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2009年1月7日水曜日

NASAのセンスがなんか痛い話

 うちで使ってる回線が遅いもんで暫く敬遠しとったら、去年のうちにアニメ版ヘタリアの放送日時が決定しとったようです。
1月24日の25:52〜26:00キッズステーションにてって…
ケーブルテレビかよ。

まあいいや、あとでDVDでも出たらそっちの方を買いましょう。

 それは置いといて、テクノバーンにコロンビア関連のネタが少し出てるので今回はコレを紹介したいと思います。

 まずはコレ。そもそも「宇宙事故犠牲者のエンブレム」なんて初耳ですが、何でしょうねこのデザインは…モノホンらしからぬ厨房臭というか、ぶっちゃけ「ガンダムっぽい」なーんかアイタタです。

 ところがバカバカしーのはこの辺まで。
公開されたコロンビア事故についての最終報告の内容は実に生々しく…
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フェーズ2からの続き(全体で15.5分)

GMT 13:59:24
「ヒューストンへ、こちらコロンビア、タイヤの空気圧に異常が発生したというメッセージが表示されている。それとヒューストンからの最後のメッセージが聞き取れなかった」

GMT 13:59:29
シャトルの自動操縦機能が規定限界値を超える。左翼の破壊がエルロンにまで波及(この後、シャトルは14:00:18まで空中回転状態となる、重力加速度は3.5Gまで到達)

GMT 13:59:31
シャトルからのデータダウンリンクが途絶

GMT 13:59:32
「ラジャー(了解)」コロンビアからの最後のメッセージ

フェーズ3(46秒)

GMT 13:59:33
FCS CH4に関連してマスターアラーム

GMT 13:59:37
シャトルの異常ピッチ動作が開始

GMT 13:59:46
デブリAが剥離(恐らく左側OMSポッドカバー)

GMT 13:59:52
デブリDが剥離(恐らく左側OMSポッド)

GMT 14:00:02
デブリB/Cが剥離(左翼の一部)

GMT 14:00:05
GPCシグナルが途絶

GMT 14:00:11
OMSタンクから燃料漏れ
ビデオ映像での軌跡の色が変化

フェーズ4(35秒)

GMT 14:00:18
機体の最終崩壊プロセスに突入
電気系統がダウン(インターコム、生命維持装置、その他全ての乗員モジュールの機能がダウン)
シャトルが格納庫ハッチ、乗員モジュール、機体本体の3つに分解

GMT 14:00:25
乗員モジュールが複数個に分解
一時的に乗員モジュールの重力加速度が1Gにまで低下

GMT 14:00:35
乗員モジュールの気圧低下が開始

GMT 14:00:53
乗員モジュールが最終崩壊プロセスに突入
上部デッキとミドルデッキが分離
乗員モジュール内が外気に露出

フェーズ5(17秒)

GMT 14:00:59
乗員モジュールの気圧低下が完了

GMT 14:01:10
乗員モジュールが更に複数個に破片に分解
地上観測ステーションから乗員モジュールの捕捉が困難に

フェーズ6(約35分)

GMT 14:35:00
乗員モジュールの全て破片が地上に到達
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 はっはっは、いやー実に怖いですね。
こんな恐ろしい事を淡々と書き連ねる事が出来るなんて、一体どういう神経なのでしょう。
まあ、事実を淡々と示さなきゃ報告書にゃならないんですが…

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