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2007年3月19日月曜日

たのしい核物理学講座その1~鉄板とカリホルニウムとマイクロニューク

林信吾祭りはまだ賑わっているようです。
http://obiekt.seesaa.net/article/36100514.html

最早何が何なのやら…

で、問題の「反戦軍事学」とかゆーすんばらしい本は未だに入手しておらんので、 (辺境ゆえの物流の問題か、それともけっこうアカイ方であるわが県の文壇に於いてすら残念な人の書いたネタ本と認識されてるのか)
関連記事を書くこともできましぇーん!

このままだと、このブログではあの愉快な「逝け面闘士」と対面することは金輪際無さそうですが、かと言って何も書かないというのもアレなんで、ちょっと前にに新書店で読んで吹きそうになった本からネタを拾ってくることに致します。

副官      :「艦長、超兵器『鉄板原爆』接近であります!!」
http://www.goma-books.com/archives/2006/07/post_482.html
ハインフェッツ:「ちっ、ダーティボムかよ。」
副官      :「いや、原ば…」
ハインフェッツ:「貴様、士官学校に逆戻りしたいのか?」

なんてコントをやってても理系でない人にはかなり判り辛いと思います。
問題の本の内容にしても、問題作というのは明らかに誇大広告で、実質的にはいかにも正義や平和といった単語を軽々に使うような人たちが好きそうなものでして…
ただし、「なるようになるさ」という連中に任せておいたらこの国は悲惨なことになるというメッセージはとおぉぉーくから聞こえてきます。
…というような書評も文系の人達に丸投げしときましょう。
(それはそれで恐ろしい事になりそうな気もするんだが)

で、ここまで駄文を連ねた挙句、小官が何を言いたかったのかと申し上げますと、この本に出てくる「鉄板原爆」なる兵器について考証しようってわけです。

問題の本には
「テロリストがどこにでも仕掛けられる超小型原爆」
としてこの未来兵器が登場するわけですが、内容を読んだ限りでは
・チタン板の中に放射状のトンネルが彫ってある
・その中には兵器級ウランのパチンコ玉と高性能爆薬が仕込まれている
という仕組みで、雷管に電気を流すと、ウランのパチンコ玉はトンネルの中央部で「ごっつんこ」して臨界量を突破し、ボンバイエする… ってなシロモノらしいです。
アホか?核物理学なめんじゃねぇ!!

…とかキレてもいっかな話が進まないので、それでは
「具体的にウランをどーすりゃボンバイエできるのよ」
といったあたりからはじめようと思います。

さあ、「たのしい核物理学講座」の始まり始まり~ パチパチパチ
(こういう題名の本に限ってたいてい分厚いだけでクソ面白くもありません)
まーね、最新のニュースでは
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200703051748
こんなのがあって、その中身は
http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0405_2.htm
多分こんなものだろうなんて話もしながら、いいかげん長くなったので今日は予告編だけにしておきましょう。

ま、気長に付き合って下さい。

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