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2014年10月30日木曜日

産業祭りのご報告 その1

 以前から楽しみにしとった陸自祭は台風で仕事のシフトが滅茶苦茶になったため行けずじまいだったので、去る日曜にリベンジとばかりに沖縄の産業祭りの最終日に行ってきました。
例年奥武山運動公園の体育館でやってるこういう感じのイベントね

入口の脇にあった沖縄観光コンベンションビューローの展示
こっちは親子ものづくり教室の作品らしい
このごろ産業界に流行るもの、3Dプリンターに
植物工場

…豊富な日光をなぜガラス窓通して取り入れるのではなく、わざわざ一旦太陽電池通して照明装置を点灯させるんですか?
とは、聞かないのがこの場のルールであるらしい。

他方、3Dプリンターに関しては名護の沖高専が潤沢な予算を背景に導入した最新設備を自慢しに来てました。
3Dプリンターと言えば、一般的に樹脂を使用して粗雑なモックアップを生産するモノが大多数であるのに対して、この学校には金属粉末を使用するタイプが導入されておるらしい。
能書きによると200Wのファイバーレーザーを使って、贅沢にもマルエージ鋼で任意の立体を作り出すのだそうな。
コレが出力サンプル。
写真じゃ判りにくいかと思いますが、下の細長いのは腕時計の鎖と同様の構造を継ぎ目のない一本モノとして出力したもので、クネクネと自由自在に曲がります。

どうやらパーツとパーツの間にある程度以上隙間のあるモノならこういう状態でも出力できるらしい。
いつぞやアルミ線で鎖帷子なんぞ作って悦に入っていた小官がアホみたいです。
今一つの流行り物が、こちらの青色発光ダイオード。
琉大から液晶画面に組み込まれるTFT半導体の結晶構造を青色ダイオードレーザーで制御する研究に関して展示がありました。

ただ、小官は産業祭りはやっぱり企業のお祭りだと思うんで
こんなのとか
こんなのとか
こんなのとか
こういうのが好きですねぇ。

…食意地張っててすまんが。
特に個人的には、開発中とされるこのエアイン黒糖ってのがかなり気になります。
凝固の過程で減圧して内部の細かい気泡や糖液の溶存ガスを膨張させるらしいですが、どういうタイミングで減圧すればきれいに固まるとかそういう企業秘密があるんでしょうか。
って言うかどんな味がするモノなんでしょうか?

食意地張っててすまんが。
食意地ついでに、こちらは屋外での氷彫刻の実演。
リゾートホテルばっかりの沖縄に勤めているであろう調理師さん達だけあってショービジネスに相応しいテクを見せつけてくれました。
県民なら誰でも知ってる某有名かまぼこメーカーのテントと基地祭でしか見ないような高カロリージャンクフードの屋台が隣り合わせ。
屋外テント村のこのカオスっぷりがまた産業祭りの魅力っすね。
この三日間で初めてファイナルステージに進出したお客さんが出ました~!
とか騒いでるもんで、ムービーを撮り始めた途端コレですよ。

これは建築鉄筋の会社がご自慢の鉄筋で作ったイライラ棒アトラクションです。
この会社は最近エポキシ樹脂で被覆した鉄筋というモノを生産し始めており、能書き通りならこいつで骨組みを作った家屋は海の中に立ってても30年は中の鉄筋が膨張してコンクリが割れるなどという事にはならんそうです。

もう少し見て回ったんですが、残りの画像はその2に続きます

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