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2009年5月27日水曜日

やっぱりお前さんか

 半島が何やら騒がしいですね。
南で元大統領が鳥になるかと思えば北は核実験を強行する…

さて、小官はこれまでの記事で

どうせラプたんは買えないんだからさあ、ライトニング2の電装系を魔改造して使おうぜ

空軍の偉い人がラプたんの生産数を伸ばしたいから機密を外して日本やオーストラリアに売るべきだと言っているというニュースが入る。
→そうか、それならすぐにも買いなさい

何だかんだでラプたんの禁輸が解けないうちにライトニング2たんが実戦配備される
→こりゃあ、遂に決まったかもしれん

…といった経緯でFX問題を扱ってきたわけですが、ここへ来てアメさんがライトニング2を猛プッシュしているというニュースが入ってきました。

こりゃどうやら内定出ましたね。

2009年5月20日水曜日

肉食の代償

 日本国内でも遂に新型インフルエンザがパンデミックの様相を呈してきましたね、小官の地元では修学旅行のキャンセルが相次いで観光業界が悲鳴を上げているようです。

さて、そんな中件の新型インフルエンザと洪水の影響でカンボジアではネズミ肉の輸出が好調だとのニュースが入ってきました。
ネズミ肉がごちそうだと言うと、小官としてはどうしても手塚治虫の火の鳥にあった宗教戦争の話で地下に潜った未信者がネズミ料理を食べている場面を連想してしまうのですが…

大丈夫なのかよ?

いやな、さすがに現代では無いとは思うがネズミと言ったらペストを媒介する動物ではないですか。
ちなみにエイズは元々お猿さんの病気だったものが、その猿を食べるために捕まえた人が感染して人間の病気になったと言われています。

 そもそも伝染病というものからして、人類が動物を飼いならすようになった結果、動物から人間に伝染するようになったと聞きますが、牛もダメ、豚や鳥もダメ、かと言ってその他のマイナーな生物の肉もやっぱりリスクがあると。

…まったく暮らしにくい時代になったもんです。

2009年5月15日金曜日

慎んでお悔やみ申し上げます

 ラプたんがまた来ますね。
北朝鮮がこうトサカを立てると、それを威圧するかの如くラプたんがやって来るという実に判り易い構図ですが、こう頻繁に来られると何というか有り難みがねぇ…

 さて、ラプたんをやっつけたアメリカの財政難ですが、今度はABLが撃墜されました。
ABLつうのは例のレーザー砲を積んだ飛行機なのか、それとも空を飛ぶように作られたレーザー発振機なんだかよく判んないような飛行機からレーザーを発射して、上昇中の弾道ミサイルを三国無双しようというアレです。

過去にこいつの実験は順調に進んでいたという話を聞いていただけにこれまた残念なお知らせとなってしまいました。

2009年5月13日水曜日

閣下、それはヤクザ絡みだと愚考します!

 ライトニング2たんが思ったより早く実戦配備に入るようですね。
こりゃついに空自が次に買う戦闘機が決まったっぽいです。
…本音を言えばラプたんの方が欲しかったので微妙ですが。

 ところで空自と言えば、南西航空混成団指令でもあった佐藤守元空将閣下がブログにこのような記事を書いております。

問題の記事の本筋とは若干ズレますが、なんでも90年代に新潟県は柏崎市に作られた「トルコ文化村」にトルコ政府から送られたトルコ建国の父、ケマル氏の像があったのですが…
このテーマパークがバブル崩壊で倒産したおり、心配したトルコ大使館は在日トルコ企業の出資も含めた支援の話を柏崎市の会田洋市長に持ち掛けたのに市長はシカト。
更に製菓会社のブルボンが支援を申し出たのにこれまたシカト。
そして結局、このテーマパークを地元のラブホテル業者に払い下げてしまったというのです。

この件に関してトルコ大使館はせめて寄贈したケマル氏の像を和歌山にある串本のエルトゥール号記念館に移して欲しいと文書で伝えたのですが、市長曰く「売っちまったものに市は口を出せない」

結局ラブホテル業者の所有となった施設は荒れ放題、肝心のケマル像も台座から外され、ビニールシートにくるまれて野晒しとなっているのだそうです。

…民間ですら、風刺漫画が気に喰わないと外国からクレームが付いただけでアニメの放映が中止されるというのに、この厚かましい態度は一体何なんでしょうね。

で、この件に関して元空将閣下は
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「日本の評判が落ちる」のを「むしろ望んでいる」ように見える会田市長はおそらく日本人ではあるまいと思う。だから平然と日本が「世界に恥をさらす」のを喜ぶのであろう。
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と仰っていますが、小官はこの件にはもう少し別の事情があったのではないかと愚考いたします。

ラブホテル業者…という事は多分ヤクザ屋さん関連でありましょう。
会田市長が全共闘の出身で心情は社民党と同じというのは、たしかにファクターの一つではあるかも知れませんが、そうでなくともヤクザ絡みの筋に売ってしまったものを後になってから返せなんて、恐ろし過ぎて言えないわけです。

「だったらなんだってわざわざそんなところへ売ったんだ」と言われればその通りですが、柏崎市と言えば例の原発がある所です。
そして小官は原発利権にはヤクザ屋さんが深く絡んでいるという噂を耳にした事があります。

つまり、市長もちょっとアレな人かも知れませんが、柏崎市自体が
「ほとんどヤクザ屋さんの物」であるために、このような事態になったという可能性も否定できないと考えます。

…まあ、どのみち推測の域を出ませんので、より詳細な情報が明かされればこの見解は撤回せざるを得ませんが。

2009年5月6日水曜日

続新書店戦争

 小官は先週の記事で新書店戦争の勃発を伝えました。
そして今回は琉球新報の4月30日号第五面にジュンク堂と宮脇両方の社長インタビューが載っていたのでその内容を一部抜粋でお伝えしたいと思います。

=まず、ジュンク堂の工藤社長================
ー那覇店の特徴は
「全国各地の旧市街地にその県で一番大きな店をつくっているのが当社の特徴だが、那覇店は池袋本店などに次いで三番目程度の規模になる。ワンフロアが広く、在庫量では最低百二十万冊以上と池袋に匹敵し、日本最大級になる」
「全国的には問屋に商品構成を任せる本屋も多いが、当社は担当者が自主的に発注し、品ぞろえや並べ方などを考えている。地元の書籍もかなりそろえた」
中略
ー他の大型店も開店し県内業界は活気づいているが、中小業者は脅威に感じる向きもあるようだ。
「おのおのの役割分担があると思う。例えば雑誌なども、当社は普通の書店が置かないようなものまで置いている。本好きな人たちは本屋をはしごすることも多い。ほかにも新しい書店ができるのはうれしいことだ」
ー年間八億五千万円の売上高を目指している
「かなり難しいと思うが、五年ぐらいかけて達成できるようにしたい。イベントなどよりも、まずは地元の人たちに認知されるよう腰を据えて頑張りたい。町の振興はもとより、長い歴史を持つ沖縄の文化に、本を通して少しでも貢献ができればと思っている」
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要点をまとめると、
「大型店出すけど警戒しなくていいよ」
「すぐに収益が出るとは思ってないけど
 時間をかけて地元に根を下ろすつもりだよ」
といったところでしょうか。

=一方宮脇書店の宮脇社長==================
ー宮脇書店として県内最大規模の出典の狙いは。
「沖縄で十四店舗を展開しながら、最大の人口、商圏を有する県都・那覇市に店舗がないのは画竜点睛を欠く。とまりんから一度は退店した経緯があったが、那覇近郊の読者に申し訳なかった。県内本店として充実した品ぞろえを意識した」
中略
ージュンク堂も開店し、競争が激しくなる。
「一九八八年の県内初出店時、車社会であるのに駐車場をきちんと備えた書店がほとんどなかったので、駐車場を充実させた。レンタルビデオなどとの複合店でなく、宮脇は本専門を貫き、読者の信頼を得てきた。本に触れ、中身を確認して買うのがベストだ。ジュンク堂さんは大都市中心に展開してきたが、宮脇は地方都市でのノウハウがある。必要にして十分な品ぞろえと自負している。店にない本を迅速に取り寄せるフォローも強みだと思う」
ー県内の中小書店からは大型店に懸念の声もある。
「地方では雑誌やコミックを置くコンビニが中小の書店を苦しくしている。大型店が浸食していないとは言わないが、それだけではない。活字離れで出版市場は縮小する中、出版点数は増えている。宮脇の出店で本を手に取る機会が増え、沖縄全体の読書文化の向上につながるのではないか」
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つまりは
「ジュンク堂?こっちが先輩だもん、みっくみくにしてやんよ!」
「中小の書店?そりゃうちらみたいな大手が脅威にならないとは
 言わないがね、コンビニや活字離れの方が問題だろうがよ。」
…うーむ、とても好戦的だ。

戦略シミュレーションに例えてみると、手探り足探りで大型店を投入してきたジュンク堂を、地の利を得て準備万端整えた宮脇が迎え討つという状況なので、やはりこれは宮脇が若干有利かも知れません。
だけど、ミリタリ系の資料集や趣味の本なんかに中々ナイスなものがありますんでジュンク堂にも負けてほしくありません。

しかしまあ、工藤社長から”五年ぐらいかけて”という言質は取れてますんで向こう数年はジュンク堂が立ち去ったダイナハ跡で地団駄踏むというような事はしなくて済みそうです。

2009年5月1日金曜日

九条信者が着々と後継者を育てている件について

 小官がこのネタを最初に目にしたのは軍板での事でした。
しかし気が付くと「痛いニュース」でも取り上げられており、中々に大事になっているようなので一応フォローしときます。

…ええと、さんざん既出ですがまず「憲法と銃刀法は違うぞ」と。
更に私見を述べさせて頂ければ、日本国憲法第9条は

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
  国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
  国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、
  これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。

となっており、極端な言い方をすれば自衛隊の存在は明らかに違憲であるわけです。
”陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない”との文言がある以上
「軍隊ではなく自衛隊だ」と言っても言い逃れは出来ません。

しかし、戦略的価値も無いど田舎の貧乏な小国ならばまだしも、日本は何というか、アレげな国々に横付けするような形で存在している事に加えて、少なくとも名目上は世界第二位の経済大国であるため、結果的に他所の国の喧嘩に巻き込まれる可能性が高いばかりではなく、日本の財産が欲しくなったどこかのDQNな国が侵略戦争を仕掛けてくる可能性もあり得ると考えられます。

そんな場合、日本に何らかの防衛力が無いと、さっさと通り過ぎてゆくにせよ、日本に居座るにせよ他所の国からやって来た大勢の軍人が日本国民の意思とは無関係に日本国民の土地や財産、そして恐らくは命をも蹂躙してゆくわけです。

…こういうわけで、現在では解釈改憲という形で自衛隊を合法としているわけですが、無論これはかなり無理のある話です。

 というか、9条自体「米軍が日本を護るから日本は軍隊を持つな」という背景で作られたように思われます。
事実、朝鮮戦争で日本がお留守になるとアメリカは日本人に武器を与えて自衛させようと警察予備隊を発足させ、これが自衛隊の前身となります。

そこで「米軍が日本を護る」という前提が崩れた以上は、当然問題の9条を作り直そうという話になる筈なのですが、今回紹介したような極端な平和主義者の方がこれに反対しておるわけです。

…記事の内容を読む限りでは、このはえばる九条の会という団体が果たして本当に「9条とは何か」を理解してるか怪しいもんですが。