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2008年10月1日水曜日

ちうごく、電磁力浮揚装置の開発に成功か?

 ワイアードでペイント弾ガトリングやら超強力レーザーポインターやらの記事を読んでた小官は気付くと画面の前で変にニヤニヤしとる自分に気付きました。
…あ、勿論近所迷惑になるような事をやらかすつもりは無いですよ?

さて、そのワイアードにはこのような記事が掲載されておりました。

 記事の内容によるとエゲレスの科学者Roger Shawyer氏が提唱する「推進材を一切必要としない電磁推進」の開発に中国の工業大学が成功したというのです。

…既存の物理理論に基づくと、推進力を得るには推進材を加速した際の反作用を用いる必要があるのですが、Roger Shawyer氏の提唱するこの装置ではマイクロ波のエネルギーだけで推力を得る事が可能だと言うんです。

で、記事の一部を引用すると、
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Shawyer氏は、これは永久機関とは異なると反論している。エンジンとその内側のマイクロ波には別の基準座標系が適用されるので、運動量保存の法則とも矛盾していないというのだ。この大きな挑戦は、頭から切り捨てる人は別にして、実際に検討する姿勢を持つ人には受け入れられていると、Shawyer氏は語る。
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とか
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さらに同氏の研究は完全に、アインシュタインを正しいとする立場に立っている。というのも、同氏の装置で推力が得られるのは相対論的効果によるもので、単純なニュートン物理学の立場では起こりえないものと主張しているからだ。
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といった感じです。

…小官が思うに、これはニュートンムックで言うところの
「誰から見ても光速度は変わらないのです」
という事をかなり冒険的な手法で展開したもののように思われるのですけどね。

まあ、「本当に推力が得られるとしたら」凄いことなんでしょうが。

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