このブログを検索

2013年6月19日水曜日

化学メーカーはみな軍需企業かよ

 今週は月曜に普天間にアントノフが来るとの情報を入手したんで時間を見て嘉数高台に何度か行ったんですが、オスプレイが二機ローターを回してるだけでいっかな飛ぶ気配が無い。
…こりゃガセネタだったかなと帰ったらその直後に飛来したとの情報が翌日になって入ったので、いやはやなんとも間の悪い事です。

 さて、今回は沖縄市のサッカー場から枯葉剤が出たと騒ぎになっている件についてです。
いつもの反日新聞の記事によると、沖縄市諸見里のサッカー場から米軍が遺棄したとみられる石油くさいドラム缶が数十本見つかり、これに枯葉剤の製造メーカーであるところのダウケミカルの社名が記されていたという事で、周辺土壌にダイオキシン入りの除草剤が大量に染み込んでいる"んじゃないか"という騒ぎになっており、サッカー場の管理者である市の教育委員会が調査を始めるのだそうです。
…が、"かもしれない"という話ならまだしも、内容物の分析結果も出てない時点でこのドラム缶を沖縄に枯葉剤が保管されていた証拠だと言いだすとかこれは勇み足が過ぎるでしょう。

少々ぐぐれば判る話ですが、あの会社は19世紀の末にサラシ粉の製造から始まり、今では農薬や洗剤は勿論、リチウム電池の電極からポリバケツの材料まで手広く取り扱っております。
枯葉剤はあくまでも過去の一時期に特定の顧客に売っていた商品の一つでしかありません。

こういうレベルの事を言い出したら、それこそサランラップの旭化成やシャーウッドの積水ハウスの母体はなんとあの水俣病を起こしたチッソ株式会社であったりするわけなんですが、だからと言ってサランラップは有害物質だなんて話にはなりませんよねぇ?
まあ、そもそもサランラップ発明したのもダウケミカルだしあれは塩素系の樹脂である以上"燃やせば"有害物質が出るというのも事実ではありますが、それは一部の陰謀論者が唱えるような軍部と結びついた大企業が使った人がバタバタ死ぬような危険物を大量生産して民衆に売りつけてるみたいな話じゃありませんし、米軍や大企業を叩きたいがために中身も判らない缶カラを拾ってそういうのとどっこいどっこいの極論を展開してるという時点で、まあお察しくださいという事にしかならんのですが。

0 件のコメント: