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2012年6月14日木曜日

和製ステルスの現状

・・・PDF化しようと思って糊を焼き剥がししといた軍事研究が三冊くらいず~っと積みっぱなしになってます

このまんまだと紙が日焼けしてとても悲しいことになる公算が高いのですが中々作業する気になれないし作業する気になっても仕事でまとまった時間が取れなかったり。

いっそブログはもちろんネトゲも半年くらい休んで電子化待ちの雑誌や単行本を全部片したいきぶんなんですが、やっぱしそいつをやる気が出ない

 愚痴ばっか言っててもしょーもないので、芸術家を自称する男が自分の飼ってた猫をはく製にしてヘリに改造して飛ばしたという猟奇的なんだかシュールなんだかわかんないネタにふれつつ、軍事研究の最新号でもふれられてた和製ステルスの話をしてみようと思います。

このネタの内容に関しては丸の7月号にライトニングⅡたんとの絡みで詳しく簡潔に書かれた記事が載っていますが
・あくまでも日本の技術でステルス戦闘機が作成できるか検証するための実験機
・サイズはT-4練習機程度
・本物の戦闘機ではないのでエンジンとウェポンベイは実装しない

・・・まあ以前から出ている話でそんな目新しいというわけでもありません。
軍事研究の今年4月号の別冊として出ている世界のステルス戦闘機というムックにも元空将補の宮脇俊幸という方が日本の将来戦闘機についての記事でこのネタに触れておりますが、まあそこまでぶっ飛んだ野心的な計画というわけでもなくラプたんをアップデートしましたってのと同じくらいのレベルの機体を日本独自で開発しようという感じです。

ただ、やっぱ最強の敵は予算だよな。

 仮にうまい事アメリカと同等のエンヂンを自主生産できるようになったとしても、まあそんな安くなる道理もありませんし、ライトニングⅡたんと一緒に今のファントムのごとく貧乏くさく何十年もこき使われることになるであろう事は判り切っています。

なので心神をベースにF-3を開発しようと言うのなら、別に第六世代戦闘機なんて大それたものを目指して現在盛り込むべきとされている以上の要素を無理やり詰め込む必要はありませんが、耐用年数の長さやエアフレームそれ自体の拡張性の高さというところに少し重心を移して、最悪第七世代戦闘機が出て来る頃まで貧乏くさくアップデートしながら航空自衛隊の主力を担えるようなタフな設計をしてほしいと思うところであります。

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