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2012年4月18日水曜日

オブイェクトが再開してました

三代目の上げたロケットはなんとも残念な結果に終わりましたね。
って言うかオブイェクト再開してたのか。

さて、今回は福島の事故が原子力自体ではなくその技術開発の方向性を誤ったために起きたものではないかというお話です

まあ、同様の話題はずーっと前からトリウム溶融塩炉というものを提唱してる人達の間で言われてきた事ではあります。
しかしながら、技術的に必要とされる要素を挙げますと、核分裂炉というものは臨界付近で制御しながら核分裂の連鎖反応を発生させる一方で、これを大量の放射線は通過させないが、そこから発生する莫大な熱エネルギーは速やかに取り出すようなバリアーで封じ込めるということが基本となっておるのです。

そういう観点で考えた場合、運転しながら核分裂生成物を除去できるとされるトリウム溶融塩炉は燃料交換の手数が少なくて済むという長所はありますが、燃料自体が熱媒を兼ねている為、正常な状態でも燃料そのものが炉心から流れ出してきて熱交換器を通っていきます。
…なので必ずしも”絶対に安全”と言い切れるものでもないと思うのですがね。

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