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2007年7月31日火曜日

民主躍進に電波な期待を!

今回、本当は例の「スペースシップ・ワン」の会社がどうも爆発事故を起こしたらしい…ってな話をしたいところなんですが。
これまでに何度か参院選関連で政治の話もしたことだし、はっきり言って小官ももううんざりなんですが、自民党が歴史的大敗を喫したとの事で、これはやはり何かコメントせにゃならんでしょう。

…まあ、個人的にもっとも嬉しいのは、これで向こうしばらく共産党のビラを見ずに済むってことですが。

今回の選挙、事実上は自民の失敗に乗じて民主が伸びたというのが大方の見方みたいですが、そもそも阿部政権は小泉の後始末をする為にあるような内閣でしたから
…いつかはこんな日が来るのは当然の帰結でしたが。

しかし民主党、自民にばらまきだと批判されるような夢のある公約を打ってた割に、それを行なう為の予算について問われるとお茶を濁してた…
これを見て小官は「山師じゃんこいつら」という印象を抱いたもんですが、選挙が終わってから
「何でもかんでも反対ってわけじゃないんだからね」
「今すぐ首相を辞めさせようというつもりはないよ」
とか言いだしてます。
こりゃぁ、アレっすね。
要するに手段を問わず議席が欲しかったと。

しかしながら小官は別の話題に目を引かれました。
民主の躍進でこちらが大騒ぎになっている間に、こめ国の下院にてそれまで何度も提出されていたものの、その度に否決されて
いたいわゆる「従軍慰安婦決議案」
「イコール中共の工作員」である事が「公明イコール某宗教団体」とおなしくらい公然の秘密なあの議員サマのキモ入りのあれですよ。
あれが遂に可決され、日本に対する事実上の内政干渉が始まる模様なのです。
こめ国は我が国と戦った時、戦略爆撃を開始した最初の数ヶ月で主要な攻撃目標はあらかた破壊し尽くしてしまい、やる事が無くなって結局木造住宅でいっぱいのベッドタウンをじゅうたん爆撃…なんて事をやりました。
原爆投下は言うに及ばず、復帰前の沖縄に於いては琉球政府という傀儡政権を置いてまあ色々やってました。

で、一方的に敗戦国の責任のみ追及すると…
そもそもこういう了見で世界というものを把握しているからツインタワーに旅客機をぶつけられるのだと思いますがね。
しかしながら、間に中共が関わっている事からこれは明らかに日米分断策に他ならぬでしょう。

というわけで総括として…
民主は政権公約もあることだし、是が非でも地方ばらまきをやるべきです。
その財源は対中ODAの全面停止で賄いましょう。
公式に「日本を経済力で追い抜きました」と言い、宇宙船まで打ち上げている国がまともな戦闘機のエンジンすら純国産できない国からカネを取るのは「援助」ではなく「朝貢」です。
借金をごっそり抱えている国が国民から徴収した税金を投入してまでやるべき事ではありません。

2007年7月27日金曜日

「重要なお知らせです」って月末にくるとイヤな気がしない?

週末は参院選ですね。
今月の7日に書いた電波解析レポート
「まもなく宇宙人が到着します」
の第六章と第七章にダウトと言うか、まあ古い情報に基づくとんちんかんな記述があったので、一応浸水が拡大する前に対応しときます。
英国のブレア首相はほぼ一ヶ月前の6月27日に辞任なさっています。
その一点については予言が当たっているのですが、少なくとも公式な情報ではワンタ資金の横領に関してなにかしら黒い事をやっていたためではなく、イラク戦争で国の舵取りを誤りましたという事で辞任しており、しかもこれは5月頃に既に決まっていた事だったとか。
しかしまあ、NESARA教徒というか、イルミナティ陰謀論の人達なら恐らく、
「ブレアは組織を守るために詰め腹を切った」
とか言いそうです。
するとブッシュがタイーホとなるのもちょっと遅れるというわけで…
そういえば、エンデバーで国際宇宙ステーションへ打ち上げられるコンピュータに派遣会社の人が破壊工作をしたとか。
「アメリカがうちゅうぢんに対抗するのを許さない」
って、NESARA教徒の方の仕業だったりしたら…イヤだなぁ。

時事ネタ放出完了!! …ゼエゼエ、ハアハア…
ちゃんと注意してないとあっさり最新情勢から取り残されるこのご時世…シフト勤務はやっぱきついです。
まあいいか、ここはいいかげん過疎だし、コメント欄に突っ込みを貰ったりしない限り今後も自己満で好き勝手な事書いていきますよ。

それはそうと、昨日ブッシュが正式に「ラプたん輸出はNO」と決定した事で、防衛省は次期主力戦闘機の選定を先送りするとか、
どうやら今使ってるイーグルを改良する事に落ち着きそうだとか。
まあ、ブッシュが出さない物をいくら待ってたところでヒラリーが出すわけがないわけで。
ってかむしろ親中派で有名なあの人物が大統領なんかになっちゃった日には、MD計画を凍結され、日本政府は貿易上のハンデとして今よりもっとお金を要求され、それがごっそり中国にまわる…なんてのもあながち笑い話では済まなくなりそうで…。

オブイェクト見るとそのF-X調達関連の記事がごっそり投降されてて、この人と小官とではソースの大きさと精度は勿論、環境も根本的に違うんだとあらためて実感したわけなんですが。

 ただ、…まあ気になる事として、ラプたん輸出問題でブッシュと話し合った国防総省の高官が特定アジアを刺激して軍拡のきっかけになりかねないという点と自衛隊の秘密保持能力の低さを指摘したという話なのですが…
4月頃に読んだ航空雑誌に韓国の軍事ジャーナリストが似たような内容の記事を投稿してたんですよね。
なんでもヴァイパーゼロの存在が韓国にイージス艦の保有を決意させたんだとか…って、あの国は一応旧自由主義陣営じゃなかったか?
まあ、それが一応の「軍事的常識」ってやつで、しかもラプたんは現在のアメリカに「一超であること」を保証している有力な兵器だから門外不出ってことなんでしょうがね。

ここはもっかい散発的に戦闘機の記事を書くかな。

2007年7月23日月曜日

モビ○スーツの足音

いやはや、最近仕事がアレで中々ネットサーフィンの時間が取れませんでね。
…というのは言い訳にならないと判っちゃいるんですが。
まあいいや、過疎だし。

たしか前回の記事で
人類がおかしな進化の仕方をしてギルガメシュ(深夜アニメの方ね)みたいな未来を招くよりは、何世紀掛かってでも地道に文明を発展させてガンダムの水準に達する方を選びたい。
という趣旨の事を言ったと思うんですが、テクノバーンからこんな記事が出てきました。
機動戦士ガンダムのノーマルスーツが現実に
技術的なコメントをさせて頂くと、この宇宙服に使用されている「メカニカルカウンタープレッシャー方式」という与圧方式ですが、字面から推測するに、これはおそらく宇宙服自体が服の内外の圧力差を感知してきゅっと収縮するのでしょう。
そういうわけで従来型の宇宙服みたいに膨れ上がったりしないから自由に動けると…ダウンジャケット着込んで水に入るのと競泳用水着で入るのくらいの違いがあるんだということなんでしょう。
で、
空対空レーザーが試験に成功したり
インドがスペースプレーンの開発を始めたり
「ニュースだけ」見てる分にはなんか案外早く実現しそうな雰囲気です。
ま、正味の話。こういうのは長年にわたる地道な技術開発が不可欠なんで、そうそううまくはいかないんですがね。
事実。HAL9000なんていまだにIBM製のブルージーンで人間の脳をエミュレートする基礎研究が始まったばっかだしね。

2007年7月21日土曜日

電波解析レポート~「まもなく宇宙人が到着します」第八章

こないだポストに入っていた物が
デリヘルのチラシ→
共産党のビラ
という流れで
「小官は何処の幹部自衛官ですか!?」
とやったら、今度は新聞の勧誘が入っていたので
「これは良い傾向だ。よーしよしよし♪」
と思った矢先に今度は

参院選選挙区選出議員選挙公報
悪政と正面から対決
日本共産党

ここの寮の近所事務所でもあるんだろうか…
まあいいや。
最終章第八章いっきまーす
「素晴らしい未来、あなたの明日」
一応この辺が総括となりますかね。

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アメリカはイラクとの湾岸戦争で、宇宙のテクノロジーを使いました。
 一部の人は、多分洩れ伝え聞いていると思いますけど……。
 要するに、地球文明ではない文明から得たテクノロジーを使って戦争した。
 たとえばレーダーに映らない航空機とか、レーダーに映らないミサイルなど、そういうものを使いました。実験したんです。
 成功しました。大成功。
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 これは多分所謂ステルス技術のことだと思いますが、湾岸戦争と言えば、この話は多分「夜鷹」のことですね。
 わがブログでも散々やった話ですが、俗に言うステルス技術、これは基本的にレーダーと赤外線探知機に対するVLO技術です。
で、赤外線はともかくレーダーについてはかなり昔にピョートル・ウフィムツェフというロシヤ人の書いた論文が存在しました。
これに目を付けたコメ国のまあ、要するにイロモノ航空機製作集団であるところの「スカンクワークス」が
「レーダーに殆ど映らない特殊攻撃機」
として開発したのが元祖ステルスである「夜鷹」であったわけなんです。

 これはぜーんぜん地球外の技術なんぞではありません。
 極端な話をすれば、
「単にレーダーにとても映りにくいだけの物体」
ならば、中学生にだって製作可能です。
亜鉛鋼板とか適当な金属板で平面精度に気をつけながら立方体を作る。
一般的なセンチメートル波に対応するならば、辺から内側数センチの部分はコンピュータを使わずに回折や散乱の影響をつかむのが難しいので、サイズに対するレーダー波のリターンを小さくするためには、できるだけ大きく作って分母を大きくした方がいいかもしれません。
そしたらRAMの代用としてフェライトたっぷりのゴム磁石を貼付けてその表面を満遍なく覆ってしまう。
こいつをテグス糸とか炭素繊維なんかで斜めに吊るしとけばよほど狙った角度からレーダー波を照射するか、かなり近くに来ない限り小鳥程度のサイズにしか映らないというわけです。

 ではなぜ今のところアメリカだけがステルス機を保有しているのかと言えば、このような電波特性を航空機に要求される空力設計と両立するためのノウハウが他の国には存在しないからです。
我が国が部分部分、要素要素では高い技術力を有しているにもかかわらず、これをうまく纏める事ができないためにいまだに世界水準の航空機を制作できない事といっしょです。

 加えるにこの種のステルス技術は被弾するなどして機体形状が変化すると、変形した箇所で電波特性が変化してばっちりレーダーに映ってしまいます。
 更に言えば夜鷹は月明かりに機体のシルエットが映ったところを高射砲で撃ち落とされた事例があります。

 もしもこの程度の技術で400光年離れたプレアデス星団からやって来て月に基地を築くことができるのなら、あと50年もしないうちにアメリカはエ○タープライズ号を保有して戦術宇宙軍を創設する事が可能でしょうね。
 で、フリエネと反重力技術の応用で例えば空飛ぶタクシーなんてのが出てくると言ってますが、やっぱスターウォーズの見過ぎですよ。

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月にいる人達にとっては、まもなく太陽系がフォトンベルトの中に入ることを知っているわけです。
 そうすると、ある種の特異な電磁波の中に入り、もの凄い意識改革が起こる。
 たとえば、人間のDNAは二本の螺旋状ですが、三本から五本もある子供が生まれてくる。そんな子供が今たくさん生まれてきているんですね。
 これをスターチャイルドとかいっています。
 昔はインディゴベビーとかインディゴチャイルドといっていました。それからクリスタルベビーともいわれましたが、今はスターベビーともいわれていますね。

 そういう子供が新次元の子供として、今生まれてきているんです。
 私達はこれから教育をうけて、意識の改革を行なわないと、五次元の人間にはなれません。逆に、もうそれが大丈夫な人達がいるということです。
 今の子供のことを理解できない親達が多いのは、そのせいでもあるのです。
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この本に引用されてたフォトンベルト関連の書籍ではたしか、地球を含む太陽系は1999年に既にフォトンベルトに入っていて、これからより光子濃度の高い領域へ踏み込んでゆくので、影響が大きくなってゆくというお話でしたが…なにか誤読があるみたいですね。
 で、インディゴベビーですが、これもまた同じ本に載っていた話です。
なんでもフォトンベルトの影響で特殊な子供が生まれてきていると。
2000年には新生児の半分弱は既にインディゴであると。
そういう子供はオーラが特徴的な紺碧色をしていることとESP特性が高いことで区別できる。
彼らは以前の世代の人間では眠っていた遺伝子が目覚めているので未知の能力を有している。
というのがその本での内容でしたが…。

やっぱ誤読ですね。ほかの人では眠っている遺伝子にスイッチが入っているだけの話なら科学的に説明がつきますが、遺伝子が三重螺旋や五重螺旋だったらセントラルドグマがまともに動くとは考えにくいです。
というか全ての地球型生命体に共通している遺伝コードが通用しないでしょうから、これは地球型生命体ですらありません。
こんな子供の血液を例えばわんこが摂取したら、顔が十字に裂けて触手が飛び出すようになるでしょう。

 加えて言うならば、最近の子供達のことが理解できない大人が増えた主要因は、子供が変わったことではありません。
「イヤだから」給食費を払わない、子供に嫌われたくないから学校の先生に自分の代わりに子供を躾けるように依頼する…
こういった手合いがはびこってくるから、その子供達は基本的な礼節はおろか、人間関係の最低限の基本がギヴアンドテイクにあるということすら理解できなくなるのです。
 事実。ウルルンなどで目にする発展途上国の子供達はフォトンベルトなどとは関係なく明らかに「昭和の目」をしています。

 もしもこの種の「古さ」を捨て去ることが進化だと言うのなら、その種の進化の先に待ち受けているのは、おそらくかなりの確度で木星発ピテカントロプス行きの、たわば!な未来へ直通する特急への乗り換え券でしょう。
 少なくとも小官ならば、たとえ五百年掛かってでも普通列車で相変わらず戦争は無くならないけど文明はそこそこ発展しているガンダム世界の水準へ到達する方を選びますね。

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私達は宇宙の友人達と手を取り合う必要があります。宇宙連合に加盟できるだけの意識の上昇をはからねばなりません。
 今のままでは、母なる地球と地球人の文明の存続はむずかしいです。
 地球人も一つの惑星人として一体化する必要があります。世界平和をなしとげ、宇宙の友人達を認め、仲良く交流するようにならなければ生きてゆけないのです。
 私達には知らされていないことがたくさんありますが、柔軟な心でそれらを受け入れることで、目覚めて、次元上昇して、アセンションできるのです。
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 これがこの本の作者が本当に言いたいことらしいですが、そもそも知識というものに対して根本的な勘違いがあります。
いわゆる「パラダイムシフト」というのは本来、古文書を読み解いたり、他所の文明圏からもたらされたりした知識に基づくものでは決してありません。
 従来の知識の体系に基づいて文明を発展させ、地道な観測や研究を続けた結果、平たく言えば要するに「科学の模様替え」が必要になる。
地動説、ケプラーの法則、電波の発見、量子力学、相対性理論…ぜーんぶ先人達の地道な努力の結果である研究記録と既存の理論を下敷きに、これを徹底的に突き詰めていった結果、ある日一人の科学者が真理を発見するという具合に明らかとなったものです。

この本の著者はどうも地球の現状を幕末の日本のイメージとリンクさせて「とにかく今までの常識を捨てろ」と言いたいみたいですが、どっこい黒船来航以前の日本人は全くの無知だったわけではありません。
江戸時代、日本人にとっても地球が丸いことは既に常識でしたし、当時の日本は識字率で世界一、そして和時計や高品質の望遠鏡に代表されるように技術的にも決して世界水準に劣っていたわけではありません。
 そもそも西欧列強による侵略の魔手がアジアに伸びてきている時代に於いて、強引に鎖国できたのは、地政学的優位に加えて室町以来の高い軍事力があったからだという見解すら存在します。
そしてこの本にはうちゅうぢんのみなさんが
「イルミナティがいなくなれば私達は地球人の前に姿をあらわすことができますよ。」
と言っていると書かれていますから、少なくともコメ国は物量を別とすればうちゅうぢんと渡り合えるくらいの実力を持っていることになります。

 ところが今UFOがエイリアンクラフトであるとの前提の元に話を進めているのは、はっきり言ってマイノリティです。
これがうちゅうぢんの月基地やらフォトンベルトで新生児が変異種やらという話が本当であるとしたら、はっきり言ってこのネタにはもっと一般的な認知度、つまり「市民権」がないとおかしいです。
だけどこの話を知っている者と言ったら…
小官のような好き者を別とすれば大体が「フリーメーソンの陰謀コエエ!」みたいな手合いですもんねぇ…。
 まあ、早い話がデムパとはこの類型に見られるように、その一番の根っこの部分は願望と現状の区別が付いていないという点で識別されるわけであります。

 ふう、終わったか… って追伸んっ?!
ああ、付き合うべきか、シカトすべきか。
ジュゴンか、然らざれば死か、それが問題だ。

2007年7月17日火曜日

「たしかな野党」に物申すのだ?

このあいだ
日本のぉぉ!炭素繊維はぁぁ!世界一ぃぃぃい!!
という記事を書いたところ、なんかおかしな共時性作用が発生してるみたいです。
最初にまずこの記事の中でも触れた佐藤守元空将閣下が
F-2Aってやっぱ駄目な機体なんだよ
とやるとオブイェクトが
はい、隔離
ですって。

…おかしいなぁ、決して最新の話題を取り上げたつもりは無かったんだが。


それは置いといて、昨日のことです。小官が
「シフト上がったぁ!休むぞー♪」
と帰ってくると、宿舎の郵便受けに何か挟まってたのです。
(ピザ屋さんのチラシだとうれしいな)くらいに思ってデスクの上に広げてみたら、

ストップ貧困 憲法9条をまもる
日本共産党参院選挙法定ビラ第1号

困るでしょ!そういうの入って来るとうちの政治色が濃くなるんだから。
そういえば一昨日はデリヘルのチラシが入ってやがったし、世間様は小官の事をいったい何所の幹部自衛官だとでも思っているのでしょうか。
というわけで腹に据えかねたのでボコります。
「たしかな野党」を。
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「唯一の真の野党」と米『タイム』誌
 「日本政界の大政党は、明確で首尾一貫したアイデンティティーを持っておらず…、識別できるような政治的な立場の違いはほとんどない」「(日本共産党は)日本の旧態依然たる政治への唯一の真の野党としての役割を果たしている」(『タイム』電子版6月22日付)
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ほうほう、このあたりが「たしかな野党」の論拠でしたか、はじめて知りました。
が、小官はこれは外人目線というやつを考える必要があると思います。
てのは、日本人が会議をするときの得意技であり、また日本人が議論に弱い事の根本原因でもあるところの「予定調和」というやつ、小官もこの根回しの慣習については、
「国会の放送は八百長かよ!」
と、非常に不愉快に思っていたのですが、小官はタイム誌のこの記事は日本共産党だけがこの予定調和の輪の中に入っていけない、意地悪な言い方をするならば、まったく空気が読めていないという状況が外人の瞳にはこの党だけがきちんと議論というものをしているように映じたというだけの話じゃないかと思います。

で、ビラの中身
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日本共産党の提案「貧困と格差」をただす3つの転換を
税金
住民税・消費税増税ストップ
○ただちに住民税増税を中止する。
○増税分は「戻し税」で国民にかえす。
○消費税大増税を許さない。
○大企業・大資産家への行過ぎた減税をただし、もうけ相応の負担をもとめる。
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わが国では非自民党系は大抵減税を訴えているわけなんですが、一般的に日本の今の豊かさは借金によって賄われていると言いますよね?
支持を失いたくない政治家がその問題を先送り先送りしてきた結果として現在があるのだと思いますが、やっぱ国債を踏み倒すんでしょうか。
ビラを読む限り日本共産党の意見としては「無い分は金持ちから取ればいい」ということみたいです。
その点では民主党より好感が持てるのですが、金持ちに対する徴税をもっとも効率的にやるためには常識的に考えて税源の大部分を消費税に移行するべきだと思います。
一本何億というワインを日常的に売り買いしている連中からてきめんに金を取れるわけですからね。
だけどこれって消費税を増やすなというのとは矛盾しますよね?

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「緊急福祉一兆円プラン」実現を
○高すぎる国保料を、1人1万円値下げする
○介護保険の保険料・利用料の減免制度を国の制度としてつくる
○子ども医療費は、国の責任で小学校にあがるまで無料にする
○障害者「自立」支援法でおしつけられた負担増を撤回する
○生活保護の老齢加算と母子加算を復活し、母子家庭への児童扶養手当削減を中止する
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で、このプランの実現に必要な資金が合計一兆円で国の一般歳出のわずか2%だというのですが…
ごく大雑把に言うと一億の日本人から平等に徴税して一兆円作るためにはみんな一万円ずつ負担する必要がありますよね?
で、国家予算の話ですから、これは月ごとではなく年ごとの話だと思います。
正月か大晦日に日本人全員が一口一万ずつ出し合って…
本当にんな事ができるだけの金が集まりますかね?
常識的に考えて寸志程度の援助しかできないと思うんですが。

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人間らしく働けるルールをつくる
○「サービス残業」「偽装請負」を根絶する。
○最低賃金を全国どこでも時給1000円以上に。
○家賃を補助し「ネットカフェ難民」をなくす
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だから、一体何所からそんな事ができるだけの資金を調達するんですかって。
カイザーラインハルトの場合と違って今の日本には資産をボッシュートできるような貴族なんかいないんですよ?
一見天皇家が所有しているように見える施設群だって、あれは国のもんですよ。

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「原爆投下はしょうがない」(前防衛大臣)
-ここまできた”アメリカいいなり”
 「理由さえあれば、核兵器を使ってもよ
い」というアメリカ政府の考え方を、こともあ
ろうに被爆国の政府メンバーが認めたので
す。辞任で済まされる問題ではありません。
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言っておきますが、それも立派な思想統制だととっくの昔に指摘されていますよ?
あと、結果論から言えば、日本が原爆を落とされたのは枢軸陣営の旗頭たるドイツが負けてもなお「国民のために降伏」という選択肢を検討すらしないくらい当時の政府首脳部がボンクラだった結果です。

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 改憲派の中心には、「靖国」派-「過去の戦争はアジア解放の正しい戦争」といってはばからない人たちががいます。しかし、この動きは、いま世界で大破たんにおちいっています。
 「従軍慰安婦の強制連行はなかった」という首相発言、自民・民主の国会議員も名をつらねた「強制連行はなかった」という米紙への意見広告は、世界からきびしい批判をよびおこしました。米下院外交委員会は圧倒的多数で「従軍慰安婦」問題で公式の謝罪を求める決議を採択しています。日本政府は歴史の真実をうけいれ、国際社会にむかってきちんと謝罪すべきです。
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小官がずーと前から某所の掲示板などで指摘している事ですが、アメリカの言いなりになって憲法を変えようとしている政治家が「アメリカと戦ったのは正しい戦争」なんて主張するのは矛盾じゃありませんか?
で、慰安婦謝罪決議ですが、あの戦争でアメリカ人が日本軍の従軍慰安婦になったような事が無い以上、この問題にアメリカがくちばしを突っ込むのは内政干渉にほかなりません。
だいたいマイク・ホンダ下院議員にしてからが人権団体の皮を被った中国のインテリジェンス機関から金を貰って同じネタを何十年も蒸し返しているじつに怪しい人物ですからねぇ…。
で、

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日本共産党は、戦前から命がけで戦争反対をつらぬいてきた信念と勇気をもつ「たいかな野党」です。
この党の前進が、改憲勢力へのいちばんの痛打です。
比例代表は日本共産党とお書きください
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おいおい、ホンマかいな。
てかアンタ、おらの事アホだと思ってるだろ?
…まあアホだけど。

だけど日本共産党なんて書いたりしませんよ。
アホだってゾルゲ事件くらい知ってるんだからね。

あーくそ、こんな調子でこの後電波解析なんてできるんだろうか。

2007年7月14日土曜日

電波解析レポート〜「まもなく宇宙人が到着します」第七章

どうも、ひどい台風になりましたね。
さて、もうじき七月も半ばになります。
ロードマップに従えばぼちぼちブレア首相が辞める筈ですが。

それでは第七章
「人類は銀河連邦と友好関係を結び、
 UFOと交友する」

電界強度は高いわサイエンティフィックな話題は殆どないわでいいかげんきついのですが、もうちょいで終了となりますので、クライマックスへ向けて怒濤の如く往きませう。

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これから先、宗教は二〇〇九年から一〇年で全部終わります。
 必要がなくなります。
 なぜってね、次元上昇によって、人間は神の意識になるからです。

 じつはもうすでにロックフェラーが国連総会で、「新世界への提言」と題して発表したんです。
 二〇〇二年三月二十一日です。
 そこで彼は「全ての宗教を崩壊させ、禁止する」と宣言したのです。
 それは二〇〇九年から二〇一〇年だと。
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人間が神の意識になると言えば、前世紀の後半頃ある種の薬物を摂取した結果得られる体験を崇拝する宗派が誕生したと聞いた事があります。
小官はねらー属性を有しているためか、
神光臨キター
と聞くとどーしてもそっちの方を連想してしまうのですがね…
それは置いといて、ロックフェラーと言えばロックフェラー財団じゃありませんでしたっけ?
アメリカの世界一極支配に乗じて権勢を誇る必ずしもクリーンではない人物だとの印象があります。
まあ、それを言ったら大抵のお金持ちは黒ないしはチャコールグレーですが。
とにかくそんな人が全ての宗教を破壊して禁止すると言ったとすれば、常識的に考えてそれはてめえの商売の邪魔になるからまとめてやっつけちゃおうと考えたのだと思うのですが。

で、FRBはブッシュとチェイニーの辞職を機にアメリカを撤退しスイスのバーゼルに移ると。
そしてアメリカ財務省はICチップの入った金との交換件である独自通貨「レインボー」を発行するんだと。
まあ、実際に金本位制への移行ってのはけっこう言われていますが、ここまでくるとこの本の著者は本当に自分にとって都合の良い事しか見えていらっしゃらないという印象を抱かされてしまいます。
そして最後にゴアが大統領になると、徳政令を出して国民の借金をゼロにするんだと。
そこでアメリカ政府は今までドルを買ってきた国に一体何と言うつもりでしょうか?
で、あのNESARAをやってうちゅうぢんの情報を公開し、月の宇宙人の基地と連絡を取るんだと。
するとうちゅうぢんはまずアメリカ上空で展示飛行をやり、ゴアと会見するんだと。
で、地球の上空は既に百万隻の宇宙艦隊で取り巻かれていて、これは二〇一二年から二〇一四年の地球全水没に対して救援活動を行うためなんだと。

まったくもっておめでたいと言うか何というか、今にもペリー提督やマッカーサー将軍のやった事まで全肯定しそうな物言いです。
例えば島国の沿岸を百万隻の艦隊でびっしりと取り巻けば、それは物理的に「海上封鎖」にあたります。宇宙船で同じ事をやれば、ファントム・メナスのつかみの部分で通商連合がやっていたのと同じ事です。

そしてこれが惑星規模での災害に対する救援活動であるとすれば、救助対象である地球人に特定の思想を要求するのはかなり変な事です。
救援活動であればキリスト教徒だろうがイスラム教徒だろうがそれこそ正義の名の下に人殺しをするような人物でもない限り平等に支援しなきゃなりません。
(まあ、救助艇の上で殺し合いでもされたらかないませんから、この辺は最低限必要でしょう)
なのに気に入ったやつだけ助けるというような行為はたとえ善意として好意的に解釈したとしても、相手に特定の思想を強要するという点に於いて一応立派な侵略行為だと小官は思うのですが一体どういうつもりなんでしょうか。

2007年7月11日水曜日

日本のぉぉ!炭素繊維はぁぁ!世界一ぃぃぃい!!

こないだボーイング787がロールアウトしましたね。
http://ysaki777.iza.ne.jp/blog/entry/223714
ニュース映像であのグライダー的な優美さを持ったシルエットをはじめて実写で見たとき、小官は
「これは驚いた、F-2A支援戦闘機は試合に負けて勝負に勝っていたのか!」との感想を抱きました。

あの機体、一部のコアなファンがいる一方で、なぜホーネットをベースにしなかったんだとか一機120億はあきらかに高すぎだとか、まあいろんな事を言われています。
また、佐藤守元空将閣下が航空雑誌のコラムで指摘なさっていた通り、「素性の知れない競走馬より骨太の軍馬が欲しかった」というのが空自ファイターパイロットたちの偽らざる本音でありましょう。
(同じ空自でも宣伝屋とか技術屋にはまた異なる意見もありそうには思いますが)

しかし、生産者三菱重工はこの機体で炭素繊維を材料に十分な信頼性を持った航空機の主翼を量産する技術というものを手にすることに成功いたしました。
そして、この技術があったからこそ、ボーイング社は「三菱ならできる!」となり、軽量化で低燃費を狙った新型機の主翼の生産を三菱に一手に任せる…という事になったのです。

そのボーイング787ですが、既に六百機近い注文が入っており、21世紀初頭に於いて最も成功した旅客輸送機となることはほぼ確定みたいです。


こうした一連の流れを考えてみると、F-2Aはたしかに技術屋の暴走という要素が強い機体でしたが、これあることにより、とりあえず日本の航空宇宙技術が世界レベルに維持され、その事が今回のようなビッグビジネスにつながっていったというのは非常に大きいことで、その点を考えるのならば、一機120億というのは必ずしも高い買い物というわけではなかったんじゃないかと思います。

そして三菱はこのほど、自衛隊向けの新型輸送機と哨戒機をロールアウトしたそうです。
http://d.hatena.ne.jp/heinkel/20070704#p7
こいつの目玉は日本が自主開発したジェットエンヂンであるそうです。

と、ゆうわけでお約束どおり
日本のぉぉ!炭素繊維はぁぁ!世界一ぃぃぃい!!

2007年7月7日土曜日

電波解析レポート~「まもなく宇宙人が到着します」第六章

書き忘れてましたが、こないだ防衛相が女性になりましたね。
「その場しのぎの人事だ!」とか
「所詮仲良し内閣よのう」なんて
言われてるみたいですが、今の難しい局面に於いて、内閣が単一の派閥というか志を同じくする者の集団で構成されているというのは、少なくとも意思決定と予算節約の点からは一つの正解だと思います。
まあ…それにしたって人材の層が薄すぎることと結局アメリカの言いなりであることはどーしょーもないですが。

それはさておき、
第六章「ブッシュ政権崩壊後の明日の真実」
の電波解析を致します。

本章は資料としてアドレスなどがあんま提示されていないので、例によって内容の概略と突っ込みになりますね。
ここの前段では、
・ブッシュ逮捕→
・ドル暴落、続いてユーロも暴落→
・アル・ゴア新大統領誕生

という話になってます。
で、なんでも七月初めにブレアが辞めさせられ、これに続いて七月末にブッシュ政権崩壊。
そして十一月までに大統領選挙が行なわれる…
とゆーロードマップが提示されています。
日本独立のチャンスです!素晴らしいです。
ワクテカしながら待ちましょう(笑)

で、中段以下抜粋
-------------------------------
日本も現状のままではいられないでしょう。
 それだけじゃありません。
 バングラデシュでは、グラミン銀行の頭取、ムハマド・ユヌス氏が大統領選に立候補しますよね。
 グラミン銀行って知ってます?未来の銀行ですよ。
 頭取のユヌス氏(資料2)は二〇〇六年に、ノーベル平和賞をもらいました。

(資料2.読売新聞2007年2月14日の記事)

 グラミン銀行(グラミンとは農村のこと)とは、
・貧困家庭への融資は利息をとらない(小規模事業の場合、実質十パーセントの金利)
・融資に条件をつけない
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引用終わり
グラミン銀行についてはまあ、一時期話題になりましたから名前ぐらいは聞いたことがあります。
で、世界的に弱者救済の動きが広まっていると、
これは事実でしょう。
というのも、今世紀に入ってから特に
「グローバリズムは結局格差を広げるだけ」
という視点から述べられる二十一世紀の共産主義とでも言うべき論調や思想が世界的な広がりを見せており、聡い人達の中には20世紀に共産主義が陥った問題点を洗い出して事前に対策を立てておこうとか、共産主義とは実は資本主義と言うコインの裏の面なんですよといった内容の本を書いてます。
少なくともうちゅうぢん云々よりは現実的かと。

で、後段。
情報公開によって9・11ヤラセが暴露
これもUFOの人達がよく取り上げるネタです。
まあ、たしかに後からけっこうおかしなところが見つかってきてはいるので、政府の陰謀なんかも無きにしもあらずでしょうが。
しかし真面目なジャーナリストの方はともかく、この事件に関して、ささいな矛盾や当時パニックに陥っていた人の証言なんかをを論拠に遠隔操縦の軍用機が爆弾抱えて特攻したのだとか、果ては戦術核レベルのパワーを持った純粋水爆が使用されたという主張をしている人まで見受けられます。
そういえば、過去に日航機の墜落は制御を失った自衛隊のファイヤービーが当たったせいだなんて主張なさっていた自称ジャーナリストの方もいらっしゃいましたね。
腐ったイチジクの木には腐ったイチジクしかならないと言いますし、こいつらの言うことを真に受けるのは多分教養のない人でしょう。

本書には、飛行機の激突を合図にビルを爆破したという内容の事が書かれていますが、通常ビルを爆破する場合、一番負荷の掛かっている地階に爆薬を仕掛けて土台をふっ飛ばし、あとは残った上の階が自由落下のエネルギーで破壊されるという方法を取ります。
が、実際には飛行機がぶつかって火事になった辺りの階が最初に崩れている。
それに爆薬を使ったのだとしたら、飛行機がぶつかってから崩れるまでの時間が長い事は不自然。
軍用工業用問わず爆薬はたしかにそれなりの高温に耐える程度の安定性はありますが、八百度程度のタバコの火を押し付けられれば普通に発火します。
…ってな感じに反証する事も可能なわけです。
乗客が家族と携帯で交信したという話はたしかに小官も「さすがにプロパガンダっぽいな」とは思いますが、一万メートル上空と地上で、携帯電話で話はできないから工作員のニセ電話というのもやはり言い過ぎですね。

あと二章…ブレア首相とブッシュ大統領の件で号外が出るかを待ちながらより電界強度の高い部分へ踏み込んで参りましょう。

2007年7月5日木曜日

「沖縄人」という架空の生物

内地に来て半月程になりますが、前に書店で見かけて題名だけ記憶の隅に停めておいた
「ウミショー」という漫画が深夜枠で始まったとの事だったので、どんな話かと思って第一話に目を通してみました。

…そっすね、水泳漫画で「わたるがぴゅん!」をやろうとすると多分こんな感じになるのでしょう。
が、なんというかやはりつくりと言うか沖縄に対する思い込みというのがありましたので、夢を壊すようで恐縮なのですが事実を指摘させて頂きます。
沖縄の人は実はあんま泳げません
事実。沖縄で「海へ行こう」と言うと、それは殆どの場合ビーチバレーor鉄板焼きを意味します。
過去に作家にして映画監督で沖縄病菌の保菌者でもあるシーナさんこと椎名誠氏が
「うみ、そら、さんごのいいつたえ」という映画を沖縄で撮影した時、真っ黒に日焼けした現地の子供達が意外にも殆ど泳げなかったために、
急遽、撮影のために子供達をスイミングスクールへ通わせた
という事例があるほどです。

そうなった要因には、「海なんか今更珍しくもない」という意識や近所のスーパーへ行くのにも自動車を使うほどの車社会なんかもあるでしょうが、やはり大きいのは「太陽フォトン」の存在だと思います。
エネルギーの低いフォトンは代謝を促進したりとむしろ健康によいくらいなのですが、エネルギーレベルの高いフォトンは危険です。
丁度今くらいの時期の良く晴れた日に海パン一丁で砂浜をほっつき歩いたりすると、はっきり言って被爆します。
最初は多少熱い程度のもので痛くも痒くもないのですが、日が沈む頃に肉体に変化が現われます。
特に肩などの皮膚が痛くなって、リンパ液がにじみ出します。
これは高エネルギーのフォトンがDNAを直接破壊したために細胞が死んで皮膚に潰瘍が出来る現象で、「核焼け」といいます(核というのはもちろんウソですよ?)
んなもん喰らったら、そりゃ毎日の事ですから一週間もしないうちに年間許容線量を突破しまくりなわけです。
だから泳いでるのは半分が観光客であとは学生とサーファーなわけです。

余談になりますが、実は海人というのは過酷な仕事の代表格で、沖縄の親は昔、子供がいう事を聞かないと「糸満に売っちまうよ!」と言って脅かしました。
水中で集団のチームワークによって魚群を網へ追い込む「アギヤー」という伝統漁法があるのですが、この漁に携わる潜水士を育てるために、糸満の街では農村などから買われて来た小学生くらいの男の子を、縄付けて岸壁から放り出すという事をやって体に泳ぎ方を叩き込みました。
で、この「潜水追い込み網漁法」ですが、魚を根こそぎ取ってしまうので恐らく資源を取り尽くしてしまうのでしょう、戦前の最盛期には南洋諸島辺りまでサバニで出かけてって操業してたそうです。