたところ、安部事務所から
「事実無根のでっち上げ」として公開質問状を送付される。
→二度の回答延期の後、文春名義で回答するも、未公表の著作物である事を理由にその内容をオフレコ要求
→安部事務所に
「公共の媒体で批判をしておきながら、
反論に対しては密室でやろうというのか」
と批判され、再度公開質問状を送付される
→その後の批判合戦の結果、上杉の引用した記事が誤報であった事が明らかになる
→Twitterで「安部さんに謝りましたか?」とコメントされると
「ウィキペディアの内容はウソなので鵜呑みにしてはいけない」
「逃げているのは安部晋三の方だ」等と答える
これは …壮絶の一言に尽きますね。
ガセネタ書きまくっている時点で、そもそもジャーナリストとしての適性が怪しいという印象を受けますが、他のジャーナリストに民主党との癒着を疑われるような事までしてるなんて、小沢並みにチャコールグレイではないですか。
おまけにウソ情報流しといて、その内容のおかしなところを突っ込まれたら謝罪もせんと逃げ回るって、ネットでやったら確実に工作員認定喰らってますね…
ウィキペディア以外の場所でも小沢の御用記者みたいに言われていますが、これだけの事実がある以上まったく妥当な評価だと思いますね。
ってゆーか、何億貰った?
2010年2月10日水曜日
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