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2013年3月6日水曜日

テレパシーは先端技術の産物?

 今週末から彗星が見られるらしいです。
晴れた日の夕方に東シナ海の海岸線が良く見える場所に行けば見られるって話なので、何かの間違いで撮影に成功したら一応このブログに写真をアップしますね。

 さて、勘の良い人なら彗星という時点でもうお察しでしょうが今回は久々に科学の話題です。
ここでちょいと山本弘氏の著書UFOはもう来ないから引用してみます
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『もうひとつ、テレパシーについてお話ししておきます。私たちも、他の異星人も、地球人にテレパシーを送ったことは一度もありません。なぜなら、テレパシーというものは存在しないからです』
 千里はもう驚かなかった。ショックで頭がぼうっとなっていたせいもあるが、神がいないことに比べれば、テレパシーが存在しないことなど当たり前で、驚くべきことでもないように思われた。
 代わりに大迫が質問した「それも科学的に証明されているんですか?」
『はい、他人に意志を伝えるには、音や光や電気信号など、必ず何か情報を伝える物理的な媒体が必要です。意志だけを直接他人の脳に送る事は不可能です。事実、この銀河系のどこにもテレパシーを使える種族はいません』
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…まあ、以上は創作ですが地球の科学者達の見解も概ねそんなところです。
ただし、ここには当然の事ながらある抜け道が存在します。
つまり二つの脳を物理的ではあるが非言語的な手法で接続すれば…具体的には一方の脳波を他方へ送ればテレパシーそのものは不可能でも、限りなくそれに近い事を技術的に実現できる可能性はあるわけです。
で、このほどアメリカはデューク大学でそれを可能にするかのような基礎研究の成果が発表されたとの事なのです。

しかしまあ、脳に電極を埋め込んだり一方通行で信号を送ったりと中々に非人道的な香りのする研究なので、人間で実用化するにはちょーっと大きな問題があるような気もします。
ただ、脳に埋め込んだ電極をパソコンに接続して毎日同じ信号を流し続ければ楽して早稲田に合格できるというような話になると、一定の割合で確実に悪魔に魂売り渡す人が出てくるだろうなとは思いますが。

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