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2009年4月3日金曜日

田中芳樹作品来たり

 なんかね、ここんところ朝日のまわし者が2ちゃんを荒らしていた事が白日の下に曝されたり、中国ではいつかの 台湾の事件でもあるまいに放射性物質が屑鉄として溶鉱炉に入ったらしいという話が出てきたりと耳を疑うようなニュースばっかですね。

それはそうと、昨日NHKでタイタニアがやってたんで今回はその観想を述べたいと思います。
銀英伝のファンとしては触れぬわけにもいきませんので。
小官は某所で「戦闘シーンが酷い」との話を聞いていたんで、これは銀英伝のOVAもひるむような初期手塚プロ並みの戦闘シーンが展開されるのかと思っておりましたが、実際のところ3DCGなんかも使われており、絶対値としては銀英伝よりはるかにマシでした。
むしろ銀英伝をあのクオリティで作り直してくれ。

…まあ、現代の映像技術の水準からいえば少々予算不足っぽいかもしれませんが、それでも深夜アニメとしちゃ平均的な水準です。
むしろあれ以上を求めると、どんどん派手なエフェクトを投入して良からぬ方向へ流れてゆきそうな気がしますんで、小官的には好印象でしたね。

で、肝心のストーリーですがタイタニア一族のサイドは銀英伝で言うなら腹黒メルカッツにビッテンフェルト、ミュラー、オーベルシュタインとフレーゲル(だってイドリス君いちいち小物っぽいんだもん)が部下についているという感じ。
ヒューリック提督に関しては、作者の人はヤン提督を意識したのかも知れませんがあのお気楽さや当然の如く敵艦隊に火計を仕掛けるところとか考えるとあれはどう考えてもアッテンボローです。

まあ、同じ作家だからと言って銀英伝ほどの大作がそうそう出るとも思えませんので、期待せず比較せずに見た方が楽しめると思います。

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