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2015年5月31日日曜日

オール沖縄の正体見たり民主党

何度も申しわけありませんが、今度もまた翁長一派の件です
まずはこちらの画像に注目。
これは17日の県民大会の参加者が23日のタイムスに寄稿した…まあ言ってしまえば日記です。
そして、ご注目いただきたいのはこの赤枠で囲った箇所
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 連合沖縄の大城会長が紹介されると、小生の後に座っていた初老の紳士が「やまとぅの民主党をしっかりさせろよ」と叫んだ。
誰からともなく、初老の叫びに賛同の拍手が起きた。
佐藤優氏が、知事公室長の任期を1年残して外務省入りをしたいきさつを話だすと「又吉ー沖縄を売るのかー」。
翁長知事が前知事の埋め立て承認から辺野古が…と話しだした時、すかさず「仲井間知事は県民に謝罪しろー」。
両方とも初老の紳士の掛け声だった。
炎天下の厳しい暑さの大会だったが初老の周りでは3回にわたり溜飲を下げる拍手が沸いた。
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まず、保革を超えたオール沖縄が云々という趣旨の大会でただ単に思想の方向性が微妙に違うとか前の知事の話をされたとかいうネタに短絡的に反応して罵声を上げるような方は、不良老人とは言っても紳士とは呼ばないのだよという事はさておき…

「やまとぅの民主党をしっかりさせろよ」

はい、言質頂きました。
「やまとぅの民主党をしっかりさせろよ」

 多少知恵の回る人なら、知事選で翁長の応援に小沢一郎が来ていたこと、そもそもこいつが中央で政権を簒奪した手口というのが、国家財政の健全化より自分の権益が大事という性質の議員を郵政造反組とか称して自民党を裏切らせて議席を確保した事…
そして、当の翁長にしてからが自民県連の選挙対策を担う立場にもかかわらず、先の知事選ではサヨク政党におもねって自民県連を裏切ったというようなファクトから当然の帰結として
「ま~た同じ手口で商売してやがる」
と、推定するものなのですが、オール沖縄だのひやみかち革命だの言って翁長を応援してる下品なアジテーターが口にする言葉が
「やまとぅの民主党をしっかりさせろよ」

…その民主党が沖縄に対して何をしたのか、もうお忘れなんでしょうかね。
まず、財閥の馬鹿息子にしてサロンコミュニストのぽっぽからして、前政権がアメリカや沖縄とも時間をかけて利害を調整してなんとか妥当なところへ落とし込んだ辺野古への移設という話をひっくり返した張本人でしたし、その後任のすっから菅は、沖縄県の領域である尖閣諸島で日本国の主権を侵犯した中国人を海上保安庁が拘束したところ、宗主国におもねりたいという思惑から光の速さで駆けつけて法を捻じ曲げ犯罪者を釈放させるという滅茶苦茶を仕出かしてくれました。

 ちなみに、先の仲井間知事ですが、ルーピー鳩山馬鹿ぽっぽが"日本国総理大臣として"県外移設を提唱したために
「本当に可能ならさっさとやってくれ」
とやった事を言質と看做されて、民主が下野した後に現実の見えてる安倍に従った事を公約破りだの民意を裏切っただのと喧伝されて知事を辞めさせられたわけなんですが…

ヒエラルキー上内閣総理大臣は県知事より上位であり、なおかつ基地問題に関する案件は一国の主権を護る為の防衛という手段についての問題である以上、本来的には日本政府のお情けを受けて県民にとってベターになる方向性を提示させて頂くという以上の事はできんのです。

残念ながら、制度上民主党が政権を取ったら民主党に従い、自民党がそれを奪還したら自民に従った仲井間知事には何の瑕疵もありゃしません。
逆に、那覇軍港を人口密集地の浦添に移設するのはOKで普天間基地を過疎の名護市東海岸に移設するのは勘違いしたプロ市民に便宜を図る必要があるからNGだなどというダブスタを、県知事に与えられた権限を踏み越えてまで強行しようとする方がよっぽど蝕法的な行為なんですが。
それゆえに、知事選の後に出てきたこの種の如何わしいプロパガンダは実際のところ、翁長とその支持者がてめえらの背信行為についてよく知っている自民県連の人間を沖縄から追放してしまいたいという本音がイヤというほど透けて見えるわけなのです。

で、当の馬鹿ぽっぽはよく調べもせずに軽口叩いて、結果普天間基地を受け入れてくれそうな場所は結局辺野古しか無かった為にゴメンナサイして内閣総理大臣を辞める羽目になったくせに…
こうやって、ほとぼりが冷めたら沖縄の人間を食い物にして政界に復帰するために講演会を開きに来るという破廉恥さ。

更には、翁長自身(今更ああいう事を言っても振興費欲しさの詭弁としか受け取られないのだが)沖縄独立なぞ有り得ないと言った傍から、数年前から頭のおかしい自称知識人が立ち上げた琉球独立学会が名護に入り込む支離滅裂。
しかも、幸福実現党の反翁長の横断幕とそろい踏みのカオス。

 では、そうやって(政権奪還の踏み石として食い物にしようとしているとはいえ)沖縄にすり寄るふりをしている民主党の現状はどうかと言うと…
安倍総理
タイムスに朝鮮じみた悪意的なセンスが鼻につく風刺漫画を描かれながらも、かりゆしウェアを受け取る。
更に自民党本部では
 
恒例の沖縄物産展が開かれ大勢の国会議員がかりゆしウェアを買っていった模様。
他方民主党
下部組織の民主県連から勧められたにもかかわらず門前払い。

…鳩山の空約束が民主党下野のきっかけになったから沖縄は嫌いだというトラウマがあるのか、東京でかりゆしウェアを着てるのは自民党だから同じに見られると党内の結束が揺らぐという考えがあるのかは知らんが、
「沖縄だけ特別扱いできない」だそうな。

オール沖縄だ、琉球民族のアイデンティティだと喚いてる輩がこういう政党を応援してるとは実に皮肉な話ですな。

その皮肉という言葉で思い出しましたが、
これもまたやっぱりヒエラルキーで上位にある県知事の指示に愚直に従っただけの浦添市長を、例によってサヨク政党が公約破りだと決め付けて叩いてた件は
やっぱ予想通り無事に否決されましたとさ。
そりゃそうでしょうよ、民意民意と言いさえすればダブスタで法も破り捨てていいみたいな話が通るわけないですもん。

…加えて言うと、"何故浦添市で"こういう話になったのかという事も
あたしゃうっすら判るような気がします。
だって、この赤丸を付けたサヨク空白地帯が浦添市ですもん。

こういった一連の動きについてですが、私はこれは明らかに沖縄の外部から持ち込まれたまずイデオロギーありきの如何わしい政治活動であると"断言"できます。
この周辺の土地でいちばん危険なのは曲がりなりにも民主主義が通用するアメリカ軍ではなく、身の丈に合わない野望を実現するために頼まれてもいないのに沖縄を解放しようと軍拡を進めている赤い山賊だという個人的な意見は置いておくとしても、このようなファクトがあるからです。
重要なのはこの赤枠で囲った箇所
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 今回、沖縄の人たちの考え方に変化を感じた。
日本人とは異なる歴史背景を持つ民族だというアイデンティティーが明確になり、日本との溝が深くなっている。
 この考え方は10年前、いや琉球独立を取材した3年前も主流ではなかった。それが今では広く浸透している。
こちらが何も言わなくても、沖縄の人たちは琉球王国の歴史を語り出す。
「日本とは違う」という意識を強く感じる。
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…お判りでしょうか?
だいたい辺野古に常駐してるのは本土からやって来るプロ市民であって沖縄人じゃねーよという事を別にしても、三年前まで大方の人が信じてなかった話が"今は深く浸透している"ってのは、元々当の沖縄人ですら抱いていなかった認識を執拗な宣伝活動によって後発的に植えつけた証拠に他なりません。
しかもその根拠になるのが、かつての琉球王朝時代には士族の男性くらいしか学問を許されなかったという黒歴史を隠蔽して明治日本の公民化教育を批判するような人種が、てめえの反日史観を正当化するために文献からチェリーピッキングしてきた記述だというのだから、全くお話になりません。
残念ながら、サヨクはこういう具合に口先だけで沖縄の人に同情するふりをしながら、実際には政争のために利用してやろうという、実際に詐欺師以外の何者でもない輩なのです。

とまあ、こんな具合で沖縄の民意を騙って"疾走"を続ける翁長県政ですが、やっぱやり過ぎをしてしまったようで

 

他ならぬサヨクマスコミから胡散臭い人事の件について叩かれ始めているようです。

まあ、そうなったらそうなったで、やっぱり自民党出身の政治家は信用できないと露骨な印象操作を始めるのが今からでも判るような気がしますが。

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