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2007年7月14日土曜日

電波解析レポート〜「まもなく宇宙人が到着します」第七章

どうも、ひどい台風になりましたね。
さて、もうじき七月も半ばになります。
ロードマップに従えばぼちぼちブレア首相が辞める筈ですが。

それでは第七章
「人類は銀河連邦と友好関係を結び、
 UFOと交友する」

電界強度は高いわサイエンティフィックな話題は殆どないわでいいかげんきついのですが、もうちょいで終了となりますので、クライマックスへ向けて怒濤の如く往きませう。

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これから先、宗教は二〇〇九年から一〇年で全部終わります。
 必要がなくなります。
 なぜってね、次元上昇によって、人間は神の意識になるからです。

 じつはもうすでにロックフェラーが国連総会で、「新世界への提言」と題して発表したんです。
 二〇〇二年三月二十一日です。
 そこで彼は「全ての宗教を崩壊させ、禁止する」と宣言したのです。
 それは二〇〇九年から二〇一〇年だと。
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人間が神の意識になると言えば、前世紀の後半頃ある種の薬物を摂取した結果得られる体験を崇拝する宗派が誕生したと聞いた事があります。
小官はねらー属性を有しているためか、
神光臨キター
と聞くとどーしてもそっちの方を連想してしまうのですがね…
それは置いといて、ロックフェラーと言えばロックフェラー財団じゃありませんでしたっけ?
アメリカの世界一極支配に乗じて権勢を誇る必ずしもクリーンではない人物だとの印象があります。
まあ、それを言ったら大抵のお金持ちは黒ないしはチャコールグレーですが。
とにかくそんな人が全ての宗教を破壊して禁止すると言ったとすれば、常識的に考えてそれはてめえの商売の邪魔になるからまとめてやっつけちゃおうと考えたのだと思うのですが。

で、FRBはブッシュとチェイニーの辞職を機にアメリカを撤退しスイスのバーゼルに移ると。
そしてアメリカ財務省はICチップの入った金との交換件である独自通貨「レインボー」を発行するんだと。
まあ、実際に金本位制への移行ってのはけっこう言われていますが、ここまでくるとこの本の著者は本当に自分にとって都合の良い事しか見えていらっしゃらないという印象を抱かされてしまいます。
そして最後にゴアが大統領になると、徳政令を出して国民の借金をゼロにするんだと。
そこでアメリカ政府は今までドルを買ってきた国に一体何と言うつもりでしょうか?
で、あのNESARAをやってうちゅうぢんの情報を公開し、月の宇宙人の基地と連絡を取るんだと。
するとうちゅうぢんはまずアメリカ上空で展示飛行をやり、ゴアと会見するんだと。
で、地球の上空は既に百万隻の宇宙艦隊で取り巻かれていて、これは二〇一二年から二〇一四年の地球全水没に対して救援活動を行うためなんだと。

まったくもっておめでたいと言うか何というか、今にもペリー提督やマッカーサー将軍のやった事まで全肯定しそうな物言いです。
例えば島国の沿岸を百万隻の艦隊でびっしりと取り巻けば、それは物理的に「海上封鎖」にあたります。宇宙船で同じ事をやれば、ファントム・メナスのつかみの部分で通商連合がやっていたのと同じ事です。

そしてこれが惑星規模での災害に対する救援活動であるとすれば、救助対象である地球人に特定の思想を要求するのはかなり変な事です。
救援活動であればキリスト教徒だろうがイスラム教徒だろうがそれこそ正義の名の下に人殺しをするような人物でもない限り平等に支援しなきゃなりません。
(まあ、救助艇の上で殺し合いでもされたらかないませんから、この辺は最低限必要でしょう)
なのに気に入ったやつだけ助けるというような行為はたとえ善意として好意的に解釈したとしても、相手に特定の思想を強要するという点に於いて一応立派な侵略行為だと小官は思うのですが一体どういうつもりなんでしょうか。

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