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2007年7月7日土曜日

電波解析レポート~「まもなく宇宙人が到着します」第六章

書き忘れてましたが、こないだ防衛相が女性になりましたね。
「その場しのぎの人事だ!」とか
「所詮仲良し内閣よのう」なんて
言われてるみたいですが、今の難しい局面に於いて、内閣が単一の派閥というか志を同じくする者の集団で構成されているというのは、少なくとも意思決定と予算節約の点からは一つの正解だと思います。
まあ…それにしたって人材の層が薄すぎることと結局アメリカの言いなりであることはどーしょーもないですが。

それはさておき、
第六章「ブッシュ政権崩壊後の明日の真実」
の電波解析を致します。

本章は資料としてアドレスなどがあんま提示されていないので、例によって内容の概略と突っ込みになりますね。
ここの前段では、
・ブッシュ逮捕→
・ドル暴落、続いてユーロも暴落→
・アル・ゴア新大統領誕生

という話になってます。
で、なんでも七月初めにブレアが辞めさせられ、これに続いて七月末にブッシュ政権崩壊。
そして十一月までに大統領選挙が行なわれる…
とゆーロードマップが提示されています。
日本独立のチャンスです!素晴らしいです。
ワクテカしながら待ちましょう(笑)

で、中段以下抜粋
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日本も現状のままではいられないでしょう。
 それだけじゃありません。
 バングラデシュでは、グラミン銀行の頭取、ムハマド・ユヌス氏が大統領選に立候補しますよね。
 グラミン銀行って知ってます?未来の銀行ですよ。
 頭取のユヌス氏(資料2)は二〇〇六年に、ノーベル平和賞をもらいました。

(資料2.読売新聞2007年2月14日の記事)

 グラミン銀行(グラミンとは農村のこと)とは、
・貧困家庭への融資は利息をとらない(小規模事業の場合、実質十パーセントの金利)
・融資に条件をつけない
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引用終わり
グラミン銀行についてはまあ、一時期話題になりましたから名前ぐらいは聞いたことがあります。
で、世界的に弱者救済の動きが広まっていると、
これは事実でしょう。
というのも、今世紀に入ってから特に
「グローバリズムは結局格差を広げるだけ」
という視点から述べられる二十一世紀の共産主義とでも言うべき論調や思想が世界的な広がりを見せており、聡い人達の中には20世紀に共産主義が陥った問題点を洗い出して事前に対策を立てておこうとか、共産主義とは実は資本主義と言うコインの裏の面なんですよといった内容の本を書いてます。
少なくともうちゅうぢん云々よりは現実的かと。

で、後段。
情報公開によって9・11ヤラセが暴露
これもUFOの人達がよく取り上げるネタです。
まあ、たしかに後からけっこうおかしなところが見つかってきてはいるので、政府の陰謀なんかも無きにしもあらずでしょうが。
しかし真面目なジャーナリストの方はともかく、この事件に関して、ささいな矛盾や当時パニックに陥っていた人の証言なんかをを論拠に遠隔操縦の軍用機が爆弾抱えて特攻したのだとか、果ては戦術核レベルのパワーを持った純粋水爆が使用されたという主張をしている人まで見受けられます。
そういえば、過去に日航機の墜落は制御を失った自衛隊のファイヤービーが当たったせいだなんて主張なさっていた自称ジャーナリストの方もいらっしゃいましたね。
腐ったイチジクの木には腐ったイチジクしかならないと言いますし、こいつらの言うことを真に受けるのは多分教養のない人でしょう。

本書には、飛行機の激突を合図にビルを爆破したという内容の事が書かれていますが、通常ビルを爆破する場合、一番負荷の掛かっている地階に爆薬を仕掛けて土台をふっ飛ばし、あとは残った上の階が自由落下のエネルギーで破壊されるという方法を取ります。
が、実際には飛行機がぶつかって火事になった辺りの階が最初に崩れている。
それに爆薬を使ったのだとしたら、飛行機がぶつかってから崩れるまでの時間が長い事は不自然。
軍用工業用問わず爆薬はたしかにそれなりの高温に耐える程度の安定性はありますが、八百度程度のタバコの火を押し付けられれば普通に発火します。
…ってな感じに反証する事も可能なわけです。
乗客が家族と携帯で交信したという話はたしかに小官も「さすがにプロパガンダっぽいな」とは思いますが、一万メートル上空と地上で、携帯電話で話はできないから工作員のニセ電話というのもやはり言い過ぎですね。

あと二章…ブレア首相とブッシュ大統領の件で号外が出るかを待ちながらより電界強度の高い部分へ踏み込んで参りましょう。

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