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2009年3月25日水曜日

年増の厚化粧

 先週、久しぶりにオブイェクトへ行ったらばボーイング社が発表したイーグルの新型「サイレントイーグルたん」についてのスクープが紹介されてました。

…イーグルにステルス性を付加した改良型って
間違いない、自衛隊に売りつける気満々だ!

問題の記事でサイレントイーグルの件がおまけ扱いでしかなかったりするのは全然誤差の範囲内です。
ええ、当然ですとも。

で、前後してキヨさんysaki氏ジャック天野氏などがこの話題を取り上げております。

 テクノバーンで紹介されてる写真を見た感じでは、レーダー波が到来すると想定される方角に対して垂直に切り立っている胴体側面と垂直尾翼に角度を入れることでRCSを低減したような改装が為されている事が見て取れます。
でもって、胴体横に増設されたコンフォーマルタンク(テクノバーンでは「コンフォーマルタンク型のウェポンベイ」となってますが。)の下面と側面にミサイルを納めることで、合計四基のミサイルを胴内にしまい込んだ状態にする事ができるみたいです。

って、記事の題名が「ストライク・イーグルのナゾ」ってコラー!
誤訳ってレベルじゃねーぞ。

 それは置いといて…
肝心のステルス性ですが、ぶっちゃけ「垂直な角を排除しただけ」なんで、まあミサイルを搭載してない状態のホーネットとどっこいじゃないかと小官は考えます。

そうなると次期F−X候補としてはどうも弱過ぎるような気がします。
そもそもイーグル自体かなり古い機種ですんで、せめて十年前ならいざ知らず、今更こんなのを出されてもやっぱり「年増の厚化粧」というのが妥当な評価かと。

 ステルスの本家筋であるアメリカまでもがこのレベルでステルス機を名乗るのを見てると、どうしても某所で見かけたコピペを思い出してしまいますので、今回はそれをオチにしたいと思います。

F-15 SEの事か ああ知ってる
…知ってるか?ステルス機には三通りのタイプがある。
「多少RCSが小さいだけ」
「RCS優先で他がおざなりになっている」
「高いレベルで両立に成功している」
この三つだ。
あいつは…

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