四畳半電波塔読者の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
こっちはこないだの日曜 軍板に侵入するため宮崎の東で短波アンテナを出してたら、通りすがりの日本のガレー船にハッケソされてなかなかにスリリングでありました。
さてと先任、今週も始めるぞ。
艦長…
つかみでそれを使ったということは今回は一体何のネタですか?
いよいよおまちかね「超不都合な科学的真実」だ。
またまたぁ…ダマされませんよ?
今回はマジだ。
ってかあと二章だけなのにいつまでもほったらかしにしておくと二年越えになりかねんからな…
はいはい、ええと第九章のタイトルは…
「三次元世界で不可避の時間の流れを超越するために
思考回路のタイムラグをいかに最小限に留めるか」
ってなってますね。
…なんだか怪し気な能力開発セミナーみたいです。
この章は二節構成になっているな。
最初のが「原因と結果が同時に存在すること」
ここは誰の研究成果を引用するでもなく、実質的にケイ・ミズモリ氏の独演会となってるな。で、二節目が「因果律の謎」
大阪大学の政木和三って博士が超能力少年の公開実験を行った話が出てる。
ちなみに、この政木和三って人については賛否両論あるみたいだが、
まあ要するに普段から宇宙人だ超能力だと言ってる人みたいだな。
先っぽに磁石を入れた振り子で前世を占ったり、新型の磁気治療器で難病を治したり…
で、何ですか元々は化学畑の人で反オカルトもいいとこだったとか…
かなりありがちなパターンですね、これは。
彼のことは置いといて、まず最初の節の内容を要約してみよう。
というか、この節の結びの部分にまんま結論があるので、これを引用しておこう
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つまり、この3次元の世界では、頭の中で予定したことと、それが実際に結果として表れるまでの間にタイムラグがある。ところが、それ以上の次元になると、直線的な時間の概念は存在しない。つまり、原因と結果が同時に存在するのである。直線的な時間の概念は物質世界(3次元)特有のもので、それゆえに我々は多くのことを困難と考えがちなのだ。
各界で世界的に活躍している人の多くはそのタイムラグを最小に留める思考回路を、無意識、あるいは意識的に持っている。物質世界に住む我々にとって、そのような思考回路を持てるのは一種の才能である。しかし、それができるのは、こうした人に限られているわけではない。そして、設定した目標とそれが成就するまでのタイムラグの差は、その人の意識、能力、努力によって短縮させることができるのだ。
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…中々ズルい論理展開の文章だね。
ええ、まず前段で頭の中で予定したことと、それが実現するまでの間にタイムラグがあるなんて言ってますが、本当はこの「タイムラグ」の間には「予定に従って行動する」って過程があるんですよね。
そこをすっ飛ばしておきながら後段では、設定した目標が成就するまでのタイムラグは意識や能力努力で短縮できるって…
本旨は「原因と結果は同時に存在する」じゃなかったんですか?
なのに、どこからともなくイメトレ?の話にすり替わっちゃってる。
で、政木博士の件についてだが…
大学の学祭で小学生を使って公開実験をやったのだと。
四年生が全速力で走りながら「答えになれ」と言って二次方程式の書かれた画用紙とクレパスを投げたら、答えが書かれてたのだと。
なんでも、政木博士はおなしような実験を何百回もやってその結果をちゃんと確認してるんだと。
80から90年代にかけて流行りましたよねぇ、そういうの。
薬瓶を振るだけで錠剤が瓶の蓋をすり抜けて出てくるという中国の人は大槻教授と対決してあっさりマジックであることを看破されちゃいましたが。
というかね…
「政木和三」でぐぐったら関連検索に
政木和三ゴルフ 政木和三逮捕 政木和三フーチ 政木和三wiki
政木和三空気エンジン 政木和三超能力 政木和三呼吸法
政木和三バイオソニック 政木和三Mリング 政木和三インチキ
なんなの、このカオスは。
あたしゃもうイヤになったよ。
あとは読者の人の自助努力に任せようよ。
結局そうなるんかよ、うちの艦長は!
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