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2011年11月2日水曜日

また危険厨が騒いでいるようですが・・・

 福島第一の二号炉で放射性キセノンが出たとの事でまた騒いでる人が居るようですね。

ただし、元の記事では注意深くも再臨界ではなく"核分裂の可能性"という表現を使い、放射性ヨウ素や中性子は検出されず、他の物質が間違って検出された可能性も示唆しております。

まあ、東電としては念のためという事でホウ素を注入したようです。
だったら最初っから再臨界の可能性を潰すためにホウ素を入れとけって話になるかも知れませんが、多分再処理施設のフィルターに負担を掛けるとかでできれば水だけで冷やしたいって事もあるのでしょう。

ただ、今後も似たような事が起こったときに騒ぎかねない人のために言っておきますが、今回のようなケースだと仮に再臨界が起こった場合、オクロの天然原子炉と同様の仕組みで反応体に染み込んだ汚染水が常に沸騰し続ける水準に発熱量が自動的に制御されてしまうため、同位体とか中性子以前にまずそれだけの発熱が起こるはずです。

…当然の事ながら、そういう水準の臨界で核爆発ってのも、まああり得ません。

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