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2010年10月27日水曜日

中国の独創

 日曜に産業祭り陸自祭へ行ってきました。
…お金とデジカメのバッテリーが沢山あればもっと楽しめたのに。

さて、ワイアードの記事によるとある中国人がモノレールと路面電車のあいのこのような交通機関を考案したそうです。

この”ストラドリング・バス”なる交通機関は車道の外側に設置されたレールにガイドされて車道の二車線をまたいで走るのだそうで、下の部分がトンネルになっているため、小さな車両はこの下を走る事ができるのだとか。

ただ、車の側から見ると車道を軌道に沿って細長いついたてが走る形になるわけですから、渋滞の時などは無理やり車線変更する自動車がこのバスの進行を妨げる形になるのではないのかとも思います。

2010年10月23日土曜日

智者が必ずしも支持されるわけではない

 ベルリンでヒトラー展が開かれたようですね。
かつて独逸は第二次大戦に関して、あれはナチ党が国民をダマして勝手にやった事で、こっちも被害者なんだという立場を取っており、それ故にナチ時代の音楽すら大っぴらには聴けないという感じだったらしいですが、今回の企画では「何故ナチ党が当事の独逸国民に支持されたか」という事がテーマであるようです。
…時代は変わったものだ。

 さて、そんな中
元お天気おねいさんの方がこんなコラムを書いておるようです。

なんでも、今アメリカで支持を集めている茶会運動のリーダー達の知的レベルが残念すぎるのだとか。
そして、こんな連中が支持を集めているばかりではなく、むしろバカであることがカッコイイみたいな風潮さえ生まれてきているのだとか。

…小官はこんなインテリぶって保守派を叩くような記事を書くような人に対して放つべき言葉を一つしか知りません。

何故鳩山のバカが首相になりそうになった時に同じ事を言わなかった?

小官はかつて民主党の危険性までは看破できませんでしたが、かねてより電波解析シリーズでアセンション教徒の欺瞞について何度も何度も警告してきた筈です。

だが、現実は全くもって救いがたい事に、スタンフォードでポスドク取ったくせにUFOブーンして喜んでるような奴を日本人皆が支持した。

…結論から言ってしまうと、ティーパーティといい、ナチスの件といい、その根底にあるのは結局のところ同じ事なんではないでしょうか。

つまり、民衆はその人が国政に携わるのに相応しい器か否かを見て投票をするのではなく、ウソでも構わないので希望を示してくれる、夢を見させてくれる人に投票するという事なのでしょう。

2010年10月20日水曜日

狼群戦法をかけられた件について

先月、小官はネクソンのCoWというブラゲーを始めた事をお伝えしました。

このゲーム、プレイヤー自身がロボに乗って宇宙で戦う事ができますが、主体となるのはむしろプレイヤー自身がその保有するコロニー開発し、そうやって育てたコロニー同士を戦わせる事ができるという育成バトラー的な要素でありましょう。

…つまりコロニー同士の戦闘はこのゲームの仕様の範囲内の事なのですが、ただし、ここにギルドシステムがあることによって事情がちょっと変わってくるわけです。

…具体的にどういう事かと申しますと、ギルドに所属している誰かさんが資源をごっそり溜め込んでいるコロニーを発見したが、自分の保有する戦力では防衛隊を打ち減らす事もできないとしましょう。

すると、このプレイヤーはどうするか?
…同じギルドの強い人に頼んでそのコロニーを攻めてもらうわけです。
一度戦闘で消耗した無人機は基本的に復活しないので、その後で輸送船をごっそり編成した攻撃隊を出せば、たいした苦労もせずにおこぼれにあずかる事ができるというわけです。

小官は先週コレをやられた。
何処のギルドからだとは申しませんが。
…覚えとけよ、戦闘記録はきちんと残ってるんだから、手に血の付いた奴は飽きた頃に一人ずつ天文学的な量の無人機で襲ってやるからな。

で、それまでは防衛隊に配備した有人機に反物質を載せておいてもその機体が撃破されたら略奪の対象になるという話を聴いたので、どうしようもないものには対策を打たないという方向性でやっていたのですが、その戦闘の戦訓でこの話がガセである事が明らかとなった。

…そうなるとやる事は決まっています。
フリーマーケットへ行き自分のレベルで搭乗可能なロボのうち、積載量の大きなのばかりを買いまくる。
そして前に使っていたロボにはどんなに愛着があろうと装備を全て外した上で売り払う。

あとは、買ったロボを防衛隊兼秘密倉庫として活用するまでです。

しかし、これでもメタルやエーテルといった資源は量が多いために守れない。

…しょうがないと思っていた小官にうちのギルドマスターが悪辣な策を授けてくれました。

無人輸送船はわりあい初期の段階で生産可能となるのですが、こいつは製作に必要な資源の量が少なめなのに建造にかかる時間が比較的長いのです。
そこで、現時点で保有している時点で建造可能な最大数の輸送船を発注し、一度資源を保管庫から出してしまいます。
こうすると見かけ上自分のコロニーには資源が無いように見えます。
しかし、資源が欲しくなった時に輸送船の発注をキャンセルすれば、まだ製造に取り掛かっていない船の分は資源が還付されます。

…かなわんなぁ、まったく

2010年10月13日水曜日

過激派議員登場の巻

 チリの落盤事故はどうやらみんな助かるっぽいですね。
よかったよかった。

で、例によって政治の話になるのですが、ちょっと前にゲル長官がブログでテレビに出演すると言っていたのですが、その結果が…

テレビ局絶対悪意あるだろこれ。

その一方、うちの郷里ではこんな不穏な話が出てきています
他所のソースではこんな話

…要するにこいつは反対運動するためだけにわざわざ内地からやって来て、沖縄人に紛れ込んで天皇に火炎瓶投げつけたと。
そして今度は穏健派のふりをして名護市議になりおおせたと。

いつぞやのアメリカ総領事にコーヒーぶっ掛けたのより悪質な奴じゃねぇか!

かと言って右派は幸福実現みたいな連中ばかりだし…

2010年10月6日水曜日

尖閣問題に対する沖縄の反応

 AHSが今度鷹の爪の吉田君をボイスロイドとして出すようですね。
しかし、月読兄弟パック並みの価格設定ってどうなの?

…これは多分キャラのライセンス料ですね。

 それは置いといて、中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たりをかました件でゴタゴタしてるのを受けて去る10月3日沖縄では二つのイベントがありました。
その一つは幸福実現等を中心とする団体による平和行進
もう一つは琉大祭の自治会主催による講演会です。

つまり、今回の一件について右派と左派両方の主張を聞く事の出来る面白い機会が巡ってきたわけであります。

 と、いうわけで体調があまり良くないくせに那覇から宜野湾まで駆けずり回ってきました。
スケジュールを検討したところ幸福のイベント開始が13時で琉大が14時だったので最初に県庁前へ向かい、次いで琉大祭へ行くというプランを立てたのですが、結果的にこれが大当たりする事となりました。

最初に幸福実現党ですが、11時頃から県庁前にそれらしき人と車列が集結しはじめ、正午ごろから金城竜郎氏他幸福実現党の弁士による街頭演説が始まり、小官はこれを聞く機会を得ましたが、基本的に同じ内容をずっと繰り返しているだけであまり新奇な知見は得られませんでした。
最低でも
「何故中国は脅威なのか」
「日米安保とはどういうことなのか」
「それが今回の尖閣の件にどう関わるのか」
…といった事を説明して賛同を求めていくという丁寧さが欲しかった。

というか、あのへんうろついてたらニューモの人に放射性廃棄物地層処分についてのアンケートとかいうのをされたんですが、要するにそういう人達が集まっているのかね?

 次いで琉大祭の講演会ですが、これは琉球新報の政治部部長の人と社会評論家の人を呼び、公演の後に参加者と意見交換をするという形式のものでした。
ただ、主催者によると不快感を示す人もいるので客が勝手に写真を撮るのは遠慮して欲しいとの事でした。
…自分達の主張に自信があるのなら、まるまる三時間動画に撮られて世界中にインターネットで流されたって痛くも痒くもない筈なんですが。
内容に関してはブン屋さんのは沖国大ヘリ事件の件なども紹介しながら
「基地被害を訴えてゆく事は沖縄の新聞の社会的責任だと思います」
社会評論家のは将来予測される米中激突についてデータを提示しながら
「中国脅威論で日米安保を強化しようという動きに騙されてはいけない」
…ってなものでした。
講義資料はきちんと貰ったので気が向いたら注釈付きでアップするかも知れません。

ただし、面白いことには右は安保絶対賛成で左は絶対反対。
…ところが馬鹿ポッポが今日の尖閣の事件の原因を作ったと言う点では両方とも一致しているのです。

かつて林信吾という自称ジャーナリストは、その著書反戦軍事学の中で面白いことに日本の極右も極左も反米という点では一致しているという趣旨の事を書いておりましたが、少なくとも沖縄ではその話は過去のものとなりつつあるようです。