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2012年4月11日水曜日

次世代の核開発

よりにもよって北朝鮮がやらかそうとしてる時にまたしても馬鹿ポッポがやらかしましたね。

…イランの肩持つ気が無いなら最初っから行かなきゃいいものを。

さて、核開発と言えば日本でレーザー核融合の研究が実用化に向けて大きく前進しましたよ。

また例によって危険厨が騒ぎそうですが、予防線張っておくと核融合研究で広く使用されている重水素と三重水素の反応はエネルギーの大部分が中性子の運動エネルギーという形で出力されるため、同じ量のエネルギーを取り出そうと思った場合、どうしてもより強力な中性子線が発生してしまいます。
これが例えば重水素とヘリウム3といった具合に燃料を選択すれば、もっと制御し易く安全な素粒子の形で出力する事が出来るのですが、現状の高エネルギー技術ではもっとも発火点の低い重水素と三重水素の組み合わせから研究しましょうねってお話になっています。

仮に、実用化したときに技術レベルの未熟さや資源問題からこの組み合わせの燃料を使う事になったとしても、まず点火に強力なエネルギーが必要なために原子炉が暴走するという事はありませんし、中性子線を浴びる箇所の素材をきちんと選択してやれば使用済み核燃料に含まれるマイナーアクチニドや核分裂片のように長期間放射線を出し続ける核種も発生しません。

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