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2009年4月15日水曜日

中国取り込み策か?

 こないだのラプたんを切った然り、オバマ政権はひたすらコストを削減する事に力を入れているようですが…
なんかね、シャトルが退役した後オリオンまでのつなぎとして神舟を使えないかというが出てるみたいです。

なんでも、本来は一回あたり一億ドルくらいでソユーズをレンタルする予定だが、神舟の方がだいぶお安いので中国と提携できれば大幅なコスト削減になるんだとか。

でも、一回の打ち上げで一億ドルですよ?
一ドル百円で勘定しても百億円。
ソースによって開きがありますが、ラプたんが一億三千万ドルでF2が百二十億ですから高めの戦闘機一機分くらいの値段じゃないですか。
ホールドレン博士は「信頼性の面からも十分である」なんて言っているようですが、ソユーズのレンタルでも十分安い上に、神舟は基本的にソユーズのコピーとは言え、帰還カプセル以外の部分はかなり改造されてた筈ですし、現時点で有人ミッションの実績は5号から7号までの三機のみなので、信頼性とコストを両立しようと考えると普通はソユーズを選ぶと思います。

…にもかかわらず何故神舟という選択肢が出てきたかという事を考えると、これは天宮計画の関係で今から中国を取り込んでおきたいという戦略があるんじゃないかと小官は考えます。

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