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2008年5月7日水曜日

くそガスと低公害車の話など

小官が昔読んだ椎名誠の「アドバード」というSF小説のつかみの部分に、バイオガスが調理用熱源として使用されている描写があり、バーの店主が酒のつまみに赤貝だかなにかの料理を出してきて、
「本当はチリチリに焼けた鍋で一気に炒めるのが美味いのに、このくそガスじゃぜんぜん火力が足らん」と文句をたれ、ホステスにお下品だと嗜められるくだりがありました。
しかし今や時代が追いついたとでも言うべきか、昨日の読売にバイオガスの記事が載っておりました。
なんでも中国が発酵タンクの普及を進めており、日本のベンチャー企業が調査したとか、年間五百元の燃料代が浮くけど、三千元くらい要るのでまだまだ設置が進まないとか。

…ちなみに小官が考えておるのは、可燃ゴミや下水処理の活性汚泥を不完全燃焼させて一酸化炭素を作り、これを元手にFT法で軽油や灯油を得るというやり方ですね。

で、小官は前に電波解析の記事で低公害車についてどうのこうの言ってたわけなんですが、ワイアード見たらちょっとびっくりするような話が載ってました。
プリウスのバッテリーを魔改造してリッター53キロ走るようにしたという一体どこまでが本当なのかわかんないネタです。

まあ、そこのところ翻訳がどうもあやふやなので、確定的な事は言えませんが、こいつが「プラグインハイブリッド車」というやつであれば純粋にガソリンで走るわけではないのでこの燃費も解らないではありません。
うん、なかなかに良さげな感じですね。

ただ、ワイアードの記事の方は
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この上どんな動きを見せれば、自動車メーカー各社はPHEVの商機の大きさに気付くのだろうか? 自動車メーカーがPHEVに対応しないうちに、大口の顧客はサードパーティーに金を払って車を改造してしまうだろう。自動車メーカーは何をぼやぼやしているのか。
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と締めくくられていますが、小官が「プラグインハイブリッド車」でぐぐったところ、こんなページが引っかかってきました。
去年の7月に既に他ならぬ正規メーカーであるトヨタがやってます。

…あーあ!

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