たしか小官が厨房の頃、レンタルビデオ屋で見かけたビデオのパッケージに
「タイムスリップしたステルス機がナチスの手に渡ってしまった!」
というものがあったと記憶しております。
…検索した感じではこの映画かと。
ところがどっこい、ナショナルジオグラフィックが大戦末期にナチスが開発中だった全翼機Ho229の実物大モデルを作ってRCSを調べたところ、当時のイギリスのレーダーに対して十分有効なステルス性を有している事が判ったのだそうです。
全翼機のRCSが小さく、敵のレーダーに映りにくいという事はよく知られていて、YB-35フライング・ウィングなんかも実戦に投入されていたら日本軍のレーダーでは捕捉できなかっただろうと言われております。
本機に関しても表面に炭素材の特殊コーティングが施されていた事からステルス機説があったそうですが、今回ナショナルジオグラフィクのリサーチによってそれが裏付けられる事となったわけです。
…うーむ、ナチスドイツのオカルト科学は我々の予想を遥かに超えておったようですな。
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