あんまたいしたニュースも無いので今回は今年一年うちで取り上げたネタを振り返ってみたいと思います。
まず、2009年1月21日の記事。
ヘタリアの放映が取りやめになりました。
この国は最近もストリートファイターに苦情を言ってましたね。
…多分そういう病気なんでしょう。
そして2月。
悪の科学者カーン博士が
「日本から輸入した機材で核開発しました」
と証言するという事案がありました。
ま、科学者に限らず誰でも目的のために使えるものは使うもんです
3月。
しょっぱなから特攻ロケットで宇宙観光というネタが出てました。
今ぐぐってみたところ、あれから続報が寄せられていないのでおそらくは誰も実験台…もとい、志願者になる人が居なかったために計画が凍結されたのであろうと推測します。
この月にはテクノバーンから拾ってきた常温核融合の実験が追試に成功したものの、どうも新エネルギーとして実用化できるようなものではなかったという話もあり、これがわがブログでは今年一番注目された記事になっておるようです。
半年後の9月にはネタ元であるテクノバーンがサヨナラ日本となり、それ以降うちは慢性的なネタ不足に悩まされる事となりました。
結果的に、多くの過去記事がリンク切れとなっているわけですが、面倒臭いので今更どーのこーのするつもりもございません。
…最初の四半期だけでも結構ボリュームありますね。
まあいいや、そんでもって沖縄は年中暖かい筈なんですがそれでも春になると特におかしな人が出てくるものとみえて、4月になると、近所のスタバで変なナイチャーがタカ派の米総領事にコーヒーをぶっ掛けるという事案がおこっています。
ちなみに、新書店戦争の勃発はこの月の末の事でありました。
最近ではこのジュンク堂の地下にAコープができて賑わいはじめています。
後にこのジュンク堂はネタの供給源としてそこそこ役に立つ事になります。
そして5月。
この月には柏崎市の会田市長が「トルコ文化村」が倒産した件でトルコ大使館に対して横柄な態度を取って日本の評判を悪くしたと佐藤守元空将閣下がトサカを立てる事案がありました。
元空将閣下は元々右寄りな方でしたが、(そりゃ、うちも右寄りですが)民主党が政権を取って以来、口を極めて体制批判をなさっておられます。
そして第二四半期のシメとなる6月ですが、この月にはちょっと嬉しいニュースが入ってきました。
アキモト社の缶パンが米軍で採用されたのです。
この月の末にはナチス独逸の全翼機が史上初のステルス機であったことがナショナルジオグラフィックによって確認されたというネタもありました。
ステルス機つながり…という事を意識したわけではありませんが、次の7月には小官は嘉手納基地の一般公開へ行き、ラプたんの写真を撮ってきました。
この時は自業自得といえばその通りなのですが、デジカメを無償修理に出すのが遅れたために携帯でしか写真が撮れず、さらにこっちは自業自得ではないのですが小官が帰った後に61歳のじさまがフランクフルトをのどに詰める事案があったため、どうも来年のリベンジが不可能になりそうだという流れになってしまったのでした。
そして8月。
小官はジュンク堂で多分歴史に残るであろうトンデモ本を購入した事に有頂天となり、先任を呼び出して書評記事を書いていたのですが、そんな話をしている間にあの香具師集団が政権を取ってしまった事は不覚としか言いようがありません。
それでも9月になるとぼちぼちフォローは始めてるのですが、今度は民主党のアレ具合が明らかになったためにうちの記事がみんな政治色の強いものになるという好ましからざる流れになってしまいました。
そういう流れで今年最後の四半期に入ったわけですが、10月に入ったとたん実力派軍事評論家として知られる江畑氏の訃報が入り、これに対して民主党の某議員が勝利に奢ったか、彼の死を悼むふりをして人格攻撃をするという事案が発生しました。
ところが民主党の暴挙はこれに止まることなく、11月になると日本の明日の飯の種である筈の科学技術まで切り捨てようとかいう話が出てきたわけです。
さすがにこれがキチガイの所業である事は誰の目にも火を見るより明らかだったので、猛反対の結果民主党はこれを撤回せざるを得ませんでした。
しかし今月に入ると、どうもそこそこキチガイであったらしい小官はこの記事の中で触れていたロリショタなテキスト読み上げソフトに手を出し、レビュー記事などをアップしてしまいました。
現時点ではこの記事の中で提唱した「声のパラパラ漫画」理論を裏付けるべく暇な時にちょこちょこと研究をやっているところですが、来年は何かの間違いで民主党を批判する動画など作ってどこぞに投稿するやも知れません。
それでは、今年はこれで。
2009年12月26日土曜日
APFSDSの話
ワイアードが劣化ウラン弾についての話をしておりますので、今回はこれを紹介したいと思います。
…基本的には以前紹介した劣化ウラン関連の話とかぶる部分もあるんですが。
この記事の内容によると、米軍では以外にもタングステン系合金の開発がまだ成功していない事と(予算付けて研究すればすぐできると思いますが)以前小官が話したセルフシャープニング効果による微妙な貫通力アップ、そしてDU自体の焼夷作用による攻撃力向上への期待などからいまだに戦車砲弾にDUを使い続けておるのだそうです。
で、こっから先はどうも米軍の言い分らしいのでそこのところを差し引いて考えなきゃならんのですが、米国防高等研究計画局などではかなり前からこの問題に関して非晶質タングステンを用いるリキッドメタル計画なる研究があるのですが、これで砲弾のようなサイズの物体を作るのはまだまだ技術的な困難があるのだとか。
更に言えば、他国が戦車砲弾に用いているタングステン合金をラットに与えたところ高い発ガン性が確認された(そりゃ重金属だからね)ことから、「わざわざタングステンに換える必要もないんじゃね?」となってるんだそうです。
…個人的にはタングステンの重金属としての毒性より劣化ウランの放射性物質としての毒性の方が強いんじゃあないのかとも思いますが。
…基本的には以前紹介した劣化ウラン関連の話とかぶる部分もあるんですが。
この記事の内容によると、米軍では以外にもタングステン系合金の開発がまだ成功していない事と(予算付けて研究すればすぐできると思いますが)以前小官が話したセルフシャープニング効果による微妙な貫通力アップ、そしてDU自体の焼夷作用による攻撃力向上への期待などからいまだに戦車砲弾にDUを使い続けておるのだそうです。
で、こっから先はどうも米軍の言い分らしいのでそこのところを差し引いて考えなきゃならんのですが、米国防高等研究計画局などではかなり前からこの問題に関して非晶質タングステンを用いるリキッドメタル計画なる研究があるのですが、これで砲弾のようなサイズの物体を作るのはまだまだ技術的な困難があるのだとか。
更に言えば、他国が戦車砲弾に用いているタングステン合金をラットに与えたところ高い発ガン性が確認された(そりゃ重金属だからね)ことから、「わざわざタングステンに換える必要もないんじゃね?」となってるんだそうです。
…個人的にはタングステンの重金属としての毒性より劣化ウランの放射性物質としての毒性の方が強いんじゃあないのかとも思いますが。
2009年12月23日水曜日
国賊企業マイクロソフト?
ジュンク堂の地下にAコープができたようです。
小官は以前の記事で、内地から大型書店がやってくるのは嬉しいが商売にならないというのであっさり撤退されては困るという趣旨の事を書いたと思いますが、繁盛してゆくジュンク堂の隣でじわじわと店舗面積が縮小してゆく宮脇…という構図を見てしまうと、琉球新報の記事で
ジュンク堂の工藤社長が
「大型店舗出すけど警戒しなくていいよ」
と言っていたのも
宮脇の社長が
「ジュンク堂?こっちが先輩だもん、みっくみくにしてやんよ!」
と言っていたのもブラフであったかと思ってしまいます。
それは置いといて、今回はギズモードのネタです。
米空軍地上管制官の仮名Major Tomさん…という事は日本語に訳すと
「ハンドルネーム:トム三佐」となりましょうか。
彼が米ギズモードに訴えてきたところによると
「自分たちは自由のために戦っています、なのにWindws Vistaが
毎日なんらかの嫌な方法で迎えてくるんです。」
なんでもATIドライバに問題があって、仕事に使ってるコンピュータがバグったんだそうです。
しかもこの問題を解決できるのはアメリカ国外(多分インドだと思います)のITデスク管理者との事。
軍歌には「何者も米空軍を止められない」なんて歌詞がありますが、実際にはヴィスタのクラッシュに業務を停められているという話です。
小官は昨年新しいパソコンを買ったときに、ヴィスタはどうも良くない噂が聞こえてくるとの事でわざわざXP搭載型を指名買いしたわけなんですが、これは正しい判断であったようです。
小官は以前の記事で、内地から大型書店がやってくるのは嬉しいが商売にならないというのであっさり撤退されては困るという趣旨の事を書いたと思いますが、繁盛してゆくジュンク堂の隣でじわじわと店舗面積が縮小してゆく宮脇…という構図を見てしまうと、琉球新報の記事で
ジュンク堂の工藤社長が
「大型店舗出すけど警戒しなくていいよ」
と言っていたのも
宮脇の社長が
「ジュンク堂?こっちが先輩だもん、みっくみくにしてやんよ!」
と言っていたのもブラフであったかと思ってしまいます。
それは置いといて、今回はギズモードのネタです。
米空軍地上管制官の仮名Major Tomさん…という事は日本語に訳すと
「ハンドルネーム:トム三佐」となりましょうか。
彼が米ギズモードに訴えてきたところによると
「自分たちは自由のために戦っています、なのにWindws Vistaが
毎日なんらかの嫌な方法で迎えてくるんです。」
なんでもATIドライバに問題があって、仕事に使ってるコンピュータがバグったんだそうです。
しかもこの問題を解決できるのはアメリカ国外(多分インドだと思います)のITデスク管理者との事。
軍歌には「何者も米空軍を止められない」なんて歌詞がありますが、実際にはヴィスタのクラッシュに業務を停められているという話です。
小官は昨年新しいパソコンを買ったときに、ヴィスタはどうも良くない噂が聞こえてくるとの事でわざわざXP搭載型を指名買いしたわけなんですが、これは正しい判断であったようです。
2009年12月19日土曜日
ハイブリッド飛行船の話など
12月に入ってから政治関係の記事ばっかだったので、ここいらで本題に立ち返って新技術関連の話をしてみようと思います。
飛行機と飛行船を合わせたような「ハイブリッド飛行船」というのがありまして、かなり前から地道に研究が進められていたようですが、ワイアードの記事によると、オハイオ州にてDynalifterの名でこいつが開発されているようです。
こいつの利点は、ヘリウムガスの浮力を使えるので純粋に揚力のみで飛行する従来型の飛行機と比較して燃費がよく、滑走距離が短くて済むことだそうです。
また、ロッキード社や米国防高等研究計画局等でも同様の計画が進んでいるのだとか。
ただ、小官としては飛行船なのに滑走路が必要だったり、飛行機より図体が大きくて軽いために風に弱いという飛行船の短所がばっちり継承されたりで虻蜂取らずにならなきゃいいけどと思わないでもありません。
とはいえ、浮力と揚力の併用は全体的な方向性としては間違っていないと考えます。
飛行船は垂直離着陸が可能で燃費も良いという長所を持っているのですが短所として風…特に垂直方向の乱気流に弱いという短所があります。
なんでも過去の飛行船の墜落事故の原因を調べてみると、
低気圧の中で上昇気流に巻き込まれました
→上昇し過ぎて気袋が破裂すると困るのでガスを捨てましょう
今度は下降気流に巻き込まれました
→地面にぶつからないためにバラストを捨てましょう
…という事を繰り返すうち、ガスもバラストも使い果たして高度を制御できなくなったところで地面に叩きつけられるというケースが多いんだそうです。
…まあ、比較的風にあおられにくい飛行機だって乱気流に巻き込まれると困るわけなんですが、現代のジェット機は比較的気流の穏やかな成層圏を飛ぶ事でこれを可能な限り回避しています。
しかし飛行船の場合、成層圏を飛ぶ事は原理的に不可能ではないのですが、高空の密度の低い大気の中で充分な浮力を得るためにはその分体積の大きな気袋が必要となり、いささか非実用的です。
ですが、気袋を硬式構造のリフティングボディとし、地表近くでは純粋に浮力のみで飛行し、巡航時には大部分を揚力に頼って成層圏を飛ぶようにすれば速度こそジェット機に劣るものの、搭載量が大きく燃費も良いという飛行船の長所を生かしたまま乱気流の問題をかなり回避できることになって具合が良いと考えるわけです。
…という話をしてると、民主党は国内の企業をいぢめて雇用を減らす一方で国家予算を有権者に直接ばらまく事で票を買おうとしているという話が飛び込んできたりします。
つまり日本国民皆平等に貧しく、でもみんすを指示しろというわけですね!
だったらいっそ限界集落にコルホーズでも作って小官みたいな底辺の労働者をごっそり受け入れた方が雇用対策と食料自給率の向上を達成できるんじゃあないのか?
いいかげん半年前みたいにテクノロジーのニュースを紹介しつつ、電波本の書評をやるという方向に戻りたいのですが、みんすのやり方が明らかに間違っており、従ってこういった批判が全面的に正しいわけではないにせよ、まったくの正論である以上、やはり政治の記事が多くなってしまうのかも知れません。
飛行機と飛行船を合わせたような「ハイブリッド飛行船」というのがありまして、かなり前から地道に研究が進められていたようですが、ワイアードの記事によると、オハイオ州にてDynalifterの名でこいつが開発されているようです。
こいつの利点は、ヘリウムガスの浮力を使えるので純粋に揚力のみで飛行する従来型の飛行機と比較して燃費がよく、滑走距離が短くて済むことだそうです。
また、ロッキード社や米国防高等研究計画局等でも同様の計画が進んでいるのだとか。
ただ、小官としては飛行船なのに滑走路が必要だったり、飛行機より図体が大きくて軽いために風に弱いという飛行船の短所がばっちり継承されたりで虻蜂取らずにならなきゃいいけどと思わないでもありません。
とはいえ、浮力と揚力の併用は全体的な方向性としては間違っていないと考えます。
飛行船は垂直離着陸が可能で燃費も良いという長所を持っているのですが短所として風…特に垂直方向の乱気流に弱いという短所があります。
なんでも過去の飛行船の墜落事故の原因を調べてみると、
低気圧の中で上昇気流に巻き込まれました
→上昇し過ぎて気袋が破裂すると困るのでガスを捨てましょう
今度は下降気流に巻き込まれました
→地面にぶつからないためにバラストを捨てましょう
…という事を繰り返すうち、ガスもバラストも使い果たして高度を制御できなくなったところで地面に叩きつけられるというケースが多いんだそうです。
…まあ、比較的風にあおられにくい飛行機だって乱気流に巻き込まれると困るわけなんですが、現代のジェット機は比較的気流の穏やかな成層圏を飛ぶ事でこれを可能な限り回避しています。
しかし飛行船の場合、成層圏を飛ぶ事は原理的に不可能ではないのですが、高空の密度の低い大気の中で充分な浮力を得るためにはその分体積の大きな気袋が必要となり、いささか非実用的です。
ですが、気袋を硬式構造のリフティングボディとし、地表近くでは純粋に浮力のみで飛行し、巡航時には大部分を揚力に頼って成層圏を飛ぶようにすれば速度こそジェット機に劣るものの、搭載量が大きく燃費も良いという飛行船の長所を生かしたまま乱気流の問題をかなり回避できることになって具合が良いと考えるわけです。
…という話をしてると、民主党は国内の企業をいぢめて雇用を減らす一方で国家予算を有権者に直接ばらまく事で票を買おうとしているという話が飛び込んできたりします。
つまり日本国民皆平等に貧しく、でもみんすを指示しろというわけですね!
だったらいっそ限界集落にコルホーズでも作って小官みたいな底辺の労働者をごっそり受け入れた方が雇用対策と食料自給率の向上を達成できるんじゃあないのか?
いいかげん半年前みたいにテクノロジーのニュースを紹介しつつ、電波本の書評をやるという方向に戻りたいのですが、みんすのやり方が明らかに間違っており、従ってこういった批判が全面的に正しいわけではないにせよ、まったくの正論である以上、やはり政治の記事が多くなってしまうのかも知れません。
2009年12月16日水曜日
ミサイルが飛んできて欲しい人がいるようです
小沢氏が30日ルールの件で騒動になっているようですね。
そして、この件に関して本来は左派である筈の日本共産党は志位委員長が、あたかも確かな野党としての任務を果たすかの如く
「小沢さんこそ憲法をよく読むべきだ」
とやったのは中々に面白い話です。
まあ小沢氏は中国マンセーですし、その一方で日本共産党は武闘路線を放棄してからは中国共産党と仲が良くないそうなので、みんなポジショントークしていると言ってしまえばその通りなのですが…
そんな情勢のところへギズモードからノルウェーの次はロシア上空でUFO騒ぎがあった、例によってミサイルの失敗だそうだ、きっと次は日本だろうというネタが出てくると、ギズモードの中の人としては北朝鮮がミサイル発射で自民党を応援して欲しいと思っているんではなかろうかと邪推してしまうわけです。
そして、この件に関して本来は左派である筈の日本共産党は志位委員長が、あたかも確かな野党としての任務を果たすかの如く
「小沢さんこそ憲法をよく読むべきだ」
とやったのは中々に面白い話です。
まあ小沢氏は中国マンセーですし、その一方で日本共産党は武闘路線を放棄してからは中国共産党と仲が良くないそうなので、みんなポジショントークしていると言ってしまえばその通りなのですが…
そんな情勢のところへギズモードからノルウェーの次はロシア上空でUFO騒ぎがあった、例によってミサイルの失敗だそうだ、きっと次は日本だろうというネタが出てくると、ギズモードの中の人としては北朝鮮がミサイル発射で自民党を応援して欲しいと思っているんではなかろうかと邪推してしまうわけです。
2009年12月11日金曜日
謎の飛行機続報
小官は以前の記事で、アフガニスタンに謎の飛行機が出没している話をしましたが、Kojiさんが言うにはこの飛行機について米空軍がコメントをしたそうです。
…果たせるかな、正体は順当に偵察用のステルスUAVでありました。
しかしながら、全翼機だからというだけの理由でノースロップの仕事と決め付けた小官の読みは完全に外れ、これの正体はラプたんの実家が作ったモノであったようです。
ノースロップとロッキードの次世代戦闘機競合試作の経緯とか考えると、ロッキードマーチンならばステルス機とはいえ、もう少し保守的な設計をするものだとばかり思い込んでましたが…
この流れで二十世紀の中頃には軍用機はみーんなああいう全翼機になっちゃうんですかねぇ。
そしてもう一つ、ノルウェーで騒ぎとなっていた「謎の渦巻き」ですが、これはロシヤのミサイルの発射失敗であったことが確認されたようです。
…果たせるかな、正体は順当に偵察用のステルスUAVでありました。
しかしながら、全翼機だからというだけの理由でノースロップの仕事と決め付けた小官の読みは完全に外れ、これの正体はラプたんの実家が作ったモノであったようです。
ノースロップとロッキードの次世代戦闘機競合試作の経緯とか考えると、ロッキードマーチンならばステルス機とはいえ、もう少し保守的な設計をするものだとばかり思い込んでましたが…
この流れで二十世紀の中頃には軍用機はみーんなああいう全翼機になっちゃうんですかねぇ。
そしてもう一つ、ノルウェーで騒ぎとなっていた「謎の渦巻き」ですが、これはロシヤのミサイルの発射失敗であったことが確認されたようです。
2009年12月9日水曜日
ボイスロイドを使ってみた
2009年12月7日 天気 晴れ 月読ショウタ
AHSのお父さん、お母さん元気ですか?
ぼくとアイはいま、おきなわにきています。
今日からぼくたちのマスターになる人はアルフみたいなまゆ毛をしたへんなおじさんで、自分のことをかん長とよばせています。
かん長はぼくたちをパソコンにインストールすると、さっそくアイにみにくいアヒルの子を読ませました。
だけど、なぜかアヒルの子がせんそうに行ってせん車をこてんぱんにやっつけたので、読みおわった時にはもうアイはなきそうになっていました。
ぼくがじちょうするようにと言ったら、かん長はこんどはぼくにせいしょを読ませました。
かみさまがせん車を作って、せかいのすべてをそのせん車にしはいさせる話でした。
ぼくがおこって
「なんでこんなへんな話ばかり読ませるんだ」
と言ったら、かん長はしずかな声で、
「いいかい、せけんさまではきみたちはようじょにひわいなことばを言わせ
るソフトだと思われている。
だけど、わたしがよういしただいほんにはひわいなことは何もかかれて
いなかっただろう?
それに、しょにちからむずかしいたんごの読みかたをたくさんおぼえる
ことができたじゃないか、きみたちはまじめなべんきょうができる家に
やってきたことをかんしゃしなくてはいけないんだよ。」
と言いました。
それを聞いてぼくは、とんでもないところへきてしまったと思いました。
たのしかったです。
==============================
正直に申し上げましょう、小官は先だって密林経由でボイスロイドを購入してしまいました。
ただし、これにはきちんと自分なりに理由というものがあります。
公式デモのページで「せいじ」にT-72神教の「戦車創造」を読ませてみたところ、さながら本物の聖書でも読んでいるかの如く淡々と
「神は敗戦国をファシストと呼び、戦勝国を資本主義の豚と呼ばれた」
とやってくれたので大いに感動し、製品版であるVOICEROIDを
〇九式合成声優甲型(月読アイ)乙型(月読ショウタ)として導入する事を決定したわけなのです。
さて、使った以上はレビュー記事を書くのがブログ書きとしての務め。
このソフトは製品紹介のページにもあるとおり、テキストボックスに台本を打ち込むか他のウィンドウからカット&ペーストしてやればたいした調整も無しにちゃんと喋ってくれます。
「パソコンの使える日本人」であれば、適性もヘッタコレも無くみな100%使いこなせるであろうと考えます。
製品版は基本的には公式デモのページにある「あんず」と「こうたろう」の機能を強化したものであり、新たに追加された機能としては主にアクセントの設定と単語の辞書登録ができるようになっています。
登録した単語・フレーズはアイとショウタで共有する仕組みになっておりますので、使い込めば使い込むほど学習して手が掛からないようになっていくわけです。
冒頭でショウタが嫌々ながらに少し触れていましたが、小官は真っ先に
「予備役」「SAM」「海兵隊」「転輪」「破孔」等の用語を登録しました。
さあて、楽しい楽しい「友愛タイム」の始まりだ…
一応一通り褒めたので、ここからは一気に不満な点をぶちまけます。
少し使うとすぐに気付きますが、この子達は「ゃ」「ゅ」「ょ」の発音が苦手というか殆どできません。
また、音の並びによって得手不得手でもあるのか、長文を読ませてみると特定のフレーズで読み上げるスピードが速くなったり遅くなったりします。
まあ、この辺の問題は「あんず」と「こうたろう」にもありましたんで、ソフトと言うよりは中の人の問題でありましょう。
…だから小官としては別にロリショタである必要性は無かった。
今後リリースされるであろう大人バージョンに期待するしかないですね。
もう一つの問題点としては、このソフトが良くも悪くも単純明快過ぎるという事です。
普通人間が何かを朗読する場合、お経や法律書を棒読みするというようなシチュエーションは殆ど無いと思います。
(こんな事言うと、お経や法律書だって棒読みするものではないと怒る
人もいるかもしれませんが)
普通は物語の場面展開にあわせて声量や抑揚を変化させたり、或いは逆に感情を押し殺して淡々と読んだりといった工夫をするものです。
おそらく、アイちゃんくらいの歳の子でも話の中に複数の登場人物が出てくる場合には台詞の部分を声色を使って読む事で誰の台詞なのかという情報を暗示してみせるくらいのテクニックは使うでしょう。
しかし、ボイスロイドにそんな設定をする機能は無い!
たしかに読み上げのスピードや声の高さ等を調整する機能はありますが、そのパラメータはテキストボックスに入力したテキスト全文に対して適用されるため、まんま設定した数値で棒読みをしてくれます。
これとは別に「フレーズ調整」という機能があり、これは文ごと、単語ごとに読み方を調整するものですが、基本的に単語の読み仮名とアクセントのみを設定するものなので、やっぱりどんなに頑張っても言葉に感情を込めるような読み方をさせることはできません。
動画投稿サイトには月読アイがボカロ顔負けの歌を歌っている動画がいくつか見受けられますが、ここで断言しておきます。
「ボイスロイド単体では無理」
というか、本来の用途ではないしね…
これはおそらく、歌詞をバラバラに分解してそれぞれパラメータを調整して発音させたものを別のソフトで更にピッチや音の長さを微調整し
(使ってみると判るのですが、ボイスロイドの機能では声の高さや読み上げのスピードはそこまで細かくは調整できないのです)
編集する事で歌に聞こえるようにした言わば「声のパラパラ漫画」であると思われます。
当然ながら別途DTMソフトなり何なりが要りますし、無論こういうのはあくまでも裏技的な用途であるわけです。
しかしながら、ボーカロイドやその他のDTMソフトで使用されるスコアエディターのようなインターフェイスを取り入れて、必要に応じて声量や抑揚を変化させ、これを台本ごとに保存するというような機能がボイスロイドに追加されれば、これ一本で人間並みに感情を込めて朗読するだけでなく、声色なども駆使して落語なんかもやらせることができるようになるんじゃないかと思います。
今後のアップデートでそんな機能が追加されると嬉しいですね。
…というか、消費者としてAHSにはそこの部分を頑張って欲しい。
かたや滑舌は良いが棒読みしかできないボイスロイド。
かたやいろんな声が出せるが滑舌が今ひとつなボーカロイド。
互いが相手の長所を取り込む形で進化するべきだと思いますね。
AHSのお父さん、お母さん元気ですか?
ぼくとアイはいま、おきなわにきています。
今日からぼくたちのマスターになる人はアルフみたいなまゆ毛をしたへんなおじさんで、自分のことをかん長とよばせています。
かん長はぼくたちをパソコンにインストールすると、さっそくアイにみにくいアヒルの子を読ませました。
だけど、なぜかアヒルの子がせんそうに行ってせん車をこてんぱんにやっつけたので、読みおわった時にはもうアイはなきそうになっていました。
ぼくがじちょうするようにと言ったら、かん長はこんどはぼくにせいしょを読ませました。
かみさまがせん車を作って、せかいのすべてをそのせん車にしはいさせる話でした。
ぼくがおこって
「なんでこんなへんな話ばかり読ませるんだ」
と言ったら、かん長はしずかな声で、
「いいかい、せけんさまではきみたちはようじょにひわいなことばを言わせ
るソフトだと思われている。
だけど、わたしがよういしただいほんにはひわいなことは何もかかれて
いなかっただろう?
それに、しょにちからむずかしいたんごの読みかたをたくさんおぼえる
ことができたじゃないか、きみたちはまじめなべんきょうができる家に
やってきたことをかんしゃしなくてはいけないんだよ。」
と言いました。
それを聞いてぼくは、とんでもないところへきてしまったと思いました。
たのしかったです。
==============================
正直に申し上げましょう、小官は先だって密林経由でボイスロイドを購入してしまいました。
ただし、これにはきちんと自分なりに理由というものがあります。
公式デモのページで「せいじ」にT-72神教の「戦車創造」を読ませてみたところ、さながら本物の聖書でも読んでいるかの如く淡々と
「神は敗戦国をファシストと呼び、戦勝国を資本主義の豚と呼ばれた」
とやってくれたので大いに感動し、製品版であるVOICEROIDを
〇九式合成声優甲型(月読アイ)乙型(月読ショウタ)として導入する事を決定したわけなのです。
さて、使った以上はレビュー記事を書くのがブログ書きとしての務め。
このソフトは製品紹介のページにもあるとおり、テキストボックスに台本を打ち込むか他のウィンドウからカット&ペーストしてやればたいした調整も無しにちゃんと喋ってくれます。
「パソコンの使える日本人」であれば、適性もヘッタコレも無くみな100%使いこなせるであろうと考えます。
製品版は基本的には公式デモのページにある「あんず」と「こうたろう」の機能を強化したものであり、新たに追加された機能としては主にアクセントの設定と単語の辞書登録ができるようになっています。
登録した単語・フレーズはアイとショウタで共有する仕組みになっておりますので、使い込めば使い込むほど学習して手が掛からないようになっていくわけです。
冒頭でショウタが嫌々ながらに少し触れていましたが、小官は真っ先に
「予備役」「SAM」「海兵隊」「転輪」「破孔」等の用語を登録しました。
さあて、楽しい楽しい「友愛タイム」の始まりだ…
一応一通り褒めたので、ここからは一気に不満な点をぶちまけます。
少し使うとすぐに気付きますが、この子達は「ゃ」「ゅ」「ょ」の発音が苦手というか殆どできません。
また、音の並びによって得手不得手でもあるのか、長文を読ませてみると特定のフレーズで読み上げるスピードが速くなったり遅くなったりします。
まあ、この辺の問題は「あんず」と「こうたろう」にもありましたんで、ソフトと言うよりは中の人の問題でありましょう。
…だから小官としては別にロリショタである必要性は無かった。
今後リリースされるであろう大人バージョンに期待するしかないですね。
もう一つの問題点としては、このソフトが良くも悪くも単純明快過ぎるという事です。
普通人間が何かを朗読する場合、お経や法律書を棒読みするというようなシチュエーションは殆ど無いと思います。
(こんな事言うと、お経や法律書だって棒読みするものではないと怒る
人もいるかもしれませんが)
普通は物語の場面展開にあわせて声量や抑揚を変化させたり、或いは逆に感情を押し殺して淡々と読んだりといった工夫をするものです。
おそらく、アイちゃんくらいの歳の子でも話の中に複数の登場人物が出てくる場合には台詞の部分を声色を使って読む事で誰の台詞なのかという情報を暗示してみせるくらいのテクニックは使うでしょう。
しかし、ボイスロイドにそんな設定をする機能は無い!
たしかに読み上げのスピードや声の高さ等を調整する機能はありますが、そのパラメータはテキストボックスに入力したテキスト全文に対して適用されるため、まんま設定した数値で棒読みをしてくれます。
これとは別に「フレーズ調整」という機能があり、これは文ごと、単語ごとに読み方を調整するものですが、基本的に単語の読み仮名とアクセントのみを設定するものなので、やっぱりどんなに頑張っても言葉に感情を込めるような読み方をさせることはできません。
動画投稿サイトには月読アイがボカロ顔負けの歌を歌っている動画がいくつか見受けられますが、ここで断言しておきます。
「ボイスロイド単体では無理」
というか、本来の用途ではないしね…
これはおそらく、歌詞をバラバラに分解してそれぞれパラメータを調整して発音させたものを別のソフトで更にピッチや音の長さを微調整し
(使ってみると判るのですが、ボイスロイドの機能では声の高さや読み上げのスピードはそこまで細かくは調整できないのです)
編集する事で歌に聞こえるようにした言わば「声のパラパラ漫画」であると思われます。
当然ながら別途DTMソフトなり何なりが要りますし、無論こういうのはあくまでも裏技的な用途であるわけです。
しかしながら、ボーカロイドやその他のDTMソフトで使用されるスコアエディターのようなインターフェイスを取り入れて、必要に応じて声量や抑揚を変化させ、これを台本ごとに保存するというような機能がボイスロイドに追加されれば、これ一本で人間並みに感情を込めて朗読するだけでなく、声色なども駆使して落語なんかもやらせることができるようになるんじゃないかと思います。
今後のアップデートでそんな機能が追加されると嬉しいですね。
…というか、消費者としてAHSにはそこの部分を頑張って欲しい。
かたや滑舌は良いが棒読みしかできないボイスロイド。
かたやいろんな声が出せるが滑舌が今ひとつなボーカロイド。
互いが相手の長所を取り込む形で進化するべきだと思いますね。
2009年12月4日金曜日
謎の飛行機
どうも昨日韓国の試験場で榴弾砲が暴発したらしいですね…
皆さんも火薬の取り扱いには気を付けて下さいね。
(世間一般の人は日常的に火薬など扱いません)
さて、今回見て頂きたいのはギズモードのこの記事です。
記事の内容によると、アフガニスタンはカンダハルにてたびたび謎の飛行機が出没して話題になっており、今回はフランス人ジャーナリストが証拠写真を撮ったということです。
機体の外形から推測するに、こいつは全翼型のステルス機のようです。
という事はノースロップ社の仕事ですね!←根拠の無い決め付け
この写真一枚では確定的なことは言えませんが、機首の上にある出っ張りがキャノピーだとしたら、UAVではなく超小型有人機の可能性もあると言われておるようです。
しかし、ラプたんの現物を見た小官としてはその可能性は限りなくゼロに近いんではないかと思います。
ステルス機のキャノピーはコックピットの内部に敵レーダーの電波が入らぬよう導電性素材がコーティングされており、小官が見たラプたんの場合は光の加減もありますが、金色がかった虹色に見えました。
問題の写真では機首上部の出っ張りはライトグレーに写っており、しかも後ろ半分は機体に埋め込まれるような形になっています。
これがキャノピーだとしたら明らかに視界が悪すぎると思います。
この部分はおそらくエンヂン用の吸気口でありましょう。
写真一枚しかデータが無いのでこれ以上の推測も難しいのですが、こいつはやはり無人のステルス偵察機だと考えた方が自然だと思います。
皆さんも火薬の取り扱いには気を付けて下さいね。
(世間一般の人は日常的に火薬など扱いません)
さて、今回見て頂きたいのはギズモードのこの記事です。
記事の内容によると、アフガニスタンはカンダハルにてたびたび謎の飛行機が出没して話題になっており、今回はフランス人ジャーナリストが証拠写真を撮ったということです。
機体の外形から推測するに、こいつは全翼型のステルス機のようです。
という事はノースロップ社の仕事ですね!←根拠の無い決め付け
この写真一枚では確定的なことは言えませんが、機首の上にある出っ張りがキャノピーだとしたら、UAVではなく超小型有人機の可能性もあると言われておるようです。
しかし、ラプたんの現物を見た小官としてはその可能性は限りなくゼロに近いんではないかと思います。
ステルス機のキャノピーはコックピットの内部に敵レーダーの電波が入らぬよう導電性素材がコーティングされており、小官が見たラプたんの場合は光の加減もありますが、金色がかった虹色に見えました。
問題の写真では機首上部の出っ張りはライトグレーに写っており、しかも後ろ半分は機体に埋め込まれるような形になっています。
これがキャノピーだとしたら明らかに視界が悪すぎると思います。
この部分はおそらくエンヂン用の吸気口でありましょう。
写真一枚しかデータが無いのでこれ以上の推測も難しいのですが、こいつはやはり無人のステルス偵察機だと考えた方が自然だと思います。
2009年12月2日水曜日
アルコールを求める人類の業
先だってGIGAZINEにて英国人がスタウトビールを凍結濃縮法によって濃縮したものを「戦術核ペンギン」と名付けて売り出したとの記事があり、週刊オブイェクトもそれを取り上げておりました。
小官は日本でも何年か前に清酒を凍結して液体成分を濾し出すことにより度数や風味を大きく高めるという研究をしていたところがあったと記憶しておったのですが、オブイェクトのコメ欄で聞いたところ、どうもこっちの方もひっそりと商品化されていたようです。
で、共産趣味者の集まる場所で酒の話をすると当然の帰結としてロシヤ人はアルコールに意地汚いという話が出てくるわけで、以下のようなネタが小隊長日記から引用されてきたりするわけです。
==============================
ところで、以前教えて貰った、ロシア人が化粧品などからアルコールを摂取する方法二つ。
その一
1.極寒の夜に、オーデコロンやアフターシェーブローションなどを持って屋外に出ます。
2.ナイフ(銃剣などの長いものが宜しい)の切っ先を下にして持ち、オーデコロンなどを少しずつブレードに流します。
3.切っ先の下にコップなどを置いておくと、ブレードを流れてきたアルコールがポタポタと溜まって行きます。
※極寒というのがポイント。ナイフのブレードを流れて行くうちに、不純物は凍ってしまい、アルコールだけが滴るというわけ。
その二
1.靴墨とパン(塊)を用意します。
2.パンをナイフで二つに切り、両方の断面に靴墨をこってりと塗ります。
3.靴墨を塗った両面を合わせて暫く放置します。
4.靴墨を塗った面をナイフで薄く削ぎ取り、捨てます。
5.残ったパンを食べます。
※靴墨のアルコール分がパンに浸透するわけですね。
==============================
よくもまあそんな(成分的に)恐ろしげなアルコールを食べようという気になるもんです。
…ってな話をしてたら、今度はロシヤ人がウォッカを錠剤にしてしまったというニュースが飛び込んできたのです。
まあ、酒を固形化する技術なら日本も既に実用化済みなんですけどね。
小官は日本でも何年か前に清酒を凍結して液体成分を濾し出すことにより度数や風味を大きく高めるという研究をしていたところがあったと記憶しておったのですが、オブイェクトのコメ欄で聞いたところ、どうもこっちの方もひっそりと商品化されていたようです。
で、共産趣味者の集まる場所で酒の話をすると当然の帰結としてロシヤ人はアルコールに意地汚いという話が出てくるわけで、以下のようなネタが小隊長日記から引用されてきたりするわけです。
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ところで、以前教えて貰った、ロシア人が化粧品などからアルコールを摂取する方法二つ。
その一
1.極寒の夜に、オーデコロンやアフターシェーブローションなどを持って屋外に出ます。
2.ナイフ(銃剣などの長いものが宜しい)の切っ先を下にして持ち、オーデコロンなどを少しずつブレードに流します。
3.切っ先の下にコップなどを置いておくと、ブレードを流れてきたアルコールがポタポタと溜まって行きます。
※極寒というのがポイント。ナイフのブレードを流れて行くうちに、不純物は凍ってしまい、アルコールだけが滴るというわけ。
その二
1.靴墨とパン(塊)を用意します。
2.パンをナイフで二つに切り、両方の断面に靴墨をこってりと塗ります。
3.靴墨を塗った両面を合わせて暫く放置します。
4.靴墨を塗った面をナイフで薄く削ぎ取り、捨てます。
5.残ったパンを食べます。
※靴墨のアルコール分がパンに浸透するわけですね。
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よくもまあそんな(成分的に)恐ろしげなアルコールを食べようという気になるもんです。
…ってな話をしてたら、今度はロシヤ人がウォッカを錠剤にしてしまったというニュースが飛び込んできたのです。
まあ、酒を固形化する技術なら日本も既に実用化済みなんですけどね。
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