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2012年9月5日水曜日

キルリアン写真の嘘をムーが認めた件

 ギガジンの記者は沖縄旅行にでも行っているのか、今度は奥武山運動公園のところの焼き豚屋さんに行って子豚を丸々一頭食べてきたみたいですね。

さて、今回はかなーり昔からオーラというやつの撮影方法として知られているキルリアン写真のお話ですよ。
こいつの正体は生体からの水蒸気の発散が放電現象という形で写真に写りこんだものではないのかという事は常に言われていたことでしたが、今回のソースはなんとオカルト雑誌として有名なあのムーであります。

扉に近い10頁から13頁にかけてのカラーでの特集で記者は川口友万となっていますね。
以下引用
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 キルリアン写真がオーラを撮影
した証拠だとして挙げられたのが、フ
ァントムリーフ現象である。葉っぱを
半分に切ってからキルリアン写真を撮
影すると、切りとられてなくなった部
分も発光し、元の葉の形を幻影=ファ
ントムのように再現する。それがファ
ントムリーフ現象だ。生体の情報はオ
ーラとして保存されているため、本体
が切りとられたあともオーラは物体全
体を再現するという。
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・・・じゃあ、葉っぱを半分にちょん切ったらその葉っぱはオーラが付いてる方と付いてない方に分かれるのかよ
というくらいの事は素人でも思いつくことですが、川口友万氏はこのあと実際にキルリアン写真の撮影装置を作成し、このファントムリーフ現象の検証を行いました。

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 次にファントムリーフ現象を確認し
てみた。先に葉っぱを切断してから電
極にセットする。ガラス面も洗ってお
いた。葉っぱの付着物が放電しないよ
うにするためだ。放電するとすれば、
半分に切った葉っぱしかない。電圧を
かけると、最初は切断面も含めてコロ
ナ放電が起きた。ここまでは問題がな
い。そのあと、非常に面白いことが起
きた。切断面から弧を描くようにコロ
ナ放電のラインが外へと広がって行き、
まさに切りとられた葉の外周部に相当
する位置で光りはじめたのだ。
 
 ファントムリーフ現象か?しかし
コロナ放電はそこでとどまらず、
さらに外へと伸び、分散したのだった。
 ファントムリーフ現象の正体は水蒸
気の拡散だった。派の内部の水分は断
面部からより強く拡散し、外へと広がって
いく。その一番先端部でコロナ放
電が起きる。水蒸気は曲線を描きなが
ら広がり、やがて切断された葉っぱ
の外縁とほぼ一致
する場所で発光する
瞬間があるのだ。
 モス博士は何千枚
も撮影ミスを繰り返
したのち、ファント
ムリーフの撮影に成
功している。印画紙
を使って、ちょうど
葉の形に水蒸気が
集まったタイ
ミングで撮影す
ることは困難だ
っただろう。だ
がデジタルカメ
ラなら簡単だ。キルリアン写真はあく
までコロナ放電であり、ファントムリ
ーフ現象はオーラの証明にはなrない。
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と、いうわけで残念ながらハンターハンターの念能力みたいなのは残念ながら"少なくとも科学的には"検証不可能な代物で、今のところ創作を超えるものではない。
・・・という記事がオカルト雑誌ですら通ってしまうほどオーラの実在は疑問視されているわけです。
 

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